パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「ツバメ通信」(19)

2005年04月02日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>
「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。

全国の皆さん!
東京では本日より入学式に向けての新たな「職務命令」が発せられています。

今回、「被処分者の会」事務局長のKさんが不当配転させられましたが、本日(4月1日)、彼から次のような報告が入りました。

「転任・新規採用教職員を前にして校長は『同じ職場の仲間として一汗かいて下さい。』と挨拶し、
その舌の根も乾かないうちに、『実は、私の職務として・・・』と言って、
入学式の職務命令を読み上げ、一人一人に職務命令書を渡し始めました。
私は『今日、今、ついたばかりの人たちに何をする』と抗議し、命令書の受け取りを拒否しました。
後で校長室に呼ばれ、『受け取って欲しい』と言われましたが、『職務命令の根拠を示せ』と返答し(40分話し合い)、
いい加減な回答なので、入学式(4月6日)まで日にちがあるので『私を粘り強く説得せよ』と要求し取り敢えず受け取りを拒否しました。」

(以下は3月31日に行われた荒川警察署への抗議行動について、包囲ネットの都高教の仲間からの報告です)

13時15分ころ、青年法律家協会所属の若手弁護士など6名、
都教委包囲ネットの会員2名、合計8名で荒川署に出向く。
玄関前についてみてびっくり。制服警官2名が検問をしている。
我々8名は敷地内に入ることができない。
我々の到着を知ると制服警官約20名が現れ、2列で人垣をつくる。
H弁護士、K弁護士、S弁護士が申し入れと抗議の理由を述べると、
「警察官は正当な行為を行ったのであるから、抗議はうけない。したがって敷地内には入れない」と繰り返す。
入り口で押し問答がしばらく続く。
庁舎内から私服の刑事も数名出て来て制服警官の後ろにつく。
奥の方には制服警官が他に5、6人いて、そのうち一人は大きい板を手にして、しきりにメモをとっている。
入り口の警察官が「抗議はうけないが、2名10分という条件でなら話を聞いてもよい。」と言うが、そもそも人数を限ること自体が不当だ、と譲らず。
押し問答はさらに続く。
覆面パトカーがさっきから何度も何度もサイレンを鳴らしながら近くを通りすぎる。
これが威嚇であることにあとで気がつく。
前方にサイレンを鳴らしながら、警察官移送用のマイクロバスがかけつけたり、これも威嚇であろう。
M弁護士も竹台高校で荒川警察による弾圧を直接受けた者として、面会の要求と抗議を行う。
弁護士たちはかれこれ1時間以上が過ぎた時点で、持ってきた抗議文を警務課長代理の者に対して読み上げ、また、竹台高校での弾圧を示す写真も見せて抗議した。
約1時間30分を経過したところで行動を中止。ひきあげる。
青年熱血弁護士の正義感と熱意あふれる行動に感謝。
こういう若手弁護士の登場が今回の日の丸・君が代強制反対運動の大きい成果だと思う。

<弁護士たちによる「記者会見」の報告も入りました>
 3月31日(木)の午後3時30分から、弁護士会館で弁護士たちによる記者会見がありました。

 記者会見には『卒業式黒書』が出されました。
 ①日の丸・君が代強制反対に対する支援弁護士の活動について
 ②M弁護士が経験した都立竹台高校での荒川警察署の警察官たちの
  ビラ撒き妨害の実態、弁護士活動に対する侮辱など(テープの再現で報告)
 ③その他の学校での卒業式における学校と警察が一体となった監視・弾圧について
 ④荒川署への抗議と、そこで遭遇した驚くべき警察の対応について、参加した弁護士が怒りをもって報告。
 弾圧で対応する荒川警察署に対しては、別途、これからの対処を考えていく、と言われました。
 
「都教委包囲首都圏ネットワーク」では、弁護士さんたちに引き続き協力して頂き、入学式でもビラ撒きを行います。


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