『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

甲野陽紀先生の音楽家講座 2回目 11月26日(火)

2024-11-26 20:17:37 | 甲野陽紀先生の個別講座
前回は9月6日で、まだとても暑かった。
この日から、私は「肩の人」になり、ハイヒール下駄も帰宅してすぐに作成して、その影響もあり、構え方もすっかり変わった。

今回は、そのごの二か月の中で自分の中に色々と芽生えた違和感に関しての相談。

とはいっても、概ね上手く操縦出来ているからこその違和感。

心身の感覚が変化してくると、より微細な違和感が更に感じられるようになるので、結果違和感は増える一方・・・

大変だけれど、もちろん、これは嬉しいことでもある。

まずは、通常の下駄で演奏し、その後アンティークの銀鍍金のコースターをマスキングテープで貼り合わせた自作マカロンを仕込んだ「ハイヒール下駄」での演奏を披露。

「やはり、全く違いますね!」


その後は、現在行っている新たな構え方に関しての相談。

肘先、指先、フルート先という言葉が飛び交う。

「肩タイプ」ならではのより滞りのない動きによる構え方を伝授していただき、吹いてみると、スっと肩と頭が軽くなっていることが驚愕でした。

もうこれだけでも、この日早起きした甲斐があるというものですが、加えて、コンサートにおける様々な所作に関しての動作の相談を。

いつものことではあるけれど、問いかければすぐに答えが返ってくる。

本当に陽紀先生の心身、そして言葉の感覚というのはとてつもない領域に入られているのではないか、と改めて思いました。

歩き方、お辞儀の仕方、構え方 マイクを使っての話し方、楽譜のめくり方、そして思い入れのある曲(大概失敗する・・)を演奏する時の心の置き方などなど・・

あっという間の45分間でした。

あとは、これ等のことが、考えなくてもやれている様に、日々シュミレーションし、実際に行うこと。

しみじみとした充実感。

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今回の会場は都内にあるガルバスタジオ。

とても素敵な処だけれど、残念ながら今月末で閉館となってしまうとのこと。

ガルバホールのことは知人が出演していたこともあり、知っていましたが、こちらのスタジオのことは全く知らなかったので、とても残念です。

アンティーク家具に囲まれていると、とても気持ちが落ち着きます。










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