一週間前の講座と里山現地実習を四国遍路でパスして
今日3週間ぶりに出席してきた。
今日は、里山づくりと題して数メートル四方の中に
どんな植生があるのかを調査し、今後手を入れるには
どうしたらいいのかを考える。
その手順は、
①調査地の概要把握
②植生管理のテーマ(林のイメージ)
四季が楽しめる林、小鳥を呼ぶ林、昆虫が集まる林、散歩途中で
休める林、貴重種を生かした林などをイメージする。
③作業計画
調査地の植生から、何を生かし、何を伐採するかを決める
(テーマに沿って)
④ ③をおこなうことによって、どのような樹冠になるかを
図でもって平面的に描いてみる。
⑤ ③を行って、5年後、10年後この林はどのようになって
いるかを平面図(上から見た図)と断面図(横から見た図)に
表してみる。
討議した内容を発表
こんな座学をして次週は実際に伐採する予定
意外や意外、面白いです。
自然保護は放置しておくことではなく、人の適切な手入れが入って
植生は生きることと、近年イノシシや鹿、熊などの民家近くまで
出てくる原因の一つは、里山の緩衝材としての役割が放置によって
機能しなくなり、彼らが里まで出てくるようになったといわれている。
基本は自然に任せるのですが、共生という観点で人の手が入ることは
必要に思う。