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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

全国学習・交流集会実行委員会による文科省交渉の結果から

2017年09月30日 | 増田の部屋
 ◆ 都教委「五輪読本」問題、文科省(スポーツ庁)回答
皆さま
 増田です。7月24日の文科省交渉において***以下の回答を得、再質問をしました。その回答が添付です。
 7月24日には【学習読本の記載につきましては「子どもたちへのわかりやすさの観点から、現在の表記、『国旗国歌』としている」と聞いております。】と文科省の担当者が答えたので、
 てっきり、文科省は都教委に聞いたものと思い込んでていたのですが、「読本」を作成した都教委に直接、聞かずに「組織委員会の担当者」に聞いた、ということなのでした。「東京都教育庁に改めて確認した」そうですけど、どうして、直接、聞かなかったんでしょうね?
 「参加NOCのほとんどが国を母体としているため、ほぼNOC旗=国旗、ほぼNOC歌=国歌となっている」って、爆笑モノの迷言(笑)ではありませんか?
 オリンピック憲章の精神=オリンピズム精神なんか、全く理解できない東京都教育庁!? 「NOC旗≠国旗、NOC歌≠国歌」こそが重要なところでしょう!
 ただ、現在の劣化しきった裁判官は「そうだ、そうだ、実際に『ほぼNOC旗=国旗、ほぼNOC歌=国歌となっている』んだから『オリンピックでは国旗・国歌』と表記してもいいよ!?」と言いそうな気が…
 ***********************
 Ⅲ-3.オリパラ教育についての再質問

 <貴回答>
 3.オリンピック・パラリンピックに関するご質問についてご回答申し上げます。
  まず(1)について、オリンピック競技大会に参加する国、地域のオリンピック委員会は、大会組織委員会の求めに応じて、事前にその旗、歌を届け出る必要があり、国の場合は、国旗と国歌を登録し、一部地域から参加する場合は、国旗国歌とは異なる旗と歌を登録しております。(都教委)学習読本の記載につきましては「子どもたちへのわかりやすさの観点から、現在の表記、『国旗国歌』としている」と聞いております。
 <再質問>
 (1)「国の場合は、国旗と国歌を登録し」と回答されたが、オリンピック憲章その他のどの規定に、「国の場合は、国旗と国歌を登録」する、と定められているのか、具体的に教えてください。
 (再回答)
 IOCによって決められていると、公益財団法人東京オリンビック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、組織委員会という。)から聞いています。具体的な規定については非公表とのことで、スポーツ庁では保有していません
 (2)都教委『オリパラ学習読本』について「子どもたちへのわかりやすさの観点から、現在のように、『国旗・国歌』としている」と、都教委から「聞い」た、①日時、②方法(電話? メール? その他?)、③誰が言ったのか、名前と役職名、の3点を教えてください。
 (再回答)
 改めて組織委員会に確認したところ、東京都教育庁の見解ではなく、組織委員会の担当者が判断し、回答したとのことでした。
 それを踏まえ、組織委員会及び東京都教育庁に改めて確認したところ、「オリンピック競技大会に参加する国・地域のオリンピック委員会は、大会組織委員会の求めに応じて事前にその旗、歌を届け出る必要があり、参加NOCのほとんどが国を母体としているため、ほぼNOC旗=国旗、NOC歌=国歌となっている。」との回答を得ました。
 (3)文科省は、オリンピックで使用される「旗・歌」について「国際組織委員会に届け出る」ものと認識しており、「地域から参加する場合は国旗・国歌とは異なる旗と歌を登録して」いることを認識しているのですから、『学習読本』という教材に「(表彰式では)『国旗・国歌』としている」という「現在の表記」は誤っている、ということを認識できているはずです。にもかかわらず、都教委に対して「誤っているから訂正を」という指導をしていないのは、
 ① 「子どもたちへのわかりやすさ」を重視すれば、誤ったことを教えてもよい、という認識からですか?
 ② そうではない、という場合、文科省が都教委に対して「『学習読本』における『(表彰式では)『国旗・国歌』という「『現在の表記』の誤りは訂正が必要である」という指導をしないのは、なぜですか?
 (再回答)
 組織委員会が公表している開催都市契約大会運営要件では、開・閉会式及び表彰式で使用する旗・歌については、「国旗」、「国歌」とされており、スポーツ庁として表記が誤りであると認識していません
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