<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
今国会に、自民党は▲ 「国旗損壊罪」を盛り込んだ刑法改正案を提出するようだ。
これに対し、武蔵野美術大学の志田陽子教授は「美術手帖」によせた批判文で、「是が非でも『愛国心』を形成しようという意図があるのかと思わずにはいられない。」と述べている。
コロナ禍中、間もなく卒業式が始まるが、以前「東京新聞」(1月25日)の記事でお知らせしたように、東京都教育委員会はあくまでも体育館で、「国歌斉唱」をやるとした「文書」を各学校に出している。
ただし、歌詞つきのCDを流し、歌わないが、不起立教職員は処分するという。
神奈川では1月27日に「通知」が出され、「国歌斉唱や校歌斉唱については、式次第に位置付けること。ただし、飛沫の飛散防止の観点から、歌唱は控えること」等としている。
教職員に対する対応はまだ出ていないという。
(以下の大阪は、少し長いですが是非お読みください)
大阪では、1月21日に「関係府立学校 教職員」宛に「令和2年度卒業式における国歌清聴について」(通達)が出された。(直接教育長が教職員に出している。また「清聴」なる言葉が出てきた。)
そこには、
「国旗掲揚及び国歌斉唱は、児童・生徒に国際社会に生きる日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てるとともに、国旗及び国歌を尊重する態度を育てる観点から学習指導要領に規定されているものである。」
そして、2011年に制定された条例により
「教職員は起立により斉唱を行うことが定められている」
とした後、
今回の2020年度卒業式には、
「コロナ感染症対策を徹底する観点から・・式場内のすべての教職員は、国歌は起立して清聴すること。」
と述べてある。
そのため校長・准校長宛に「職務命令をおこなうこと」とする「通達」を出している。
また「別添」「Q&A」には、事細かにその対応が指示されており、「報告について」の項目には、
「(1)職務命令違反行為があった場合には、校長・准校長は別紙により速やかに報告すること。
(2)判断に迷うような場合、は教育庁教育振興室に相談すること。」
とまで書いてある。
こうしたことが、「自由で民主的」と言われるこの国で公然と行われているのである。
これでは教職員たちは、学校という「思想監獄」の中に入れられ、卒・入学式のたびに「踏絵」を踏まされているようなものではないか。
その延長線上にあるのが「日本学術会議」の6人の任命拒否であり、今回の「国旗損壊罪」である。
イギリスのサミュエル・ジョンソン(1709~1784。シェークスピア研究家でもあった)は表題にかかげた言葉(「愛国主義はふらちなやつらの最後の隠れ家」)で有名だが、最近の自民党や公明党の酷い不祥事連鎖をみていると全くその通りだと思わざるを得ない。
また、サミュエルはつぎのような言葉も残している。「腐敗した社会には、多くの法律がある。」
どうやら日本社会は新しい夜明けを待っているようだ。
下記集会にご参加下さい。「<特別決議>東京五輪は即刻中止すべきである」も採択する予定です。
永尾俊彦さんの最新著『ルポ「日の丸・君が代」強制』も販売します。
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<講 師> 早稲田大学・岡田正則教授(学術会議で任命拒否にあった)
<現場からの報告>
<場所>文京区民センター 2階2A
(JR水道橋駅下車10分、地下鉄春日駅すぐ)
<資料代>500円
<主催>都教委包囲首都圏ネットワーク
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.
今国会に、自民党は▲ 「国旗損壊罪」を盛り込んだ刑法改正案を提出するようだ。
これに対し、武蔵野美術大学の志田陽子教授は「美術手帖」によせた批判文で、「是が非でも『愛国心』を形成しようという意図があるのかと思わずにはいられない。」と述べている。
コロナ禍中、間もなく卒業式が始まるが、以前「東京新聞」(1月25日)の記事でお知らせしたように、東京都教育委員会はあくまでも体育館で、「国歌斉唱」をやるとした「文書」を各学校に出している。
ただし、歌詞つきのCDを流し、歌わないが、不起立教職員は処分するという。
神奈川では1月27日に「通知」が出され、「国歌斉唱や校歌斉唱については、式次第に位置付けること。ただし、飛沫の飛散防止の観点から、歌唱は控えること」等としている。
教職員に対する対応はまだ出ていないという。
(以下の大阪は、少し長いですが是非お読みください)
大阪では、1月21日に「関係府立学校 教職員」宛に「令和2年度卒業式における国歌清聴について」(通達)が出された。(直接教育長が教職員に出している。また「清聴」なる言葉が出てきた。)
そこには、
「国旗掲揚及び国歌斉唱は、児童・生徒に国際社会に生きる日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てるとともに、国旗及び国歌を尊重する態度を育てる観点から学習指導要領に規定されているものである。」
そして、2011年に制定された条例により
「教職員は起立により斉唱を行うことが定められている」
とした後、
今回の2020年度卒業式には、
「コロナ感染症対策を徹底する観点から・・式場内のすべての教職員は、国歌は起立して清聴すること。」
と述べてある。
そのため校長・准校長宛に「職務命令をおこなうこと」とする「通達」を出している。
また「別添」「Q&A」には、事細かにその対応が指示されており、「報告について」の項目には、
「(1)職務命令違反行為があった場合には、校長・准校長は別紙により速やかに報告すること。
(2)判断に迷うような場合、は教育庁教育振興室に相談すること。」
とまで書いてある。
こうしたことが、「自由で民主的」と言われるこの国で公然と行われているのである。
これでは教職員たちは、学校という「思想監獄」の中に入れられ、卒・入学式のたびに「踏絵」を踏まされているようなものではないか。
その延長線上にあるのが「日本学術会議」の6人の任命拒否であり、今回の「国旗損壊罪」である。
イギリスのサミュエル・ジョンソン(1709~1784。シェークスピア研究家でもあった)は表題にかかげた言葉(「愛国主義はふらちなやつらの最後の隠れ家」)で有名だが、最近の自民党や公明党の酷い不祥事連鎖をみていると全くその通りだと思わざるを得ない。
また、サミュエルはつぎのような言葉も残している。「腐敗した社会には、多くの法律がある。」
どうやら日本社会は新しい夜明けを待っているようだ。
下記集会にご参加下さい。「<特別決議>東京五輪は即刻中止すべきである」も採択する予定です。
永尾俊彦さんの最新著『ルポ「日の丸・君が代」強制』も販売します。
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2021年「2・7総決起集会」
~国家権力による学問と教育の支配を許さない~
~国家権力による学問と教育の支配を許さない~
<講 師> 早稲田大学・岡田正則教授(学術会議で任命拒否にあった)
<現場からの報告>
・東京五輪反対の闘い<闘いのスローガン>
・義務制
・高校
・特別支援学校
・セアート勧告について
・コロナ下の地域での取り組み
・共同行動の仲間より
・「日の丸・君が代」強制・処分反対!<日時>2021年2月7日(日)13:00開場 13:30開始
・「10・23通達」の撤回!
・学術会議任命拒否を撤回しろ!
・国家権力による学問・教育への介入・支配を許すな!
・コロナ感染を拡大するGO=TOキャンペンは中止しろ!
・東京五輪は即刻中止しろ!
・コロナで明らかになった給食無償化の実現!
・ITC教育・ギガスクールよりも30人学級の実現!
・敵基地攻撃能力保有・軍拡・9条改憲反対!
・若者を再び戦場に送るな!
<場所>文京区民センター 2階2A
(JR水道橋駅下車10分、地下鉄春日駅すぐ)
<資料代>500円
<主催>都教委包囲首都圏ネットワーク
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
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