*壇ノ浦古戦場~唐戸市場~下関海響館~関門汽船~門司港駅(ななつ星&じーもくん)・・・の巻!
フグは食いたし命は惜しし、下関と言えばフグですが関東人のぴらにあには今ひとつピンと来ませんが。かの豊臣秀吉公は朝鮮出兵の折にあまりにフグ中毒で兵士が死んでしまったので、今から400年以上前に「フグは食ってはならぬ!」と命令を出したそうな。それより遙か以前の縄文時代、謎の一家全滅(何かの急病?)があった住居跡からは、病死との関係は証明されていませんが大量のフグの骨が発見されてるそうです(お~こわ)。明治政府も明治15年にフグ食禁止令を出しておりますが、下関のフグに感動した伊藤博文公(どうして堂々とフグが食えたのでしょう?)がフグ禁止令を解いて現在に至ります。しかし、21世紀に入っても毎年のようにフグで亡くなる人がいるとゆ~・・・
実は有毒フグでも全ての個体が毒(テトロドトキシン)を持っているわけではないそうです。テトロドトキシンは食物連鎖によってフグの体内に蓄積されますので、そのフグが今までどれだけテトロドトキシンを含む餌を食べたかということがポイントです(フグの腸内細菌が関係しているという説もアリ)。つまり、無毒の餌で育てた養殖フグは食べても大丈夫(理論的には)だし、天然フグでも無毒か食べても大丈夫なレベルの毒しか持ってない固体もあるという事です。「フグは少しずつ食べて慣れていけば当たらない」という迷信がありますが、それはその人がたまたま毒の弱いフグを食べていたということで、フグ毒の耐性ができているのではありません。昭和50年にフグで亡くなった有名な歌舞伎役者さん(人間国宝)は、料亭でキモを4皿も食って(板前さんにムリヤリねだったそうです)4皿目で当たったという、まさにロシアンルーレットですよね。ぴらにあも自称食いしん坊ですが、フグのキモや毒キノコに手を出す勇気はありません。まだまだ食いしん坊のレベルが低いのかもしれませんね・・・
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【関門トンネルを抜けると壇ノ浦古戦場ですが、長州軍の大砲がエゲレスの軍艦を狙っております。100円玉を入れると20秒後に「ドッカーン!」でケムリも出ます・・・】
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【トンネルの出口から唐戸市場まではバスで5分ですが、赤間神宮の前を歩いて行きましょう。赤間神宮は壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇をお祭りしているそうです。赤間神宮のお隣には伊藤博文公が違法フグ料理に舌鼓を打った料亭があります・・・】
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【さて、30分ほどヘロヘロに歩いて唐戸市場に到着しました。コロナ禍でちょっと淋しいですが、やっぱりメインはフグです・・・】
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【フグの切り身は買ってもそのまま食べられないので、お刺身を見ていたら「角島のだよ、買ってって~!」とおばちゃんに声を掛けられました。「お醤油もあるよ~!」だそうです・・・】
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【小娘さんは「え~、サザエ~?」とか言ってましたけど、「あんまり好みじゃない~!」ってキッチリ1匹分食いやがりました。つまり、角島のサザエは「口には合わなかったけど美味しかった!」とゆ~ことで・・・】
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【かつて唐戸市場は人とぶつからないと歩けないほど賑わってたんですけどね、いつになったらあの喧噪が戻ってくるのでしょう・・・】
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【市場を出るとザビエル先生が鹿児島~平戸経由でたどり着いた上陸の地がありました。1,550年に下関に上陸後、ゲリラ的に布教活動を繰り広げていきますが、うっかり当時の日本の文化であるボーイズラブ(キリスト教では禁止)を批判してしまったため、ザビエル先生はだんだん肩身が狭くなります・・・】
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【やっぱね、怖い怖いと言いつつもフグですよ。小娘さんは「お刺身より皮の湯引きの方が美味い!」と生意気な。名物の瓦そばも1.5人前食いやがりました・・・】
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【一応、水族館で生のフグも見ておきましょう。この水族館には20年くらい前(オープンしてすぐ?)に訪れたことがあって、その時に夜の水族館に入れてもらって面白かったです。目を開けたまま寝ている魚とか、逆に元気に泳ぎ回っているのとか、昼間の様子とは全く違いました・・・】
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【帰りは400円の連絡船で門司港に戻りましょう。「トロッコ+下関のバス+連絡船」で1周できる割引チケットも売ってましたが、バスに乗らないと損をするので買いませんでした・・・】
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【下関~門司港の連絡船は20分毎の運行、乗船時間は5分間です。途中、関門海峡を行き交う船とぶつかりそうになって走るので楽しいですね。ぴらにあは香港のスターフェリー(香港島~九龍)も好きでよく乗ってましたが、次に乗れるのはいつのことでしょう。ちなみにぴらにあはスターフェリーの下段(安い方)がお気に入り・・・】
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【「小次郎待たせたな~!、武蔵遅いぞ!(そして真剣白刃取り失敗)」となればカージナルスのコント(実はあんまり面白くない)ですね。もうね、お笑いスター誕生を見るために土曜日は学校からすっ飛んで帰ってきてましたよ。ミスター梅助、でんでん、小柳トム、ツーツーレロレロってのもありましたね。あの人たちは今どこにいるのでしょう、まさか政治家なんかになってないですよね・・・】
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【さて、門司港駅に戻ってくると見慣れない列車が止まっておりましたが・・・】
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【入場券を買ってホームに入ろうとすると、謎の生命体に出くわしました。じーもくんという海坊主の末裔だそうです・・・】
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【じーもくんに付いていきます・・・】
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【ななつ星というJR九州の豪華寝台列車だそうです、主な形式は「マイネ77」となってますので正真正銘の1等車扱いですね。ちなみにグリーン車は「ロ」なので2等車、普通車は「ハ」なので3等車でございます。「マイネ」は、「マ(かなり重たい車両)」+「イ(1等客車)」+「ネ(寝台車)」という意味です・・・】
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【この日のツアーは3泊4日で博多から出発して門司港から別府経由で阿蘇、宮崎から鹿児島(今回は南宮崎でUターン)を回って博多に戻ってくるコースで、車中泊だけじゃなくて一流温泉旅館とかも泊まっちゃうそうです。料金はお一人様100万円前後らしいです・・・】
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【牽引機のDF700形は貨物用に設計されたディーゼル機関車ですが、7000番台だけななつ星専用に改造されてます。豪華客車列車に対応するため連結時のショックを和らげる装置が取り付けられているそうです・・・】
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【じーもくんと一緒に出発を見送ってきました。門司港駅には2時間ほどの停車でお客さんは自由に下車して観光をすることが出来ますが、列車から降りずに自室でくつろいでいる人が多くいました。よほど居心地がいいんでしょうね・・・】
フグは食いたし命は惜しし、下関と言えばフグですが関東人のぴらにあには今ひとつピンと来ませんが。かの豊臣秀吉公は朝鮮出兵の折にあまりにフグ中毒で兵士が死んでしまったので、今から400年以上前に「フグは食ってはならぬ!」と命令を出したそうな。それより遙か以前の縄文時代、謎の一家全滅(何かの急病?)があった住居跡からは、病死との関係は証明されていませんが大量のフグの骨が発見されてるそうです(お~こわ)。明治政府も明治15年にフグ食禁止令を出しておりますが、下関のフグに感動した伊藤博文公(どうして堂々とフグが食えたのでしょう?)がフグ禁止令を解いて現在に至ります。しかし、21世紀に入っても毎年のようにフグで亡くなる人がいるとゆ~・・・
実は有毒フグでも全ての個体が毒(テトロドトキシン)を持っているわけではないそうです。テトロドトキシンは食物連鎖によってフグの体内に蓄積されますので、そのフグが今までどれだけテトロドトキシンを含む餌を食べたかということがポイントです(フグの腸内細菌が関係しているという説もアリ)。つまり、無毒の餌で育てた養殖フグは食べても大丈夫(理論的には)だし、天然フグでも無毒か食べても大丈夫なレベルの毒しか持ってない固体もあるという事です。「フグは少しずつ食べて慣れていけば当たらない」という迷信がありますが、それはその人がたまたま毒の弱いフグを食べていたということで、フグ毒の耐性ができているのではありません。昭和50年にフグで亡くなった有名な歌舞伎役者さん(人間国宝)は、料亭でキモを4皿も食って(板前さんにムリヤリねだったそうです)4皿目で当たったという、まさにロシアンルーレットですよね。ぴらにあも自称食いしん坊ですが、フグのキモや毒キノコに手を出す勇気はありません。まだまだ食いしん坊のレベルが低いのかもしれませんね・・・
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【トンネルの出口から唐戸市場まではバスで5分ですが、赤間神宮の前を歩いて行きましょう。赤間神宮は壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇をお祭りしているそうです。赤間神宮のお隣には伊藤博文公が違法フグ料理に舌鼓を打った料亭があります・・・】
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【さて、30分ほどヘロヘロに歩いて唐戸市場に到着しました。コロナ禍でちょっと淋しいですが、やっぱりメインはフグです・・・】
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【小娘さんは「え~、サザエ~?」とか言ってましたけど、「あんまり好みじゃない~!」ってキッチリ1匹分食いやがりました。つまり、角島のサザエは「口には合わなかったけど美味しかった!」とゆ~ことで・・・】
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【下関~門司港の連絡船は20分毎の運行、乗船時間は5分間です。途中、関門海峡を行き交う船とぶつかりそうになって走るので楽しいですね。ぴらにあは香港のスターフェリー(香港島~九龍)も好きでよく乗ってましたが、次に乗れるのはいつのことでしょう。ちなみにぴらにあはスターフェリーの下段(安い方)がお気に入り・・・】
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【さて、門司港駅に戻ってくると見慣れない列車が止まっておりましたが・・・】
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【じーもくんに付いていきます・・・】
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【ななつ星というJR九州の豪華寝台列車だそうです、主な形式は「マイネ77」となってますので正真正銘の1等車扱いですね。ちなみにグリーン車は「ロ」なので2等車、普通車は「ハ」なので3等車でございます。「マイネ」は、「マ(かなり重たい車両)」+「イ(1等客車)」+「ネ(寝台車)」という意味です・・・】
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恩師のO先生が紅秀峰を送ってくれたので、お礼の電話を掛けたらなかなか出ないのでチョイと心配に。「背骨が痛いから寝込んでた!」とか言ってますけど、「チャドクガにもやられた!」だそうです。畑仕事なんかやってる場合じゃないと思うんですけどね…