ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

椿まつりに行って考えたこと・・・

2013-03-05 22:55:48 | 島へ来たるお客さん

 せっかく伊豆大島の椿まつりに行くんだから、ネットで色々と検索してみて意外だったことがある。めっきり一般人の投稿記事(ブログとか)が減ってしまったと。特に島民の「今、コレやってます!」とか、「○○の品種が咲きました!」とか、「××がうまかった!」とか、「来週のイベントは!」とか、生々しい情報がほとんど無いのよね・・・

 ぴらにあの移住した頃は勝手に個人のブログをまとめてリンク集とか作っちゃう人がいて、「もぅ、載せるんなら断ってよ!」とか思ったけど、「まぁ、伊豆大島の宣伝になればいいか・・・」と思って黙っていた。ぴらにあの写真館からの無断コピペもよくされたっけ。しかし、今はブログ等の検索をしても、旅人の投稿記事は出てくるけど、島人のは皆無って感じ。ただでさえ情報に乏しい島に旅してくる人は、結構地元民のレビューを参考にしていると思うんですけどねぇ。いや、単にブログが廃れ気味なだけで、ツイッターとかで盛り上がってるんならいいんですけど、そうも思えませんし。島人の情報発信力、タダなんだからフルに使ってみたらいいと思うんですけどねぇ。島人には「アタリマエ」だと感じることこそ書くんですよ、繰り返しね。「島のスーパーでEdyとWAONが使えるようになりました!」とか衝撃的だと思うんですけど、店先にSuicaのペンギンが置いてあるだけでビックリしませんかね。あ、椿まつりとは関係ないか・・・
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近くて遠い島の道・・・

2010-09-03 20:44:18 | 島へ来たるお客さん

 夕方、職場からぴら家へ向かって走っていると、道端にサーファー風のお兄さんが2人、手をあげて立っていた。少し通り過ぎて車を止めると駆け寄ってきた2人、「すいません、トウシキ(南部の地名)まで、あとどれくらいですか?」と・・・

 「歩いて?」とぴらにあが聞くと、「そうです」とお兄さん、「う~ん、3時間半ってとこかな」と答える。「マジか?!」と顔を見合わせるお兄さんたち、「さっき、トウシキからバスで町まで行った時はすぐだと思ったんですけど」と。そうなのよね、島の道は信号も何も無いから、10Kmや15Kmは「すぐ」の感覚なのよ。それにさ、島民は歩いた事なんかないから(いつでも車)、かなり先でも「すぐ近く!」って答えるけど、信用しちゃダメなのよねん。「このまま歩いたら9時になるよ」とぴらにあが言うと、「じゃぁ、乗せて下さい!」とトウシキまで旅は道連れ。「ところでお兄さんたち、手ブラですけどお荷物はどうしたの?」とぴらにあが聞くと、「トウシキのテントの中に置いてきました!」と不用心な。でもそのラフな感覚、意外と島暮らしに向いてるのかもよ・・・
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愛があれば歩いて行ける・・・

2009-09-03 20:29:05 | 島へ来たるお客さん

 夕暮れの道を家へと走る。集落を抜けて峠のクネクネ道に差し掛かると、お兄さんとお姉さんが2人で歩いてる。スーパーのビニール袋なんか下げちゃってどう見ても観光客だけど、この先しばらく民家なんか無いよ。この時間から懐中電灯も無しで歩くのはかなりヤバイ、心配になって声を掛けると「シー○リフに泊まってるんですけど遠いですか?」ってお兄さん、「遠いか?」ってまぁ10Kmチョイだから3時間もあれば行くんじゃないかと・・・

 このまま見捨てて遭難されると寝覚めが悪いから、「乗って!」と逆ヒッチハイクする。「バスがなかなか来ないんでカレが歩こうって言ったんですけど、ワタシは止めた方がいいよって・・・」とお姉さん、町から少し歩いたらバームクーヘンで、あとちょっと歩けばホテルに戻れると思ったんだそうな。「このまま行ったらすぐに日が暮れて、差木地で貞子に食われちゃうんだから」ってぴらにあが冗談で言うと、「キャ~!」なんて笑ってるけどホントよく考えた方がいいよ。「お店どころか自販機も無いんで不安になりました」ってお兄さん、その割には楽しそうに歩いてましたけど。「ラブラブだから行けると思った?」とぴらにあが聞くと、「えぇ、まぁ」ってどうもご馳走様。このまま裏砂漠まで送って下ろしてやろうか・・・
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嵐を呼ぶ男・・・

2009-01-30 22:52:47 | 島へ来たるお客さん

 恩師のO先生が島にやってくる。この先生はぴらにあと同じく旅好きで、ずいぶん色々な所に一緒に遊びに行ったけど、実は超雨男でタチが悪い。秋の高山祭りも大雨、万座温泉に行った時も2回とも雨、そういや修学旅行の萩だって大雨で自転車巡りが中止になったんだよ。もぅ、今回だって土曜日の椿まつりのオープニングが日曜日に延期になっちまったよ。「飛行機、大丈夫かな?」ってこの低気圧じゃダメに決まってるじゃん、ジェットフォイルだって危なそうなんだから大型船しかないよ。明日の朝、「着岸できないので竹芝桟橋に戻ります」な~んてね。せいぜいご無事でお着き下さいまし・・・

 そんなO先生の携帯電話に10時を過ぎてから掛けてみると、「お~い、レインボーブリッジがキレイでお酒が進むぞ~!」って盛り上がってるし、寝過ごして神津島まで行かないように気をつけてよね。あぁ、大嵐で利島~神津島は欠航(大島も条件付き)だったっけ・・・
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リッチなタマゴ・・・

2008-05-19 21:58:28 | 島へ来たるお客さん

 昨日のドルニエは空いていた。ぴら家3人(ぴらにあ、ちぴら、ばばさん)、お兄さん1人、おじさんとおばさんの2人連れで合計6人。アイランダーでも6人なら充分なんだけどな~、なんて帰りはたくさん乗るんだろうけど・・・

 大島空港に着いてレストランでお昼を食べていると、一緒に乗っていたおじさんとおばさんも入ってきた。軽装にリュックを持ってきてるから、1泊2日でハイキングにでも来たのかな。おじさんとおばさんは先に食べ終わって出て行く、ぴら家も追いかけるように空港を出ると、おじさんたちが土手の上を農産物販売所の方に歩いていくのが見える。ぴらにあもアシタバを買いに農産物販売所へ、こっちは車だからお先に到着してでじゃーとのアイスを食べていると、すぐ後におじさんたちもご到着。「やっぱりアイスでも食いに来たのかな?」と思って見ていると、大量のタマゴをレジに運んでるおじさんたち。まさか、これからどこを歩くのか知らないけど、タマゴを持ったままでハイキングなんてやめた方がいいでしょ。他にも何か野菜でも買うのかと思ったらタマゴだけ、たまらず声を掛けてみる。「あの、どちらへ?」とぴらにあ、「あぁ、一緒の飛行機に乗っていた方ですね。次の便で調布へ帰ります!」って。えぇ~!、タマゴを買いにのみドルニエに乗って来たってか。まぁね、京王線に乗って大混雑の高尾山に行くよりずーっと気分はいいと思うけど。しかし、タマゴのために往復2万円×2人分、なんともリッチなタマゴだなぁ。って、バームクーヘンを食うために神戸空港へ飛ぶヤツに言われたくないか・・・
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大混乱のお盆休みin伊豆大島・・・

2007-08-11 23:17:56 | 島へ来たるお客さん

 昨日の夜、ぴら奥さんのママさんから「明日、遊びに行ってもいい?」と電話が掛かってきた。そりゃ来るのはかまわないけど、明日ってお盆直前の土曜日だよ。しかも夏祭りで花火大会もあるし、今から船の予約なんか取れるのか?。とりあえずインターネットの空席情報を見てみたけど、11日(土)に伊豆大島へやって来る船は全便『×(空席無し)』が並んでいる。飛行機なんか空席待ちすら出来ない状態だ。「明日になったら東海汽船に聞いてみるけど・・・」と電話を切ったけど、いくら強運のママさんでも絶対ムリだよ・・・

 で、本日の朝。ダメだと思いつつ一応東海汽船に電話してみる。「東京からの便はダメですけど、熱海なら6席だけ空いてます!」って予約係のお姉さん。信じられないけど、お盆休みの初日に当日予約でチケットが取れちゃった。予約番号はなんと8,000番台、いつもせいぜい多くても1,000番くらいなのに、やっぱり今日はもの凄い人数が船に乗って来るらしい。夕方、港にママさんを迎えに行くと、車や人が多くて駐車場に入るのも一苦労。少し遅れたからママさんを待たせたかと心配したら、30分も遅れてジェットフォイルがやって来た。あまりの人数で乗り降りに手間取ったらしい。スーパーの駐車場が満車なのも初めて見た。車庫入れなんかマトモにやったことがない島免許の人が、駐車場の奥の方でにっちもさっちもいかなくなって、島のあちこちで渋滞が出来てるし。ビキニのお姉ちゃんが町の中をふらふら歩いて目のやり場に困るぴらにあ、「あの人、お尻が半分出てるよ!」ってシッカリ観察してるぴら奥さん。大混乱の伊豆大島はまだまだ来週くらいまで続く・・・
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犬好きおじさんの民宿・・・

2007-08-10 21:46:59 | 島へ来たるお客さん

 鳥取県から友達のGさんファミリーがやって来た。寝る場所ならぴら家でもいいけれど、1才8ヶ月のKくんも一緒だし、初日は民宿に泊まることになった。で、その民宿。迷わず【子犬好きのおじさん】の所に決めた。おじさんの民宿はゴハンがメチャクチャうまい。ぴらにあは島に泊まる必要はないけど、おじさんの作るゴハンは食いたい。時々「晩ご飯だけ食わせて!」とお願いしてみるけど、「絶対にダメ!」とつれないおじさん・・・

 「ウチは部屋食だからよ、泊まらないと食わせないんだよ・・・」って、解ったような解らないような説明。お客が絶対に泊まらないようなオフシーズンの平日でも、絶対に食事だけじゃダメだというから不思議。で、今回はチャンスとばかり、お泊まりの友達の連れと言うことで晩ご飯をご馳走になる。脂の乗りきったタカベの塩焼き、お刺身山盛り(キンメ、シマアジ、トビ、クロムツ・・・)、アシタバのサラダ、アツアツのアシタバ天ぷら、カブのあんかけ、シメは絶品のいかべっこうユッケ丼。「どうだ、うまいだろ~!」ってぴらにあの背中をバシバシ叩くおじさん、「うん、うまい。だからお昼は食堂やればいいのに!」ってぴらにあ。「それはダメ!」って、やっぱりかい・・・
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下田にゆかりがあるはずなのに・・・

2007-07-23 06:26:11 | 島へ来たるお客さん

 昨日、ヤボ用で職場に行くとお姉さん2名が来ていた。休日出勤のSさん(単身赴任)の家族かと思ったら、「ちょっとねぇ、知り合いなんだよ・・・」ってイミシン。と思ったら、前の職場(世田谷支店)の関係らしい。な~んだ、ドキドキして損した。Sさんは夕方まで仕事なので、その間3人で島内一周のドライブに行こう。バームクーヘンへ向かう途中、二人で楽しそうに話すお姉ちゃん。でも、見た目と違ってなんか内容が。「いくつ?」ってぴらにあが聞くと、「○○才です!」って驚くべき低年齢を口にするお二人。いや~、東京のお姉ちゃんはアカ抜けてるなぁ・・・

 波浮港に着いて港屋を見学する。玄関を入ると、伊豆の踊子を演じた女優さんの写真がずらりと並ぶ。「誰か知ってる?」と聞くと、「見たことありません・・・」って二人とも。「この人、AQU○SのCMやってるでしょ!」って言っても、「???」のお姉ちゃん、吉永小百合はダメか・・・。お次、「この人は?」って横に三浦友和が立ってる。「???」のお姉ちゃん、山口百恵もダメか・・・。それじゃぁこの人、やっぱり「???」のお姉ちゃん、「美空ひばりだよ!」とぴらにあが言うと、「へぇ~、この人がそうなんだ。初めて見た!」って感動してるし。「ところで、この映画なんですか?」って、「川端康成だよ、下田から大島に帰る話だよ!」と答えると、「ふ~ん、知りません・・・」って。伊豆大島の観光ガイド、ココにて終了~!(波浮の港♪の曲も全く知らないという)
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またまた師匠来たる・・・

2007-06-02 22:26:33 | 島へ来たるお客さん

 プチお手伝いに来てくれたママさん(ぴら奥さんの母)が、東京へ帰るので空港へ送っていく。途中、予約しているあおブンが時間通りに到着するのか確認しようと、大島RDO(118.6MHz)に受信機の周波数を合わせる。・・・と、今着陸許可をもらった飛行機って、師匠の『JA39○○』じゃなかった?。ちぴらに聞くと、「39○○だったよ」って。急いで空港に行くと、やっぱり師匠の飛行機がスポットに止まっている。「お~い、師匠~!」と金網の外から呼ぶと、「なんでいるんですか~?」って師匠。そりゃこっちが聞きたいよ・・・

 「今日は満席(4人連れ)だったから、連絡しなかったんですよ・・・」って師匠、「でも、どうして来るってわかったんですか?」って。単なる偶然ですけど、こんな天気のよい日には師匠が飛んでくるかも知れないと。そんな師匠、今回はくさやと椿煎餅を買って、カラカラ笑いながら竜ヶ崎に帰って行った。「今度、中国で免許(もちろん飛行機の)取ってきて下さいね~!」って簡単に言うけど・・・
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ヨットに乗せてもらう・・・

2007-05-07 21:21:15 | 島へ来たるお客さん

 ちぴらを保育園に迎えに行くと、前の道路におじさんとおばさんが立っていた。地元の人じゃないし、かといって夕方に観光客の人もあまり見かけないし。あいさつだけして保育園に入って、出てくるとまだお二人さんは佇んでいた。まさかとは思うけど、最近流行りのリストラで・・・なんて考えてないでしょうねぇ?

 ちょっと心配になって、思わず声を掛けてしまった。「バスを待ってるんですよ」とおじさん、「町までですか?」とぴらにあが聞くと、「いえ、下の港までなんですけど・・・」って。バスの時間にはまだ少しあるし、「送っていきますから乗りませんか?」と誘うと、「助かります~!」っておばさん。「港の民宿にでも泊まるんですか?」と聞くと、「いえ、船で下田から来て、鴨川へ行く途中なんです」って。港に下りると豪華な白いヨット、「よかったら乗りませんか?」って中を見せてもらう。キッチンもトイレも完備で、豪華なソファやベッドルームも2つ、レーダーとGPSで自動航行も可能な船だ。新品だと1,500万円くらいするらしいけど、中古だからもう少し安いんだとか。そんなヨットに乗って、ご夫婦で気ままな日本一周を楽しんでいるらしい。もしかして心中旅行じゃないかって勘違いして、どうもお見それしました・・・

 帰りがけに「コレでお菓子でも買ってね!」ってちぴらにお小遣いをくれたおじちゃんとおばちゃん。バス代より高く付いちゃいましたねぇ・・・
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