《被処分者の会通信から》
◆ 「終わり」ではなく新しい一歩へ!!「やっぱりあきらめない」
河原井純子
たびたび「裁判報告」を載せていただきありがとうございました。2003年「ここから裁判(都立七生養護学校事件)」から2021年2月17日「2009年事件最高裁決定」まで長い長い裁判闘争の日々でした。
「がんばらない・あきらめない・たのしみたい・つながりたい」を実践しながら、いろいろな裁判闘争との出会いと共闘があり、とても充実した日々でもありました。感謝の念でいっぱいです!!
今回は「裁判闘争」と共生共存し続けてきた「大同団結」と「全国雑木林行脚」について少し触れてみたいと思います。
(1)「大同団結」をふりかえる~そしてこれからも~
私は「大同団結」から産み出されるものについては、大切に大切にすすめてきました。
・各裁判の情報交換
・都教委要請行動
・都議への要請
・各裁判の最高裁要請行動(4次訴訟では陳述書で訴える)
・2003年10.23通達の白紙撤回を目指す10月集会の開催等々、etc.
組合、各裁判の主義主張を超えて共闘できるところは共闘していくことが今不可欠です。
予防訴訟であの「画期的地裁判決」を引き出した時の共闘の喜びは忘れられません。学校中(児童・生徒・保護者・教員たち)喜びの渦でした。
現在「予防訴訟をひきつぐ会」のひとりとして、ますます厳しい現場の人たちとつながっていきたいと動いています。
(2)全国雑木林行脚は終わりのない旅・・・
2003年から「STOP東京の教育」の想いを大きなリュックに背負い、北は北海道から南は沖縄まで歩き続け、いまも未踏の地への「雑木林行脚」を続けています。
「全国雑木林行脚」は点から線へそして面へと繋がり広がっていくことがあります(拙著 白澤社 絵本「雑木林の決意」「学校は雑木林」に詳しい)。
青森県八戸のひとりの青年から「河原井さん、どうして『君が代』で不起立するのですか?」という質問がありました。これが「河原井さんと味噌づくりと憲法学習会」のスタートでした。
青年の問いに時間をかけて応えようと思いました。そこにいた青年たちに提案してみたのです。「憲法を共に学んでみませんか」「味噌づくりを共にしてみませんか」と。
青年たちの答えはなんと「おもしろい。やりたあ~い!味噌ってつくれるの?」でした。
実は私、30年以上寒仕込み味噌づくりをしているのです。
青年たちとスタートした「味噌づくりと憲法学習会」は、朝鮮学校無償化裁判と繋がり、現在は朝鮮学校美術部(中・高)と合同学習になっています。
最高裁決定の4日後の21日に「河原井さんと味噌づくりと憲法学習会」を実施しました。
「袴田事件再審決定」と「最高裁決定」を憲法と照らし合わせながらすすめました。
その後、寒仕込みの味噌づくりです。
朝鮮学校美術部のメンバーも青年たちの顔ぶれも毎回違います。朝鮮学校を率業した大学生がきたりします。若者たちと「2003年10.23通達」を学べることは希望です。
味噌を仕込むときのかけ声です!!
カラカラ~(行け行け)!カラカラ~!味噌!
イルシンタンギョル(一心団結)味噌!(わたしたちの願いは崩れない)の意味。
これからも「全国雑木林行脚」は続きます。
東京の裁判状況(被処分者の会作成)一覧表は、行脚に同行し、「大同団結」を伝えるのに大活躍です。
(3)おわりに~さらなる共闘を~
「日の丸・君が代問題」に終わりはありません。最高裁決定について、「勇気をいただきました」という手描きの葉書やファックスが届いています。
『被処分者の会通信 第132号』(2020年3月18日)
◆ 「終わり」ではなく新しい一歩へ!!「やっぱりあきらめない」
河原井純子
たびたび「裁判報告」を載せていただきありがとうございました。2003年「ここから裁判(都立七生養護学校事件)」から2021年2月17日「2009年事件最高裁決定」まで長い長い裁判闘争の日々でした。
「がんばらない・あきらめない・たのしみたい・つながりたい」を実践しながら、いろいろな裁判闘争との出会いと共闘があり、とても充実した日々でもありました。感謝の念でいっぱいです!!
今回は「裁判闘争」と共生共存し続けてきた「大同団結」と「全国雑木林行脚」について少し触れてみたいと思います。
(1)「大同団結」をふりかえる~そしてこれからも~
私は「大同団結」から産み出されるものについては、大切に大切にすすめてきました。
・各裁判の情報交換
・都教委要請行動
・都議への要請
・各裁判の最高裁要請行動(4次訴訟では陳述書で訴える)
・2003年10.23通達の白紙撤回を目指す10月集会の開催等々、etc.
組合、各裁判の主義主張を超えて共闘できるところは共闘していくことが今不可欠です。
予防訴訟であの「画期的地裁判決」を引き出した時の共闘の喜びは忘れられません。学校中(児童・生徒・保護者・教員たち)喜びの渦でした。
現在「予防訴訟をひきつぐ会」のひとりとして、ますます厳しい現場の人たちとつながっていきたいと動いています。
(2)全国雑木林行脚は終わりのない旅・・・
2003年から「STOP東京の教育」の想いを大きなリュックに背負い、北は北海道から南は沖縄まで歩き続け、いまも未踏の地への「雑木林行脚」を続けています。
「全国雑木林行脚」は点から線へそして面へと繋がり広がっていくことがあります(拙著 白澤社 絵本「雑木林の決意」「学校は雑木林」に詳しい)。
青森県八戸のひとりの青年から「河原井さん、どうして『君が代』で不起立するのですか?」という質問がありました。これが「河原井さんと味噌づくりと憲法学習会」のスタートでした。
青年の問いに時間をかけて応えようと思いました。そこにいた青年たちに提案してみたのです。「憲法を共に学んでみませんか」「味噌づくりを共にしてみませんか」と。
青年たちの答えはなんと「おもしろい。やりたあ~い!味噌ってつくれるの?」でした。
実は私、30年以上寒仕込み味噌づくりをしているのです。
青年たちとスタートした「味噌づくりと憲法学習会」は、朝鮮学校無償化裁判と繋がり、現在は朝鮮学校美術部(中・高)と合同学習になっています。
最高裁決定の4日後の21日に「河原井さんと味噌づくりと憲法学習会」を実施しました。
「袴田事件再審決定」と「最高裁決定」を憲法と照らし合わせながらすすめました。
その後、寒仕込みの味噌づくりです。
朝鮮学校美術部のメンバーも青年たちの顔ぶれも毎回違います。朝鮮学校を率業した大学生がきたりします。若者たちと「2003年10.23通達」を学べることは希望です。
味噌を仕込むときのかけ声です!!
カラカラ~(行け行け)!カラカラ~!味噌!
イルシンタンギョル(一心団結)味噌!(わたしたちの願いは崩れない)の意味。
これからも「全国雑木林行脚」は続きます。
東京の裁判状況(被処分者の会作成)一覧表は、行脚に同行し、「大同団結」を伝えるのに大活躍です。
(3)おわりに~さらなる共闘を~
「日の丸・君が代問題」に終わりはありません。最高裁決定について、「勇気をいただきました」という手描きの葉書やファックスが届いています。
●五次訴訟が「戒告処分の取り消し判決」を目指し動き出します。さあ!!新しい一歩へ。イルシンタンギョル(一心団結)五次!イルシンタンギョル(一心団結)勧告!
●ILO/ユネスコ勧告、もっともっと拡めていきましょう。
『被処分者の会通信 第132号』(2020年3月18日)
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