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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

日本発!“核生体サイクル”が始まろうとしている

2011年08月31日 | フクシマ原発震災
 ▼ 日本発!“核生体サイクル”が始まろうとしている

 (略)

 ▼ 核燃料サイクルの代わりに「核生体サイクル」で国民を脅迫し、新たな利権をつくる。これが原発推進派の自民党の真の狙い
 物騒な小見出しをつけました。
 でも、そのとおりです。政治家、官僚ともに完全に思考停止、自明性さえ失ってしまったのです。
 政府の連中こそ、無政府状態を作り出しています。

 中立派(私には、そのように映る)のアーニー・ガンダーセン氏は、もうひとつ重大なことを訴えています。
 それは人類の未来を左右することなるはずです。
 放射性汚染がれき処理法が成立してしまいました。
 民主党は、ねじれを避けるために、自民党の出してきた、このとんでもない法案を通してしまいました。
 この法案には、原発の周辺など汚染が著しい地域のがれきをはじめ、それ以外の地域でも、放射性物質が一定の基準を超えるがれきは国の責任で処分を行うことが盛り込まれています。
 つまり、国がどのようにも焼却処分できる、という法律です。

 自民党は、日本を原発大国にして今回の世界的なカタストロフィーの元をつくっておきながら、実際に放射能事故が起こり、世界中の大気や海を汚染させ、日本人の体だけでなく、世界の人々も被曝させただけでは飽き足らず、放射性廃棄物の焼却によって、これから何度も人々を被曝させ、何度も土壌や海洋を汚染させようというのです
 これこそ、殺人政党、自民党の真骨頂です。

 ガンダーセン氏は、放射能に汚染された廃棄物を燃やして、大気中に放出してしまえば、二重、三重に世界を汚染させ、人体を被曝させることになる、と深刻な見方をしています。
 もちろん、その通りなのです。
 煮ても焼いても放射性粒子が消えてなくなるわけではないので、結局、希釈されて、世界中に拡散するだけです。
 たとえると、小さな子供が大浴場の湯船に浸かっているときに、尿意をもよおして我慢できずに湯船の中で放尿してしまう。
 でも、たいていの子供は周りの人に悟られないように、知らん顔しています。
 しかし、正直な子供は、自分の前を手でかき混ぜます。
 それを見た親御さん以外の大人は、「おうっ」と小声で言って、そこからから遠ざかろうとするかもしれません。
 そうです、日本の政府は「お風呂でオシッコをして手でかき混ぜる正直な子供」と同じです
 でも、そのオシッコが皮膚から吸収されると病気になったりします。

 本来は、福島第一原発周辺に集めて、焼却もせずに、ひたすら静かに保管し、拡散を防がなければならないのに、わざわざ焼却して、大気中にばら撒こうというのです。
 焼却は一回ではありません。何度も何度も行われるのです。
 日本人の多くは、このことを本当に理解していません。
 まるで、日本の政治家も、国民も未開のジャングルに住んでいる呪術師のようです。

 「祈れば放射能も消える」…。
 国挙げてのお炊き上げをやろうというのでしょうか。

 福島第一原発で、先に取り上げた「亀裂から水蒸気」のようなことが起こらず、今後、1年、2年かけて少しずつ放射性物質の放出量が減っていけば、本格的な土壌の除染に踏み切ることができます
 近いうちに大きな地震が起こると地震学者は口を揃えて警告していますが、今日、今この瞬間を見る限り、少ずつではありますが、収束に向かっていることは確かなのでしょう。
 やっと土壌に降り注いだり、海洋に垂れ流したりしていたのが止まるのです。
 後は、生物濃縮の経過観察をしっかり行い、食べ物に細心の注意を払っていければ、希望の光が見えてきます。
 しかし、そんなときに、放射能に汚染された大量のガレキを燃やしてしまって、「なかったことにしてしまいたい」というのです。「臭いものに蓋」をして、なかったことにしてしまえば、嫌なものを見なくていいからです
 これが日本の文化です。

 確かに、目の前で悪臭を放っていたガレキは、燃えて見えないところ(大気中)に消えていくでしょう。
 しかし、ガレキは煙に形を変え軽くなって、日本の国土を再び大規模に汚染するのです。
 「今度こそ、SPEEDI情報を、ちゃんと出せよ!」です。
 でも出さないでしょう。

 このままでは、太平洋も、遠く外国の国土も深刻な汚染に見舞われるでしょう。
 そうした二重、三重に放射能によって傷めつけられた土壌から取れた農作物、それを飼料として肥育された牛や豚、それらからできる牛乳、乳製品。
 そして、鶏、鶏卵、それを加工して作ったマヨネーズなどの加工食品。
 放射性物質が海洋に長期間にわたって降り注ぎ、すべての川・海の及び、そこに棲む海産物を汚染し、生態系の頂点にある私たち人間が、それを食べるのです
 政府は、そのたびに食品や飲料水の暫定基準値を、じりっじりっと引き上げていくのです。
 実に、首にロープをかけられて、少しずつそのロープを引っ張る、というような怪奇映画に出てくる哀れな被害者が私たちなのです。
 しかし、その恐怖は一回では終わりません。
 私たちや動物の排泄物は、再び土壌に浸透したり、海洋に流されます。

 福島第一原発の周辺にそっと保管しておけば、悪さをしないのに、わざわざ、それを叩き起こして生態系全体を汚し、「年寄りから順番に汚染された食品を食べろ」ということに等しいのです。
 何もせず、そっとしておけば、悪さをしない放射性汚染廃棄物。
 それを、人間が、わざわざ掘り起こして悪さをさせようとしているのです。

 そして、その汚染をまたまた除染しようとして、莫大な税金が投入されるのです。
 しまいには、日本の国民は、除染のために、せっせと税金を納めなければならなくなり、税金の奴隷、国の奴隷になるのです。
 それが主に自民党がまとめた放射性汚染がれき処理法です。

 そして、それは本当に通過しました。
 果たして、自民党が次なる利権の構造を作ろうとしていることに気づいている人が何人いるでしょう。
 ▼ 2011年10月から佐藤雄平知事のリコールが可能になる
 福島第一原発からは、ウラン換算で広島原爆の20~30発分
 ストロンチウム90で約2.5個分、放射性ヨードで約2.5個分。
 そしてセシウム137で、何と168個分がすでに大気中に放出されているのです。
 大気中です、大気中。海洋放出分は分りません。
 そして、福島第一原発が、これから何ヶ月、いや何年、放射性物質を大気中、海洋に放出するのか推定さえできていないのです。
 チェルノブイリの事故の規模と比較するより、米ソ冷戦時代に行われた核実験、そして中国が日本を始め周辺諸国に知らせることなく行った核実験の数々。
 これらの実験から放出された総量と、福島第一原発から放出される総量を比べたほうが、放射能汚染の実感が掴みやすい、なんてことになってきたりします。
 間違いなく、この法律によって、さらに日本の人口は減るでしょう。世界の人々の寿命も短くなるかも知れません。
 もっとも、日本は、これから始まる世界各国からの国際賠償裁判によって、そのときを待たずに破滅しているかもしれません。
 そして、中国に併合…。
 これこそ、悪夢、最悪のシナリオですが、これが原発を背後でコントロールしているグローバリスト・ユダヤと国際原子力マフィアの世界統一へのワンステップかもしれません。
 「核燃料サイクル」を選ぶか、「核生体サイクル」(核生態と言い換えてもいい)を選ぶか、日本の国会議員と官僚は、国民に二者択一を迫っています。
 第三の選択は、もちろん福島県の浜通りを核廃棄物処分場・保管場にすることです。
 そこに一括集中管理・保管して、300年間、寝た子を起こさなければいいのです
 私たち日本人と同様に、被曝の恐怖に晒されている世界中の人々は、それを求めています。
 そのしごく当然なことが行われれば、原発さえ収束すれば、徐々に安心した暮らしを取り戻せるようになるかもしれません。
 もちろん、福島県の浜通りの人たちは北海道に移住して、その農畜産業の技術を活かしていただき、日本最大の食糧供給の担い手になっていただくのです。
 福島県を中心とする広大な地域を除染するには、800兆円という試算があります。

 800兆円…。

 除染は、山間部、耕作地は不可能です。できません。
 児童と妊婦を徹底的に守るために、そうした人たちには、コンクリートやアスファルトの多い都市部に移住してもらい、国が快適な住居を提供する。
 そして、学童の暮らし周りだけを徹底集中して除染することが大切です。まさに時間との勝負。これは、政府が今までと違って事態の深刻さを認め、やる気を出せば難なく100%達成できることでしょう。
 福島県の人たちは幻想を見せられています。それは、「やって来ない未来」という幻想です。
 800兆円もかけずとも、第二の福島県を日本国内につくることのほうが容易でしょうに。
 いつまでもグスグスしていると、被災者の人たちは、その気概さえも無くなっていくでしょう。障害が顕在化してくるかもしれません。
 問題は何ですか?

 現行の知事と日本のメンゲレ博士の排除から始まります。
 2011年10月から佐藤知事のリコールが可能になります。
 そすれば、佐藤雄平が座長に据えた、「これだけ大規模な(人体)実験ができてワクワクしている」とのたまわった完全にクレージーな日本のメンゲレ、こと山下俊一も排除して裁判にかけることができるでしょう。
 このことは、日本というより、むしろ世界が望んでいることだということを福島県の有権者には分っていただきたいと思います。
 もう、隣町が、どうのこうの、世界最悪の、そのまた極悪人の一人、佐藤雄平の「放射能のガレキは他県に」などと言っている時間はないのです。
 放射性物質は日本から出て、世界中を徘徊しています。
 行政の長に当たる者は、「日本だけでなく、世界を汚染から守る」という視点を持って欲しい。
 その視点がないと、解決できません。

 放射性汚染がれき処理法…

 おそらく、この法律の骨子を固め、草案を取りまとめた官僚たち、そして、これを嬉々として受け入れた考えなしの自治体の首長たちは、子供のときに、温泉場の大浴場の湯船の中で放尿し放題だったのでしょう。
『カレイドスコープ』(Sun.2011.08.28)
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-817.html

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