◆ 「道徳の教科化」に反対する討論集会
日時:4月21日(火)18時30分~20時30分
場所:杉並区立産業商工会館・講堂(3F)
(JR線阿佐ケ谷駅5分/地下鉄丸の内線南阿佐ケ谷駅3分)
2014年2月17日に下村博文文部科学大臣は、中央教育審議会(中教審)に「道徳に係る教育課程の改善等について」を諮問しました。
10月21日に中教審は「道徳の時間を『特別の教科道徳』として位置付ける」などを内容とする「答申」を行いました。
2015年2月4日、文科省は特別の教科「道徳」についての学習指導要領の「改訂案」を発表しました。
そして、小学校は2018年4月から、中学校は2019年4月から本格実施する、としています。
道徳を教科化すれば、「教科書」の使用が義務づけられ、「目標」に応じた「内容」の達成が「評価」の対象となります。
行政権力が学校を通して、生徒個人の内面にまで入り込んできます。
「道徳の教科化」の危険なねらいについて徹底討論しましよう。
主催:都教委の暴走をとめよう!都教委包囲・首都圏ネット(090-5415-9194)
都教委包囲・首都圏ネットのプログ http://houinet.blogspot.jp/
2014年2月17日に下村博文文部科学大臣は、中央教育審議会(中教審)に「道徳に係る教育課程の改善等について」を諮問しました。
これは、教育再生実行会議の「第一次提言」を踏まえて文部科学省内に設置した「道徳教育の充実に関する懇談会」が前年にまとめた「報告」を承けたもので、道徳教育の現状の「問題点」を指摘した上で、①道徳の教科化②検定教科書の導入③教員の研修及び教員養成課程の改善の必要等を結論づけていました。
2014年10月21日の中教審「答申」は「懇談会」の「報告」に沿った内容のものとなりました。それは、以下の内容です。
◆道徳教育は学校の教育活動全体で行われ、「特別の教科道徳」はその「要(かなめ)」となります。
◆「目標」は項目別に徳目化され、法令上その「達成」が義務づけられています。
◆学校における道徳教育は「校長の方針の下に」全校あげて組織的に行われます。個々の教師の創造的実践の余地は現在より格段に小さくなります。
◆「検定教科書」は文科省制作の『私たちの道徳』や各都県等でつくられる官製道徳教科書がモデルになるし、検定制度の下で、そうならざるをえません。
◆「答申」では触れていまぜんが、「検定教科書」には使用義務が課せられています。
◆たとえ数値でなくても「評価」は評価です。内面の価値観の強制・押し付け以外のなにものでもありません。ましてや「観点別」の文章による評価となれば「愛国心」の評価がもろに行われます。
2015年2月4日、文科省は特別の教科「道徳」についての学習指導要領の「改訂案」を発表しました。
「道徳の時間」を「特別の教科道徳」とし、小学校・特別支援校小学部は平成30(2018)年4月1日より、中学校・特別支援校中学部は平成31(2019)年4月1日より施行する、としています。
教科化に合わせて、学習指導要領を中教審の答申案に沿って全面改定しようとしています。私たちはなんとしてもこの流れを変えなければなりまぜん。そのためにはどうしたらよいか、徹底討論しましよう。

場所:杉並区立産業商工会館・講堂(3F)
(JR線阿佐ケ谷駅5分/地下鉄丸の内線南阿佐ケ谷駅3分)
2014年2月17日に下村博文文部科学大臣は、中央教育審議会(中教審)に「道徳に係る教育課程の改善等について」を諮問しました。
10月21日に中教審は「道徳の時間を『特別の教科道徳』として位置付ける」などを内容とする「答申」を行いました。
2015年2月4日、文科省は特別の教科「道徳」についての学習指導要領の「改訂案」を発表しました。
そして、小学校は2018年4月から、中学校は2019年4月から本格実施する、としています。
道徳を教科化すれば、「教科書」の使用が義務づけられ、「目標」に応じた「内容」の達成が「評価」の対象となります。
行政権力が学校を通して、生徒個人の内面にまで入り込んできます。
「道徳の教科化」の危険なねらいについて徹底討論しましよう。
【報告】〈集団的自衛権の行使容認反対!子どもたちを戦場に送るな!〉
・安倍教育再生と道徳の教科化の危険性
・現在の情勢
・道徳の本質・階級性とは何か?
【討論】
資料代500円
主催:都教委の暴走をとめよう!都教委包囲・首都圏ネット(090-5415-9194)
都教委包囲・首都圏ネットのプログ http://houinet.blogspot.jp/
2014年2月17日に下村博文文部科学大臣は、中央教育審議会(中教審)に「道徳に係る教育課程の改善等について」を諮問しました。
これは、教育再生実行会議の「第一次提言」を踏まえて文部科学省内に設置した「道徳教育の充実に関する懇談会」が前年にまとめた「報告」を承けたもので、道徳教育の現状の「問題点」を指摘した上で、①道徳の教科化②検定教科書の導入③教員の研修及び教員養成課程の改善の必要等を結論づけていました。
2014年10月21日の中教審「答申」は「懇談会」の「報告」に沿った内容のものとなりました。それは、以下の内容です。
1.道徳の時間を「特別の教科道徳」として位置付ける。◆「特別の教科」とは、戦前で言えば「筆頭(首位)教科」のことで、それは「修身」に与えられた名称です。道徳も「筆頭(首位)教科」となろうとしています。
2.「目標」を明確で理解しやすいものに改善する。
3.道徳の「内容」をより発達の段階を踏まえた体系的なものに改善する。
4.多様で効果的な道徳教育の指導方法へと改善する。
5.「特別の教科道徳」に検定教科書を導入する。
6.一人一人のよさを伸ばし、成長を促すための評価を考える。
◆道徳教育は学校の教育活動全体で行われ、「特別の教科道徳」はその「要(かなめ)」となります。
◆「目標」は項目別に徳目化され、法令上その「達成」が義務づけられています。
◆学校における道徳教育は「校長の方針の下に」全校あげて組織的に行われます。個々の教師の創造的実践の余地は現在より格段に小さくなります。
◆「検定教科書」は文科省制作の『私たちの道徳』や各都県等でつくられる官製道徳教科書がモデルになるし、検定制度の下で、そうならざるをえません。
◆「答申」では触れていまぜんが、「検定教科書」には使用義務が課せられています。
◆たとえ数値でなくても「評価」は評価です。内面の価値観の強制・押し付け以外のなにものでもありません。ましてや「観点別」の文章による評価となれば「愛国心」の評価がもろに行われます。
2015年2月4日、文科省は特別の教科「道徳」についての学習指導要領の「改訂案」を発表しました。
「道徳の時間」を「特別の教科道徳」とし、小学校・特別支援校小学部は平成30(2018)年4月1日より、中学校・特別支援校中学部は平成31(2019)年4月1日より施行する、としています。
教科化に合わせて、学習指導要領を中教審の答申案に沿って全面改定しようとしています。私たちはなんとしてもこの流れを変えなければなりまぜん。そのためにはどうしたらよいか、徹底討論しましよう。
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