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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「萩生田ペーパー」の作成者は当時の文科省担当の課長補佐であることが分かっている

2019年11月11日 | こども危機
 ◆ 安倍首相の野次と言い訳 (東京新聞【本音のコラム】)
前川喜平(まえかわきへい・現代教育行政研究会代表)

 六日の衆院予算委集中審議。萩生田光一官房副長官(当時)の加計学園獣医学部新設への関与を示す「萩生田ペーパー」の作成者について質問する今井雅人委員に、安倍首相「あなたが作ったんじゃないの」と野次を飛ばした。
 このペーパーには「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」という萩生田氏の発言も記録されている。
 「侮辱だ。謝罪せよ」と求める今井氏に安倍氏は「座席から言葉を発したことは申し訳なかった」と一応謝ったが、その際に次のような言い訳をした。
 「今井委員はこれを誰が作ったかと聞いたが、文科大臣はあずかり知らないから答えようがない。誰か分からないのだから、誰だって可能性がある。だから今井委員ということだってある」
 この発言は事実に反する。この文書の作成者はすでに分かっているからだ。

 二〇一六年十月二十一日に高等教育局長が萩生田氏と面談した際のやりとりを、担当の課長補佐が聞き取った上で作成した。それは文部科学省が認めている
 当時の義家弘介文科副大臣はこの件で萩生田氏に「謝罪」した際、「萩生田副長官の名前を出してことにあたる傾向があった」と説明した。
 もし本当にそんな職員がいるなら、当然厳重に処分すべきだ。萩生田大臣はなぜそれをしないのだろう?
『東京新聞』(2019年5月19日【本音のコラム】)

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