(BCC)大阪のKです。所属組合のニュースです。お読みください。
今日「公開質問書」を出しました。
知事は、「FAXは受けない(教育委員会に回す)。」というので、「親展」の速達郵送(秘書室が開封して判断する)。
議員団は、電話確認の上でFAX。
議員57人は、電話省略で、個人事務所へのFAXと(FAX非公表のため)普通便郵送が半々ぐらいです。
・・・また、「日の丸・君が代強制反対ホットライン・大阪」のよびかけの府庁抗議デモにぜひ参加しましょう。
[5/26(木)6:00~於・大阪城公園(教育塔前)]
以上です。
なかまユニオンに入って、権利と教育を闘いとろう!
「君が代起立」条例は違憲! 知事の説明は詭弁!
◆ 知事・議員団・府議57人に質問書を提出
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「君が代起立」条例案の提案責任者の
大阪府知事 橋下 徹 様
大阪府議会 「大阪維新の会」議員団 様
大阪府議会 「大阪維新の会」所属各議員 様
前略。大阪府議会の「大阪維新の会」議員団は、府立学校と政令指定市(大阪市・堺市)を除く市町村立小中学校の教職員が、卒・入学式等での国歌「君が代」斉唱時に起立することを義務づける条例案を、5月府議会に提案するという。
また公文書公開されている府庁幹部宛の「情報公開知事メール」(5/7・8付)で橋下知事は、それに加えて起立しなかった教職員への免職処分の制度化も主張している。その後、9月府議会での処分の条例化まで公言した。
私たちは、憲法違反であるこれらの条例化に絶対反対です。特に違憲と思われる問題点に関する以下の質問について、府民への公開を前提として、5月25日(水)中に上記FAXまで回答いただくことを要請します。もし条例提案を進めるのなら、府民に説明する提案者としての政治責任を持って、知事、議員団、会派所属議員個人のそれぞれの立場で、必ずご回答ください。
[質問の趣旨]
「(起立は)社会常識」で「教育の中身の問題ではない」(知事)、「思想信条の問題ではない。これまでの教育委員会の指導を順守するよう求める条例だ」(議員団松井幹事長)と言うが、これは事実経過として間違いで、学校教育の内容の問題です。
「これまでの教育委員会の指導」そのものが、文部科学省の「学習指導要領」を唯一の根拠にしてきて、“子どもに教育し指導するためには、教職員はまず模範として起立し斉唱せよ。”と言い続けてきました。
もちろん私たち教職員が反対してきたのも、戦前・戦中の「君が代」が子どもたちに神格天皇のために死ぬことをあおり、戦争の推進力になった歴史の事実と、その推進役だった学校と教職員の責任の反省に立って、そういう教育をくり返さないためです。
国歌「君が代」の斉唱・起立は「教育の中身の問題ではない」というのは知事の詭弁で、それは学校教育そのものの教育課題です。その上で、以下2点を質問します。
[質問]
1、憲法第19条(思想・良心の自由)は、子ども・保護者・教職員を問わず全ての市民(「国民」)に、国家と国旗・国歌についてどう考え、どう行動するかの自由を基本的人権として保障しています。“教職員は公務員だから全員起立せよ。”という提案者は、子どもたちにも“学校の一員として必ず起立すべきで、起立したくないという子どもでも起たせるべきだ。”と考えているのですか。強制するのは憲法違反で、戦前・戦中の皇民化教育と同類です。子どもたちには、どうすべきだと考えていますか。避けずに答えてください。
2、教職員にでも子どもにでも、“起立し斉唱せよ。”と言う場合には、「君が代」の歌詞がどういう意味かを示すことが前提です。戦前・戦中の学校では、日本を統治する神格天皇の「代」(=時代=時間)が永遠に続きますように、という天皇に向けて臣民だけが歌う(天皇自身は歌わない)歌でした。現在でも仮に、“象徴である天皇の世の中(君が代)が続くことが、日本の国そのものの繁栄です。”と歌詞を解釈するのなら、主権者は国民で、天皇はその象徴だ、と規定している憲法に明らかに違反します。条例化の提案者として、古語である「君が代」の歌詞の、現代語での意味を明示してください。
以上
今日「公開質問書」を出しました。
知事は、「FAXは受けない(教育委員会に回す)。」というので、「親展」の速達郵送(秘書室が開封して判断する)。
議員団は、電話確認の上でFAX。
議員57人は、電話省略で、個人事務所へのFAXと(FAX非公表のため)普通便郵送が半々ぐらいです。
・・・また、「日の丸・君が代強制反対ホットライン・大阪」のよびかけの府庁抗議デモにぜひ参加しましょう。
[5/26(木)6:00~於・大阪城公園(教育塔前)]
以上です。
なかまユニオンに入って、権利と教育を闘いとろう!
「君が代起立」条例は違憲! 知事の説明は詭弁!
◆ 知事・議員団・府議57人に質問書を提出
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
公 開 質 問 書 2011年5月19日
「君が代起立」条例案の提案責任者の
大阪府知事 橋下 徹 様
大阪府議会 「大阪維新の会」議員団 様
大阪府議会 「大阪維新の会」所属各議員 様
なかまユニオン・大阪府市学校教職員支部
前略。大阪府議会の「大阪維新の会」議員団は、府立学校と政令指定市(大阪市・堺市)を除く市町村立小中学校の教職員が、卒・入学式等での国歌「君が代」斉唱時に起立することを義務づける条例案を、5月府議会に提案するという。
また公文書公開されている府庁幹部宛の「情報公開知事メール」(5/7・8付)で橋下知事は、それに加えて起立しなかった教職員への免職処分の制度化も主張している。その後、9月府議会での処分の条例化まで公言した。
私たちは、憲法違反であるこれらの条例化に絶対反対です。特に違憲と思われる問題点に関する以下の質問について、府民への公開を前提として、5月25日(水)中に上記FAXまで回答いただくことを要請します。もし条例提案を進めるのなら、府民に説明する提案者としての政治責任を持って、知事、議員団、会派所属議員個人のそれぞれの立場で、必ずご回答ください。
[質問の趣旨]
「(起立は)社会常識」で「教育の中身の問題ではない」(知事)、「思想信条の問題ではない。これまでの教育委員会の指導を順守するよう求める条例だ」(議員団松井幹事長)と言うが、これは事実経過として間違いで、学校教育の内容の問題です。
「これまでの教育委員会の指導」そのものが、文部科学省の「学習指導要領」を唯一の根拠にしてきて、“子どもに教育し指導するためには、教職員はまず模範として起立し斉唱せよ。”と言い続けてきました。
もちろん私たち教職員が反対してきたのも、戦前・戦中の「君が代」が子どもたちに神格天皇のために死ぬことをあおり、戦争の推進力になった歴史の事実と、その推進役だった学校と教職員の責任の反省に立って、そういう教育をくり返さないためです。
国歌「君が代」の斉唱・起立は「教育の中身の問題ではない」というのは知事の詭弁で、それは学校教育そのものの教育課題です。その上で、以下2点を質問します。
[質問]
1、憲法第19条(思想・良心の自由)は、子ども・保護者・教職員を問わず全ての市民(「国民」)に、国家と国旗・国歌についてどう考え、どう行動するかの自由を基本的人権として保障しています。“教職員は公務員だから全員起立せよ。”という提案者は、子どもたちにも“学校の一員として必ず起立すべきで、起立したくないという子どもでも起たせるべきだ。”と考えているのですか。強制するのは憲法違反で、戦前・戦中の皇民化教育と同類です。子どもたちには、どうすべきだと考えていますか。避けずに答えてください。
2、教職員にでも子どもにでも、“起立し斉唱せよ。”と言う場合には、「君が代」の歌詞がどういう意味かを示すことが前提です。戦前・戦中の学校では、日本を統治する神格天皇の「代」(=時代=時間)が永遠に続きますように、という天皇に向けて臣民だけが歌う(天皇自身は歌わない)歌でした。現在でも仮に、“象徴である天皇の世の中(君が代)が続くことが、日本の国そのものの繁栄です。”と歌詞を解釈するのなら、主権者は国民で、天皇はその象徴だ、と規定している憲法に明らかに違反します。条例化の提案者として、古語である「君が代」の歌詞の、現代語での意味を明示してください。
以上
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます