パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

高尾元久教委育委員(大阪市)は育鵬社の利害関係者

2015年04月13日 | こども危機
  【大阪市の教科書採択で不公正が発覚】
 ◆ 高尾教育委員は中学校教科書採択に関与するな!の声を


 大阪のIです。
 4月6日には文科省から教科書検定結果が発表され、中学校社会科(歴史・公民)で育鵬社教科書が検定合格しました。
 しかし、大阪市教育委員会の中に、「採択の公正性」を損なう教育委員がいることが判明しました。
 高尾元久教委育委員
  ①教科書出版を行う育鵬社と同じフジサンケイグループの一員であり、
  ②育鵬社教科書の共同事業者である日本教育再生機構の機関誌「教育再生」に少なくとも4回、投稿・インタビュー記事を掲載しています。
 これらの事実は、高尾教育委員が、育鵬社の利害関係者にあたることを示しています。
 ※詳しくは下記に資料があります。
https://www.data-box.jp/pdir/9207f872509e4ae7b15eaddce197da07
 採択候補教科書の利害関係者が、採択に関与することは許されません。
 教育委員会が選定委員や調査委員を任命するとき、「採択に直接の利害関係を有する者は、(選定)委員会の委員になることができない。」(大阪市立義務教育諸学校教科用図書選定委員会規則)と規定されています。
 選定委員や調査委員は「利害関係を有していない」という誓約書の提出を義務づけられています。
 ましてや教育委員自らが「利害関係者」であることなどあってはなりません。

 したがって、高尾教育委員が、歴史・公民分野の教科書採択に関われば、今回の採択の「公正性」は損なわれることになります。
 私たちは、大阪市で「公正な教科書採択」を保障するために、子どもたちに渡すな!あぶない教科書大阪の会で、大阪市教委に要求書を提出しました。
 ********************************

 ◎ 高尾元久教育委員が中学校教科書採択に関与しないことを求める要求書

 要求内容

 高尾教育委員は、2016年度使用中学校教科書採択方針の審議・決定、歴史・公民分野の教科書採択の審議・採決に一切関与しないこと。
 ********************************

 また、各地からも高尾元久教育委員が中学校教科書採択に関与しないことを求める大きな声を大阪市教委に届けてください。
 ◆◆要請先◆◆
 大阪市教育委員会 総務部総務課  TEL 06-6208-9079  FAX 06-6202-7052
             〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号

コメント    この記事についてブログを書く
« 安倍政権はメディアに圧力を... | トップ | 国定教科書による国定道徳「... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

こども危機」カテゴリの最新記事