東京のパソコンショップで、前から気になっていた『パソコン高速化ソフト』を見つけた。パッケージを見ると、Windowsの起動と終了、インターネット通信速度、アプリケーションの立ち上げ、その他モロモロがクリック一発で早くなると、夢のような話が書いてある。ホンマかいな?と思いつつ、1,980円という値段に納得して買ってみたけど・・・
例によってS社のソフトだから、インストールはCDを入れるだけでOKだ。早速立ち上げて『高速化』のスイッチをクリックする、10分ほどハードディスクがブンブン回り作業は終わったらしい。再起動してみると、少しだけWindowsの立ち上がりが早くなったようだ。試しにメールソフトを開いてみるとこれがビックリ!、一瞬で使えるようになった。ブラウザもウインドウが開くのがメチャクチャ早い。あまりの効果に感動して「コレは使える!」と思う反面、困った事もある。細かい設定が変えられてしまって、今までとちょっとパソコンの様子が違う。Cookieや履歴のデータが消されてしまったし(そういうソフトだけど・・・)、一番問題なのは起動時にメディアプレーヤーが勝手に開いてしまう。インターネットを使っている時も、たまに白紙のウインドウが勝手に開く。パッケージの注意書きを見ると、時々そういう症状が起こるらしい。対処法も書いてあったけど、セキュリティソフトと高速化ソフトを一度アンインストールして、順番を変えてインストールし直すと治る事もあるらしい・・・と書いてあったけど面倒臭いな。
確かにパソコンが早くなったのは嬉しいけど、なんとなく気持ちが悪い感じもする高速化ソフト。少し使ってみて、残すか消すか考えよう・・・