東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。一部報道関係者にも送信しています。)被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
■七生養護学校金崎元校長事件、東京高裁で勝訴!
吉報です。
本日(9日)、東京高裁(大谷禎男裁判長)で「七生養護学校金崎満元校長事件」の判決があり、一審に続いて勝利しました。
●主文
1.本件控訴(控訴人東京都)を棄却する。
2.控訴費用は控訴人(東京都)の負担とする。
■3都議と都教委の教育介入を断罪、
金崎元校長の懲戒処分(停職1ヶ月)・分限処分(一般教諭への降格人事)の取消を命令!
この判決で、東京地裁での原告金崎元校長の勝訴(08年2月)、「七生養護学校『こころとからだの学習裁判』」(元同校教員ら原告31名)の勝訴(3月12日、東京地裁)に続いて、七生養護学校関連事件で原告側が「3連勝」となりました。
これら一連の事件は、2003年7月、3都議(土屋、古賀、田代)が、七生養護学校の「こころとからだの学習」という優れた性教育に「過激な性教育」というレッテルを貼り、都教委と一緒に同養護学校に「乗り込み」、校長・教員らを恫喝して「でっち上げた」事件でした。
そして、教員らを文書訓告・厳重注意などの処分に付し、金崎校長(当時)に「学級編成の虚偽申請」「超過勤務の不正な調整」「都教委通達に違反した研修承認」などの言いがかりをつけて懲戒処分(停職1ヶ月)・分限処分(一般教諭への降格人事)にした事件です。
東京都・3都議は、地裁での敗訴を不服として、高裁に控訴しましたが、高裁でもその主張は一切求められませんでした。
●判決文より引用(・・・は省略)
「被控訴人(金崎校長)が不適正な学級編成をしたという事実は認められず、・・・学校における性教育を不当に問題視した都議会議員の質問に端を発したものであるかを判断するまでもなく、本件懲戒処分は・・・裁量権を濫用・・・違法なものであり、本件分限処分は、一部根拠のない事実を前提とし、・・・重きに失し、裁量権の行使を誤った結果発せられた違法なもの・・・」
■教育現場を励ます判決
七生養護学校事件は、「日の丸・君が代」を強制する10・23通達(06年10月)の3ヶ月前の同年7月に起きた事件でした。
思い起こすと、七生養護学校事件と10・23通達に基づく学校行事への都教委の「介入」は同じような経過をたどっています。
先ず、3都議らが都議会で「質問」という形で各学校の教育活動・学校行事を攻撃し、都教委が一部都議の要求を「都民の声」として受け入れ、学校現場に「介入」するという手法です。
この判決は、都教委の強権的な教育行政の下で日々呻吟している良心的な多くの教職員を励ますものです。
東京都は判決を受け入れ、控訴しないように求める取り組みが必要です。
■負けてたまるか!
東京「君が代」裁判も高裁で勝訴を目指します。
東京「君が代」裁判(一次訴訟)は残念ながら地裁で敗訴しましたが、既報の通り、原告団は、7日、東京高裁に控訴し逆転勝訴・処分撤回を目指して闘います。
今日は共に頑張ろうと決意を新たにしました。
●以下、再度掲載します。
■卒業式処分・都人事委不服審査請求へ!
3月31日、都教委は卒業式における不起立・ピアノ不伴奏を理由に教職員12名(高校7名、特別支援学校4名、中学校1名)の懲戒処分を強行しました。
これで10・23通達に基づく処分者数は延べ422名となりました。
都立高校・特別支援学校の卒業式被処分者の大半は、処分取消を求めて都人事委員会に不服審査請求を行います。
◆◇卒業式処分都人事委員会不服審査請求◇◆
4月24日(金)15時30分 都庁第1庁舎1Fロビー集合
15時45分 不服審査請求
人事委審理室 同庁舎北棟39F
16時30分 記者会見
都庁記者クラブ 同庁舎南棟6F
■<他の関連裁判の日程> 共に頑張ろう!
「君が代」解雇裁判・高裁控訴審第6回口頭弁論
4月21日(火)13時30分集合
14時開廷
東京高裁101号
●原告側証人尋問 土肥信雄前三鷹高校校長
*東京地裁・高裁への行き方 地下鉄霞ヶ関A1出口徒歩1分
●○今こそ声をあげよう!教育を子どもたちのために 4・25集会○●
―愛国心の押しつけ・「日の丸・君が代」強制・教育の格差NO!―
4月25日(土)13時30分開場 14時開会 九段会館
★特別講演:益川敏英(ノーベル物理学賞受賞者、科学者9条の会呼びかけ人)
★パネルディスカッション(小森陽一、藤田英典、木附千晶、本田由紀)
★現場からの報告(被処分者の会・予防訴訟事務局川村佐和さんの発言あり)
●賛同団体・個人を募集中。賛同金は団体1口1000円、個人1口500円。
下記郵便振替にて。
郵便振替口座 加入者名[市民集会]
口座番号[00120-4-177526]
●ご賛同いただける団体・個人は上記に記入してこのメールへご返信下さい。
実行委員会には近藤から連絡します。
(昨日も多数の個人から賛同のメールを頂戴しました。)
○お名前( )
(個人・団体)いずれかに○を
○連絡先(住所 )
(Tel/Fax )
○賛同金( 口)( 円)
ホームページを更新しました。
3・26判決要旨と声明文を入手できます。
今後の予定を更新しました。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP↓(4月2日新規更新。アクセスして下さい。)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/index.html.
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■七生養護学校金崎元校長事件、東京高裁で勝訴!
吉報です。
本日(9日)、東京高裁(大谷禎男裁判長)で「七生養護学校金崎満元校長事件」の判決があり、一審に続いて勝利しました。
●主文
1.本件控訴(控訴人東京都)を棄却する。
2.控訴費用は控訴人(東京都)の負担とする。
■3都議と都教委の教育介入を断罪、
金崎元校長の懲戒処分(停職1ヶ月)・分限処分(一般教諭への降格人事)の取消を命令!
この判決で、東京地裁での原告金崎元校長の勝訴(08年2月)、「七生養護学校『こころとからだの学習裁判』」(元同校教員ら原告31名)の勝訴(3月12日、東京地裁)に続いて、七生養護学校関連事件で原告側が「3連勝」となりました。
これら一連の事件は、2003年7月、3都議(土屋、古賀、田代)が、七生養護学校の「こころとからだの学習」という優れた性教育に「過激な性教育」というレッテルを貼り、都教委と一緒に同養護学校に「乗り込み」、校長・教員らを恫喝して「でっち上げた」事件でした。
そして、教員らを文書訓告・厳重注意などの処分に付し、金崎校長(当時)に「学級編成の虚偽申請」「超過勤務の不正な調整」「都教委通達に違反した研修承認」などの言いがかりをつけて懲戒処分(停職1ヶ月)・分限処分(一般教諭への降格人事)にした事件です。
東京都・3都議は、地裁での敗訴を不服として、高裁に控訴しましたが、高裁でもその主張は一切求められませんでした。
●判決文より引用(・・・は省略)
「被控訴人(金崎校長)が不適正な学級編成をしたという事実は認められず、・・・学校における性教育を不当に問題視した都議会議員の質問に端を発したものであるかを判断するまでもなく、本件懲戒処分は・・・裁量権を濫用・・・違法なものであり、本件分限処分は、一部根拠のない事実を前提とし、・・・重きに失し、裁量権の行使を誤った結果発せられた違法なもの・・・」
■教育現場を励ます判決
七生養護学校事件は、「日の丸・君が代」を強制する10・23通達(06年10月)の3ヶ月前の同年7月に起きた事件でした。
思い起こすと、七生養護学校事件と10・23通達に基づく学校行事への都教委の「介入」は同じような経過をたどっています。
先ず、3都議らが都議会で「質問」という形で各学校の教育活動・学校行事を攻撃し、都教委が一部都議の要求を「都民の声」として受け入れ、学校現場に「介入」するという手法です。
この判決は、都教委の強権的な教育行政の下で日々呻吟している良心的な多くの教職員を励ますものです。
東京都は判決を受け入れ、控訴しないように求める取り組みが必要です。
■負けてたまるか!
東京「君が代」裁判も高裁で勝訴を目指します。
東京「君が代」裁判(一次訴訟)は残念ながら地裁で敗訴しましたが、既報の通り、原告団は、7日、東京高裁に控訴し逆転勝訴・処分撤回を目指して闘います。
今日は共に頑張ろうと決意を新たにしました。
●以下、再度掲載します。
■卒業式処分・都人事委不服審査請求へ!
3月31日、都教委は卒業式における不起立・ピアノ不伴奏を理由に教職員12名(高校7名、特別支援学校4名、中学校1名)の懲戒処分を強行しました。
これで10・23通達に基づく処分者数は延べ422名となりました。
都立高校・特別支援学校の卒業式被処分者の大半は、処分取消を求めて都人事委員会に不服審査請求を行います。
◆◇卒業式処分都人事委員会不服審査請求◇◆
4月24日(金)15時30分 都庁第1庁舎1Fロビー集合
15時45分 不服審査請求
人事委審理室 同庁舎北棟39F
16時30分 記者会見
都庁記者クラブ 同庁舎南棟6F
■<他の関連裁判の日程> 共に頑張ろう!
「君が代」解雇裁判・高裁控訴審第6回口頭弁論
4月21日(火)13時30分集合
14時開廷
東京高裁101号
●原告側証人尋問 土肥信雄前三鷹高校校長
*東京地裁・高裁への行き方 地下鉄霞ヶ関A1出口徒歩1分
●○今こそ声をあげよう!教育を子どもたちのために 4・25集会○●
―愛国心の押しつけ・「日の丸・君が代」強制・教育の格差NO!―
4月25日(土)13時30分開場 14時開会 九段会館
★特別講演:益川敏英(ノーベル物理学賞受賞者、科学者9条の会呼びかけ人)
★パネルディスカッション(小森陽一、藤田英典、木附千晶、本田由紀)
★現場からの報告(被処分者の会・予防訴訟事務局川村佐和さんの発言あり)
●賛同団体・個人を募集中。賛同金は団体1口1000円、個人1口500円。
下記郵便振替にて。
郵便振替口座 加入者名[市民集会]
口座番号[00120-4-177526]
●ご賛同いただける団体・個人は上記に記入してこのメールへご返信下さい。
実行委員会には近藤から連絡します。
(昨日も多数の個人から賛同のメールを頂戴しました。)
○お名前( )
(個人・団体)いずれかに○を
○連絡先(住所 )
(Tel/Fax )
○賛同金( 口)( 円)
ホームページを更新しました。
3・26判決要旨と声明文を入手できます。
今後の予定を更新しました。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
被処分者の会HP↓(4月2日新規更新。アクセスして下さい。)
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