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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

東京弁護士会が産経新聞に要望書

2005年04月03日 | 平和憲法
子供の権利侵害:
 東京都国立市立第二小の00年の卒業式で「児童が集団で国旗を下ろすよう校長に詰め寄り土下座での謝罪を求めた」などと産経新聞が報じたことに対し、東京弁護士会は29日付で、同新聞社に「報道は正確でなく、人権に配慮した報道を望む」との要望書を出した。同市教委や当時の校長には「(報道のもととなった)わい曲した報告で、児童の意見表明権を侵害した」と勧告した。

 産経新聞が00年4月に報じた後、政治団体の街宣活動が行われ、児童の保護者が同年7月、人権救済を申し立てた。

 同弁護士会が調査した結果▽報道は校長が市教委に出した「卒業式実施報告書」を閲覧か入手して書かれた▽実際は校長から離れた一部の児童が「土下座してもいいくらいだ」と吐き捨てた程度--と判断。勧告や要望書で「報告や報道は、誤った印象を与え、児童の名誉やプライバシー、意見の表明権を侵害している」と批判した。【井崎憲】

 ▽国立市教委の話 勧告は真摯(しんし)に受け止めたい。今後とも教育行政に生かしていきたい。

 ▽産経新聞社広報部の話 記事は確かな取材に基づいた事実を伝えたもので児童らのプライバシー等も十分配慮している。

毎日新聞 2005年3月31日 21時29分

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