★☆ 本当はコワイ 教育基本条例案 ☆★
「とにかくいっぺん変えてほしいねん」これは貧困と格差にあえぐほとんどの大阪に住む人々の切実な思いです。しかし、維新の会が提案している教育基本条例案で大阪の教育は本当によくなるのでしょうか?
★ 学校がなくなる
・・・地元の学校が次々と廃校に!
いま、地元の府立高校では、経済的・家庭的にシンドイ生徒や、さまざまな事情を抱える生徒たちが、協力したり助け合ったりしながら勉強やクラブや行事に取り組んでいます。それなのに、教育基本条例案は、3年連続で定員割れした高校はつぶすとしています。しかも、募集人員を少なくすることさえ禁じています。何が何でも高校をつぶして教育予算を減らすつもりなのです。
小学校や中学校では、すべての学校の学力テストの点数をHPで公表するとしています。塾や家庭教師派遣会社などはここぞとばかりに宣伝につとめるでしょう。そして、人気のない学校はここでもつぶされていきます。地域によっては、遠くの小学校や中学校に通わなければならなくなるのです。
★ 先生もいなくなる
・・・ いつ、だれが、クビになるかわからない!
橋下知事の3年間で教育予算は583億円削られました。さらにできるだけ安上がりにしようと非正規の先生を増やしています。
教育基本条例案では、無理やり校長に低い評価をつけさせ先生たちをクビにできるようにしています。情熱を持った先生の卵たちは、競争と命令の教育基本条例案に嫌気がさして大阪で就職することを躊躇しはじめています。
このままいけば、大阪からいい先生はいなくなっていしまいます。
★ 子どもたちはどうなる
・・・弱肉強食の世界へ!
教育基本条例案の競争は、サッカーの試合のように、次はがんばろうと思えるようなものではなく、競争に負けたものは、打ちのめされ、さげすまれ、人間としてのプライドまで奪われてしまいかねないものです。そのときに用意されている言葉は「自己責任」です。
私たちは、取り返しのつかないことが起こる前に、もう一度教育基本条例案を見る必要があるのではないでしょうか。
「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪全国集会実行委員会
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