このところ、ネットで話題になっています。あの歌手のジュリーこと沢田研二が新曲「我が窮状」を発表したといいます。「我が窮状」でググってみてください。いっぱい出てきます。「英霊の涙」のところは気になるフレーズですが、この際、沢田クンの心意気に免じて下さい。蛇足ですが、「窮状」が「九条」であることはいうまでもありません。曲、きいてみたいですね。(高田健)
「我が窮状」 作詞:沢田 研二,作曲:大野 克夫
麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
忌まわしい時代に 遡るのは 賢明じゃない
英霊の涙に変えて 授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ
麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない
この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い 信じよう
「許すな!憲法改悪・市民連絡会」(2008年9月11日 (木))
※You Tube(動画)<リンク>
「朝日新聞記事情報・G-Seach」から検索、貼り付け。
(ひと)沢田研二さん 還暦に憲法への思いを歌う
2008.09.13 東京朝刊 2頁 2総合 写図有 (全572字)
麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが/忌(いま)わしい時代に 遡(さかのぼ)るのは賢明じゃない/英霊の涙に変えて 授かった宝だ/この窮状 救うために 声なき声よ集え
変わらぬ艶(つや)のある声。バラード風の歌は自身の作詞だ。毎年ライブツアーを重ね、新作アルバムを出す。還暦を迎えた今年のアルバムの9番目はこの歌だ。題は「我が窮状」。
耳で聞けば、「このキュウジョウ救うために」となる。
まぎれもない憲法9条賛歌だ。
なぜ今?
「60歳になったら、言いたいことをコソッと言うのもいいかな、と。いま憲法は、改憲の動きの前でまさに『窮状』にあるでしょう。言葉に出さないが9条を守りたいと願っている人たちに、私も同じ願いですよというサインを送りたい」
平和への関心は昔から強い。ある時、バンド仲間と戦争の話になり、一人が喧嘩(けんか)にたとえて言った。「攻められたら、守るだろう」
いや、一対一の喧嘩と、国と国の戦争は違う。そう思い至ったときに「少しプチッとはじけた」。戦争には、望まない人まで巻き込まれる。
これまでも「9条を守ろう」という文化人らの意見広告やアピールに時々、目立たないように賛同してきた。大声で呼びかける柄じゃない、と笑う。歌はソフトに終わる。
この窮状 救えるのは静かに通る言葉/我が窮状 守りきりたい 許し合い信じよう
(文・藤森研 写真・松沢竜一)
*
さわだけんじ(60歳)
大津留公彦のブログ2
「我が窮状」 作詞:沢田 研二,作曲:大野 克夫
麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
忌まわしい時代に 遡るのは 賢明じゃない
英霊の涙に変えて 授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ
麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない
この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い 信じよう
「許すな!憲法改悪・市民連絡会」(2008年9月11日 (木))
※You Tube(動画)<リンク>
「朝日新聞記事情報・G-Seach」から検索、貼り付け。
(ひと)沢田研二さん 還暦に憲法への思いを歌う
2008.09.13 東京朝刊 2頁 2総合 写図有 (全572字)
麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが/忌(いま)わしい時代に 遡(さかのぼ)るのは賢明じゃない/英霊の涙に変えて 授かった宝だ/この窮状 救うために 声なき声よ集え
変わらぬ艶(つや)のある声。バラード風の歌は自身の作詞だ。毎年ライブツアーを重ね、新作アルバムを出す。還暦を迎えた今年のアルバムの9番目はこの歌だ。題は「我が窮状」。
耳で聞けば、「このキュウジョウ救うために」となる。
まぎれもない憲法9条賛歌だ。
なぜ今?
「60歳になったら、言いたいことをコソッと言うのもいいかな、と。いま憲法は、改憲の動きの前でまさに『窮状』にあるでしょう。言葉に出さないが9条を守りたいと願っている人たちに、私も同じ願いですよというサインを送りたい」
平和への関心は昔から強い。ある時、バンド仲間と戦争の話になり、一人が喧嘩(けんか)にたとえて言った。「攻められたら、守るだろう」
いや、一対一の喧嘩と、国と国の戦争は違う。そう思い至ったときに「少しプチッとはじけた」。戦争には、望まない人まで巻き込まれる。
これまでも「9条を守ろう」という文化人らの意見広告やアピールに時々、目立たないように賛同してきた。大声で呼びかける柄じゃない、と笑う。歌はソフトに終わる。
この窮状 救えるのは静かに通る言葉/我が窮状 守りきりたい 許し合い信じよう
(文・藤森研 写真・松沢竜一)
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さわだけんじ(60歳)
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