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昨日の夜、ぴら家の周り(海の方)をヘリコプターが飛んでいた。ずいぶん長い間、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。そんな時は、何か悪いことがあったに違いない。案の定、ハンバ採りに行った人が亡くなったと聞いた・・・
ハンバ(島特産の海草)は岩場で簡単に採れるから、島の冬場のレクリエーションになっている。バケツとはさみを持って行けば子供でもすぐに集められるから、大潮の日なんか職場でもハンバ採りの話題で持ちきりだ。でも・・・、手軽さの反面かなりキケンなハンバ採り。釣りなら岩場や船の上からやるから濡れなくて済むけれど、ハンバは波打ち際(または海の中)に入って濡れなくちゃ絶対に採れない。海が静かだと思っていても突然の大波にさらわれたり、岩場で滑って大変な事になったり。それと、一人で行くのは御法度だと知っていても、慣れるとやっぱり一人で行ってしまうらしい。昨日亡くなった人も、一人でハンバ採りへ行ったんだとか・・・
ぴら家の近くの海岸でも、ちょっと降りていけばすぐにハンバは採れる。でも、絶対に採りに行かないように決めている。「そこら辺で採れるのに、買うなんて勿体ない」と思うかもしれないけど・・・
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島の人に道を尋ねたとき、「すぐ近くだよ」とか「ちょっと行けばわかるよ」と教えてくれた時は疑った方がいい。答えた方(島民)だって、別にウソをついている訳じゃないけれど、たいていの場合は聞いた方が思うような『ちょっとの距離』じゃないからだ。『ちょっと』といえば数百メートルの距離と思いきや、何キロも先の隣村だったりして。尋ねた方(旅行者)が車ならまだしも、歩きだったら愕然とする距離。島の人はほぼ全員が車での移動だから、数キロだって数分の移動。どこまで行こうが島の中なら『ちょっとの距離』・・・
それはさておき、坂の下のスーパーへちぴらと行くと、見かけないおじさんが買い物をしていた。ティッシュペーパーやお酒のつまみなんかを買い込んでいる様子を見ると、この辺の会社に一時働きに来た人らしい。帰り際、「この辺でタバコ売ってないですかね?」とお店の人に聞くおじさん。「え~と、○○商店の前に販売機がありますけど・・・」と店員さん、そういやあんまりこの集落でタバコ売ってないな。あと○○商店の他でタバコを売ってると思いあたるのは、この集落唯一のホテルくらいかな、でも種類少ないし・・・。ぴらにあもレジを済ませて○○商店の前を通りかかると、さっきのおじさんが自販機の前で途方に暮れていた。そうか、あんまりタバコの種類が多くないから、お好みの銘柄が入ってないんだな。交差点を曲がりながら車の窓から首を出して、「あの、この先少し行くと左側に酒屋がありますから、そのちょっと手前に自販機ありますよ!」と声を掛ける。「なんじゃこいつ?」という雰囲気のおじさんだけど、「ありがとう!」と笑顔で手を振ってくれた。いや~、困っているときはお互い様ですよ。(自画自賛)
家に帰って、自販機研究家?の3ちゃい児に突っ込まれた。「あのね、◇◇(ぴらにあがおじさんに教えた酒屋の名前)のところにはね、じゅーすのはんばいきしかないよ。たばこのはね、◇◇のとこじゃないよ!」・・・。確かにそうだ、タバコの自販機は酒屋の100mくらい手前、『ちょっと手前』というには手前過ぎる。それに酒屋だって『この先少し・・・』って何キロ先だ?、たぶん3~4キロはあるぞ。おじさん、ぴらにあの説明でタバコ買えたのかな。自販機見つからなかったらゴメンよ~・・・(だから、島民の説明を信じてはいけません)
春になってきた。ウグイスの鳴き声も毎日聞こえるし、島中でツバキも満開だ。そしてリス、木から木へ飛び移っているかと思えば、あっちこっちで道路を横断中。当然、可哀相なおだぶつさんのリスちゃん(道路上で永久に睡眠中)も毎朝見かけるわけで・・・
もう少しすると、カッパの水(野増)にカエルが大量に出現する。もぅ、想像を絶する数が道路に上がってくる。暖かい雨上がりの日は、別の意味でホントにスリップ注意・・・(ゲロゲ~ロ)
もう少しすると、カッパの水(野増)にカエルが大量に出現する。もぅ、想像を絶する数が道路に上がってくる。暖かい雨上がりの日は、別の意味でホントにスリップ注意・・・(ゲロゲ~ロ)
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このところ仕事が忙しい。しかも、ぴらにあの最も苦手なジャンルでだ。こんな時は何か目標が欲しい、コレが終わったら・・・というようなヤツを。
保育園から帰ってきて、ちぴらと男の旅の話で盛り上がった。誰に似たんだか空港マニアの3ちゃい児は、前から「かんくう(関西空港)にいきたい!」と言っていたから、この仕事が一段落したら羽田~伊丹~関空~羽田のコース(電車の図鑑に出てくる南海ラピートにも乗りたいらしい)で、あおブンのマイル特典で回ろうと2人で決めた。もちろん、ぴら奥さんが仕事から帰ってくる前に・・・(なんで~!←ぴら奥さんの叫び)
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袋田の滝は5人でドライブに行った。ぴらにあとGさんのオヤジ2人(30代)+お姉ちゃん3人(20代)だ。夕方、水戸へ戻ってきて5人で飲む。ぴらにあは運転だからお酒は飲まないけど、コレは絶対に憧れの合コンだ。誰が何と言おうと合コンに間違いなし、疑ってはいけません・・・
合コンは楽しかったけど眠かった。Gさんとお姉ちゃんたちは「まだ8時なんだね~!」なんて盛り上がっているけど、ぴらにあは帰ることばかり考えていた。途中、お姉ちゃんを一人送って行かなきゃいけないから、東京の家まで3時間はかかる。今すぐ終わったとして家について11時、う~ん、盛り上がっているのに申し訳ないけど、ホントに帰りたい・・・。なんて考えているうちに9時、どんどんGさんのメートルは上がって日本酒五合目。9時半にいよいよダメだと思って、「今一緒に帰らないんなら、Gさんを水戸へ置いていく!」と、無理矢理お開きにしてもらう。まだみんな飲み足りなそうなのにゴメンよ~・・・
大島に来てからというモノ、ホントに夜が弱くなったぴらにあ。前からあんまり強い方じゃないけれど、そうは言っても独身時代はよく徹夜ドライブで色々な所へ出掛けた。東北旅行なんて高速代ケチって夜中走って、だいたい夕方に東京を出ると真夜中に仙台あたり、ちょっと仮眠して夜が明けると山や温泉を走り回った。それが最近は日没から3~4時間くらいすると、なぜか決まったように眠くてガマンできなくなる。夏場だと10時頃、今頃だと8時過ぎに峠がやってくる。大島の自然に身体が適応したのか、単なるオヤジ化なのか、神のみぞ知る・・・
ちぴらへの羽田空港みやげは、飛行機のプラモデル(1/200)に決めた。DC-10やA300もマイナーで捨てがたいけど、やっぱりいるかブン(B737-500)にしよう。でも大島に帰って作ってみると、あおブンの青いストライプのデカールって、超難易度高くてちょっと後悔・・・(インチキがバレないようにジャーニー焦点で?)
おはなブンは成田の航空科学博物館で買ってきた完成品(ダイキャスト製)です。
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おはなブンは成田の航空科学博物館で買ってきた完成品(ダイキャスト製)です。
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