都内の楽器店の発表会でした。
生徒さん達は夫々に本当に素晴らしい演奏でした。
ステージに乗るということが、どれほど大変なことかは、実際に経験した方じゃないとわからない。
聴くだけというのも、楽しいものではあるだろうけれど、客席側よりも舞台の上に居る方がダントツ楽しい、と私は思う。
今回、初めての発表会だった方も複数名いらっしゃったのですが、きっとその楽しさを感じてくださったと思います。
私も講師演奏で、最後にテレマンの無伴奏ファンタジーから12番を演奏しました。
100人に満たない小さなキャパの会場で、お客様は30名くらいだったか。
最初の一音を吹いた時に、客席からのハっとした反応と手応えを感じました。
こんなことは初めてでした。
全員の集中がフルートの音に集まって、それがさらに音楽のエネルギーになって循環していくような楽しさがありました。
素晴らしい経験をさせていただきました。
この曲は今年の春に別の楽器店の講師演奏でやったもので、まあ言ってみれば、リベンジ演奏。
今回、演奏を頼まれたのが一か月前だったこともあり、これから合わせたことのないピアニストと馴染みを作って、最低2回は合わせて、という時間を捻出できそうにもなかったこともあり、ソロにしました。
お約束通り、最後は歩いて退出。
舞台袖での録音はかつてない程くっきりと濃厚な音で全ての音が入っていたのも嬉しかった。
終演後、生徒さんやご父兄、友人の皆様は、もちろん、フルートではないピアノやヴァイオリン、歌の方たちからも沢山お声がけいただきました。
「いや~、フルートいいですねえ。やってみたくなりましたよ!」という方も居て、
「是非!一度に出す音は一音だけなので、簡単ですよ!」と返答。
その一音を出すのに半世紀以上かかっているのだけれど、まあ、それはそれとして。
7月2日の変化進展には、WAYAZメンバーも驚いてくれていた様子だったけれど、こうして舞台で試すことが出来、更にその進化の手応えも感じることが出来、本当に良かったです。
何より、自分自身の観察がとても進んでいることに気が付いた。
演奏しつつ、「次はこうしよう」というコントロールもするけれど、同時に何か自分が演奏しているのではない感じ。
これが出来たのは、一昨年3月26日、ギターの宇高さんとのコンサートだったけれど、この時は一生懸命、「自分を飛ばす」、と意識してそうなった、という感じ。
でも今回は、もうそれがデフォルトになっていて、自分自身のメンタルとかなんたらかんたらは、全く関係なく当たり前の「技術」として身に備わった感じ。
最近、階段を上る時は、母猫に首を加えられて運ばれる子猫の気分なのですが、フルート演奏時もそんな感じ。
あと、ピアノがとても弾きやすく、タッチもクリアになっていた。
発表会での伴奏は責任重大で、とても緊張するのだけれど、今回の気付きで、腹が定まり、腕のみならず、身体全体の糸電話の糸が張られたように繋がるので、力感なく、さりとて脱力でダボダボになってしまってというのでもなく、よい釣り合いの中、指が廻る、という感じ。
これでようやく気分的には夏休み。
より集中して、今回の奏法を深めていきたいです。
綺麗なお花もいただきました。
ありがとうございました!
生徒さん達は夫々に本当に素晴らしい演奏でした。
ステージに乗るということが、どれほど大変なことかは、実際に経験した方じゃないとわからない。
聴くだけというのも、楽しいものではあるだろうけれど、客席側よりも舞台の上に居る方がダントツ楽しい、と私は思う。
今回、初めての発表会だった方も複数名いらっしゃったのですが、きっとその楽しさを感じてくださったと思います。
私も講師演奏で、最後にテレマンの無伴奏ファンタジーから12番を演奏しました。
100人に満たない小さなキャパの会場で、お客様は30名くらいだったか。
最初の一音を吹いた時に、客席からのハっとした反応と手応えを感じました。
こんなことは初めてでした。
全員の集中がフルートの音に集まって、それがさらに音楽のエネルギーになって循環していくような楽しさがありました。
素晴らしい経験をさせていただきました。
この曲は今年の春に別の楽器店の講師演奏でやったもので、まあ言ってみれば、リベンジ演奏。
今回、演奏を頼まれたのが一か月前だったこともあり、これから合わせたことのないピアニストと馴染みを作って、最低2回は合わせて、という時間を捻出できそうにもなかったこともあり、ソロにしました。
お約束通り、最後は歩いて退出。
舞台袖での録音はかつてない程くっきりと濃厚な音で全ての音が入っていたのも嬉しかった。
終演後、生徒さんやご父兄、友人の皆様は、もちろん、フルートではないピアノやヴァイオリン、歌の方たちからも沢山お声がけいただきました。
「いや~、フルートいいですねえ。やってみたくなりましたよ!」という方も居て、
「是非!一度に出す音は一音だけなので、簡単ですよ!」と返答。
その一音を出すのに半世紀以上かかっているのだけれど、まあ、それはそれとして。
7月2日の変化進展には、WAYAZメンバーも驚いてくれていた様子だったけれど、こうして舞台で試すことが出来、更にその進化の手応えも感じることが出来、本当に良かったです。
何より、自分自身の観察がとても進んでいることに気が付いた。
演奏しつつ、「次はこうしよう」というコントロールもするけれど、同時に何か自分が演奏しているのではない感じ。
これが出来たのは、一昨年3月26日、ギターの宇高さんとのコンサートだったけれど、この時は一生懸命、「自分を飛ばす」、と意識してそうなった、という感じ。
でも今回は、もうそれがデフォルトになっていて、自分自身のメンタルとかなんたらかんたらは、全く関係なく当たり前の「技術」として身に備わった感じ。
最近、階段を上る時は、母猫に首を加えられて運ばれる子猫の気分なのですが、フルート演奏時もそんな感じ。
あと、ピアノがとても弾きやすく、タッチもクリアになっていた。
発表会での伴奏は責任重大で、とても緊張するのだけれど、今回の気付きで、腹が定まり、腕のみならず、身体全体の糸電話の糸が張られたように繋がるので、力感なく、さりとて脱力でダボダボになってしまってというのでもなく、よい釣り合いの中、指が廻る、という感じ。
これでようやく気分的には夏休み。
より集中して、今回の奏法を深めていきたいです。
綺麗なお花もいただきました。
ありがとうございました!
早速ピピに目を付けられたので、写真撮影の後はガーデンテーブルの上に。
屋外だと冬場は長持ちしたけれど、この暑さでは可哀そうなので、どうしたものかと思案中です。