ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
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★ 都教委にだけは
説教されたくない!
:T.T.0629(ひょうたん島研究会)
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いささか旧聞に属するが、5月11日(土)の朝日「社会面」の記事「教委・国、若手教員へ支援策続々」について、雑感を書く。記事の筆者は、氏岡真弓(編集委員)・山本知佳・本田由佳の各記者。
最初に、褒めたいと思う。褒める方が、気分はいい。
この記事、前半と後半に分かれていて、前半の冒頭は以下のとおり。
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│ 「教育実習で行った小学校が『1倍速』だとしたら、赴任した学校は『3│
│倍速』だった」。昨年、関東地方のある県に教員として採用されながら12 │
│月で退職した男性(24)は言う。 │
└─────────────────────── ──────────┘
読めば分かるとおり、当事者の声が紹介されている。この記事に限らないが、朝日の「社会面」の記事、現場の声を反映したものには良い記事が多い。「学校現場」だけでなく、「医療」や「運輸」の話題にしても!
ところがこの記事、後半がいけない。紹介されているのは、「現場の声」ならぬ「都教委・鳥取県教委・文科省の声」。鳥取についてはよく知らないし文科省についてはスペースがないので、ここでは触れない。都教委についてだけ書く。以下は、記事からの引用。
┌──────────────────-──-─────────────┐
│ この3月には若手教員との接し方などを助言するガイドブックを作成し │
│た。そのなかで、「どんな先輩・上司が尊敬できないか」を若手5280人にア │
│ンケートした結果を紹介。「指導するときに感情的(高圧的)になる」「人 │
│によって態度を変える」「相談しづらい雰囲気を常に出している」との回答 │
│が多かったとし、「感情的、高圧的な態度をとる先輩や上司は尊敬されない」│
│と指摘している。 │
└───────────────────--──────────────┘
この文章、ぼくには、「都教委はしっかり仕事をしてるのに、現場がダメだから若手教員が辞めていく」と言ってるとしか読めない。まるで、「上から目線のお説教」だ。
「感情的、高圧的な」都教委にだけは、説教されたくない!(24/05/20早朝)
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