『謎の峠のパン屋みつける・・・』の巻!
ホテル・ハイビスカスから名護に出て、2日目に宿泊する本部のホテルへ向かう。ぴら婆ちゃんが「八重岳のサクラを見たい!」というので、名護から先はパイナップル畑を抜けて山間の道を進む。途中、観光パイン園を過ぎた辺りで県道を左に折れ、さらに山の中へ入っていく。対向車もほとんど来ない細い道をクネクネ走っていくと、所々にピンクのサクラや、名前は不明だけどオシロイバナみたいな花がたくさん咲いていてきれいだ。だんだん人家もなくなり心細くなってきた頃、『パン屋この先』という看板をみつけたけど、こんな山奥にパン屋って?・・・
半信半疑で山道を進むぴら一家、峠に差しかかるとホントにあったパン屋。ログハウス風でなんとも立派な建物で、『製造日 日・火・木』と書いてある。今日は金曜日だから売ってないかな・・・と思って通りすぎようとすると、ほっかむりをした人が中に居るのが見えた。Uターンしてお店に戻ってみると、「いらっしゃ~い!」と元気なおばちゃんが出迎えてくれた。手作りのパンは黒糖やらウコンやらヨモギやら、自然素材を練り込んだオリジナルの製品で、全部この峠のパン屋で作っているらしい。なんでこんな場所でやっているのか、おばちゃんは多くを語らないけれど、25年くらい営業していてそこそこ儲かっているという。色々な味のプチパンが10個くらい入った一袋で315円、他のパンもお手頃価格でよい感じ。早速食べてみると、懐かしいシンプルなパンでなかなかのお味。しかし、あんな場所に誰が買いに来るんだろう?・・・
その後、ばばさんの長年の夢だった八重岳のサクラを見て、思いがけず山上で花見渋滞にはまってきました。翌朝、ホテルで出たウコンと紅イモのパン、薄く切ってあるけれど、何処かで見たような、何処かで食べた味のような・・・
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