要 請 書
東京都教育委員会 殿
貴委員会に対し、私との公開討論に応じるように要求いたします。
テーマは、「職員会議において職員の意向を確認する挙手・採決の禁止」の撤回についてです。以下理由を述べます。
私の信条は基本的人権の尊重と平和主義です。中でも言論の自由は、民主的な国家・社会の構築・運営のために絶対不可欠な基本的人権です。過去の歴史を見ても言論の自由のない組織、社会、国家はことごとく崩壊しています。(たとえば、第二次世界大戦前の日本、ソビエト連邦等) 私は、言論の自由は、社会の発展、活性化に絶対に必要で、民主主義の基本だと思っています。特に将来の日本を担う子ども達に民主主義を教えなければならない教育現場において、言論の自由の尊重は一層重要だと思います。
しかし貴委員会は、平成18年(2006年)4月、都立公立校の職員会議において職員の意向を確認する挙手・採決の禁止の通知を出されました。この通知によって、教員には何を言っても意見が反映されないのなら言っても意味がないという空気が広がり、自由な討論がなされず、学校の活性化にもつながっていません。
生徒に民主主義を教えなければならない学校だからこそ、生徒を教える教員組織は民主的に運営されなければならないと思います。教員に言論の自由がなくなることは、生徒の言論の自由もなくなっていく可能性が高いと考えます。
そのため、私は昨年11月の校長会で、言論の自由を奪うような、「職員会議において職員の意向を確認する挙手採決の禁止」を撤回するように求めましたが、貴委員会には、その要求に応じていただけず、また納得のいく理由も示していただけませんでした。そのため今年7月10日、貴委員会に対して以下の三点について申し入れを行いました。
1,職員会議における挙手・採決の禁止の撤回等の教育問題について、是非とも私との公開討論を行っていただきたい。
2,公開討論に応じていただけないのなら、公開討論を要求する記者会見を行う。
3,それでも公開討論に応じていただけないなら、私の意見を一方的に表明する記者会見を行う。
残念なことに7月18日に貴委員会から、組織内部のことなので1,の公開討論には応じられないとの連絡があったため、申し入れ通り、今回、2,の公開討論を要求する記者会見を開かせていただきました。公開討論を行っていただけるか、いただけないかの回答を8月20日までに文書でお願い致します。
私は今まで生徒のため、東京のため、日本のために教員として頑張ってきたつもりです。貴委員会も生徒のため、東京のため、日本のために教育施策を実行されていると思います。お互いに、生徒のため、東京のため、日本のためを思って教育活動を行っているわけですから、公開討論の場でお互いの意見を述べ合い、都民、国民にどちらの意見が正しいか判断してもらいたいと思います。貴委員会への支持が多ければ、私は素直に都教委の意見に従うことをお約束します。
貴委員会が、私との公開討論にぜひとも応じていただくことを強く要請致します。
平成20年(2008年)8月4日
東京都立三鷹高等学校 校長 土肥信雄
★『学校に自由の風を!』HP
http://comcom.jca.apc.org/freedom/siryou/siryou_080804.html#yousei
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