<転送歓迎>
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」の渡部です。
すでにメールでも流れていますが、
5月2日付けの「毎日新聞」に、都立三鷹高校の土肥校長が、都教委が06年4月に出した「職員会議において『挙手』『採決』等の方法を用いて職員の意向を確認するような運営は不適切であり、行わないこと」とした通達を出したことに対し、「教職員が『何を言っても意味がない』と思うようになり、活発な議論がなされなくなった。教員の意見が反映しにくくなった。」「教育現場で言論の自由が失われている」として、都立高校長会(4月11日)で、通知撤回を訴えたことが、出ました。
このことは、遂にここに至り、都教委の強権的な支配が明らかにほころび始めたことを意味しています。
にもかかわらず、都教委は「一部の校長が反対したとしても、全体に出した通知を撤回することはない」と、強がっています。
(しかし、決して一部の校長ではないから、土肥校長は発言できたのです。)
本日(5月8日)朝、「河原井・根津さんらを解雇させない会」では、この記事と、先日都教委に出した質問に対する都教委の回答を入れたビラを都庁前でまきました。(15人余りが参加しました)
多くの都庁職員が受け取り、800枚のビラは予定時間前に無くなってしまいました。
ビラのもう一つの内容の「質問に対する都教委の回答」については、次のようなものでした。(若干要約しています。)
①署名や要請(書)はどのような検討の下、教育委員会に届けないと決定したのか。
(回答)処分に係る要請書等については、所管課である人事部職員課において適正に事務処理されているが、個別の案件に係る事務処理の詳細については、回答を控えさせていただく。
②署名や要請(書)は、懲戒分限審査会のメンバーには届けたのでしょうか。届けないとしたら、その理由をお聞かせ下さい。
(回答)①と同じ。
③当会が3月14日に提出した請願書は、28日の教育委員会定例会までに、教育委員の方々に届けられたのでしょうか。
(回答)①と同じ。その後に「なお、請願書は東京都教育委員会請願処理規則等に基づき適正に処理されている。」と続く。
④2月以来、「君が代」処分をしないよう要請をしようとする私たちに対して、都教育委員会がしたことは、阻止線を張り、警備員や職員を配置して、それを阻止するという、常軌を逸した対応でした。・・都教委は、なぜ、批判を聞こうとしないのですか。
(回答)要請等については、適正に対応している。
⑤・・・3月28日に30階で抗議をする私たちのことを指して、金井任用課長は「これから30階に行って、からかってくるか」との言辞を吐きました。・・・直ちに、事実を明らかにし、謝罪することを求めます。
(回答)人事部職員課職員は、様々な要請・苦情等に対し、常に誠実・適切な対応をしていると認識している。
全く、(回答)になっていません。
とりわけ、際立っているのは、⑤の回答です。
事実を明らかにしないばかりか、「常に誠実・適切な対応をしている」と述べています。
全く、不誠実・不適切の極みです。
ここには「説明責任」も何もありません。
このような(回答)は世間で通用するはずがありません。
ここに、いかに都教委が異常な体質になっているかがよく表れています。
おごりと都民無視以外の何物でもありません。
ビラまき終了後、この間顔見知りになった
都教委の警備員や職員と和やかに話をしました。
「ほらここに記事が載っているでしょう」
「そのビラは頂きました」
「いかに都教委がおかしいかと言うことですよ」
「はあ、しかし私達に言われてもどうにもなりません」
「では、また」
「ご苦労様でした」
都教委の足元でも明らかにほころびが見られます。
またこの間、「朝日新聞」では、<掘る 「石原銀行」の危機>が連載されています(本日で7回目)。
この中では、いかに石原が都政を私物化し、その結果膨大な債務を作り出すようになったかが暴露されています。
東京では今、「潮止まり」を経て、「新たな潮流」が生まれつつあります。
そして、石原や中村都教委の内外から火の手が上がり、彼らは「四面楚歌」状態になりつつあります。
「強制・弾圧は闘いを生み広げる」のです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」の渡部です。
すでにメールでも流れていますが、
5月2日付けの「毎日新聞」に、都立三鷹高校の土肥校長が、都教委が06年4月に出した「職員会議において『挙手』『採決』等の方法を用いて職員の意向を確認するような運営は不適切であり、行わないこと」とした通達を出したことに対し、「教職員が『何を言っても意味がない』と思うようになり、活発な議論がなされなくなった。教員の意見が反映しにくくなった。」「教育現場で言論の自由が失われている」として、都立高校長会(4月11日)で、通知撤回を訴えたことが、出ました。
このことは、遂にここに至り、都教委の強権的な支配が明らかにほころび始めたことを意味しています。
にもかかわらず、都教委は「一部の校長が反対したとしても、全体に出した通知を撤回することはない」と、強がっています。
(しかし、決して一部の校長ではないから、土肥校長は発言できたのです。)
本日(5月8日)朝、「河原井・根津さんらを解雇させない会」では、この記事と、先日都教委に出した質問に対する都教委の回答を入れたビラを都庁前でまきました。(15人余りが参加しました)
多くの都庁職員が受け取り、800枚のビラは予定時間前に無くなってしまいました。
ビラのもう一つの内容の「質問に対する都教委の回答」については、次のようなものでした。(若干要約しています。)
①署名や要請(書)はどのような検討の下、教育委員会に届けないと決定したのか。
(回答)処分に係る要請書等については、所管課である人事部職員課において適正に事務処理されているが、個別の案件に係る事務処理の詳細については、回答を控えさせていただく。
②署名や要請(書)は、懲戒分限審査会のメンバーには届けたのでしょうか。届けないとしたら、その理由をお聞かせ下さい。
(回答)①と同じ。
③当会が3月14日に提出した請願書は、28日の教育委員会定例会までに、教育委員の方々に届けられたのでしょうか。
(回答)①と同じ。その後に「なお、請願書は東京都教育委員会請願処理規則等に基づき適正に処理されている。」と続く。
④2月以来、「君が代」処分をしないよう要請をしようとする私たちに対して、都教育委員会がしたことは、阻止線を張り、警備員や職員を配置して、それを阻止するという、常軌を逸した対応でした。・・都教委は、なぜ、批判を聞こうとしないのですか。
(回答)要請等については、適正に対応している。
⑤・・・3月28日に30階で抗議をする私たちのことを指して、金井任用課長は「これから30階に行って、からかってくるか」との言辞を吐きました。・・・直ちに、事実を明らかにし、謝罪することを求めます。
(回答)人事部職員課職員は、様々な要請・苦情等に対し、常に誠実・適切な対応をしていると認識している。
全く、(回答)になっていません。
とりわけ、際立っているのは、⑤の回答です。
事実を明らかにしないばかりか、「常に誠実・適切な対応をしている」と述べています。
全く、不誠実・不適切の極みです。
ここには「説明責任」も何もありません。
このような(回答)は世間で通用するはずがありません。
ここに、いかに都教委が異常な体質になっているかがよく表れています。
おごりと都民無視以外の何物でもありません。
ビラまき終了後、この間顔見知りになった
都教委の警備員や職員と和やかに話をしました。
「ほらここに記事が載っているでしょう」
「そのビラは頂きました」
「いかに都教委がおかしいかと言うことですよ」
「はあ、しかし私達に言われてもどうにもなりません」
「では、また」
「ご苦労様でした」
都教委の足元でも明らかにほころびが見られます。
またこの間、「朝日新聞」では、<掘る 「石原銀行」の危機>が連載されています(本日で7回目)。
この中では、いかに石原が都政を私物化し、その結果膨大な債務を作り出すようになったかが暴露されています。
東京では今、「潮止まり」を経て、「新たな潮流」が生まれつつあります。
そして、石原や中村都教委の内外から火の手が上がり、彼らは「四面楚歌」状態になりつつあります。
「強制・弾圧は闘いを生み広げる」のです。
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