箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

北谷MOD'Sがデッカく移転オープン

2010-07-01 22:08:00 | 箆柄日記
降りしきる豪雨と雷の中、スクーターを飛ばして、北谷MOD'Sの移転オープンパーティーへ行く。これまでのMOD'Sの倍近いキャパにデッカく変身、通称ビッグモッズに生まれ変わった。


この建物の2階部分が新しいMOD'S

移転先は、以前のMOD'Sのすぐ近く、旧沖縄国民年金健康センターサンセット美浜跡地を再開発したデャAイランドの中。りんけんさんのスタジオの川向かいの区画だ。

まず入って驚かされるのは天井の高さ。演出面から見ても、音響面から見ても、理想的な空間が確保されている。舞台は高さは60cmくらいだろうか。客席との一体感を失うほどは高すぎず、後ろから見づらいほど低すぎず、ちょうど良い高さが良い。そして、テーブルを入れても150席は余裕の広いフロア。VIP席的なソファ席も用意されていた。思い思いのスタイルで、ライブを楽しめそうな感じだ。


こけら落としのライブのメインアクトはディアマンテス。一部よなは徹さんやチアキ(しゃかり)さんもゲストに加わっての勢いのある演奏だった。當間嗣篤さんの力強いドラムがバキバキズンズンと響いていた。大音響をきっちり聴かせてくれるライブハウスっていいなあと改めて思った。

さらに、炎が噴射されたり、キャノン砲が銀テープを射出したりといった、派手な演出も見られた。ここまで来ると、ライブハウスというより、ライブホールと言っていい見応えのあるライブ空間の誕生だ。

客席には、アーティスト、音楽事務所、放送関係、イベンターなど、いわゆる音楽業界人が多数集まっていた。この空間を見て、あのステージに立ってみたいと思うミュージシャン、何か企画を思いついたイベンターの皆さんが数多くいただろう。

同時に、この箱を満杯にするのはなかなか大変だ。それを実現する為には、アーティストは実力を磨き、イベンターやお店は知恵を絞った集客を行うことが求められるだろう。マスターの喜屋武さんからは、そうしてみんなで工夫し、切磋琢磨して、沖縄のミュージックシーンを盛り上げていきたいという、思いを感じた。

そんな意気込みを感じさせる、気合いの入ったオープニングパーティーだった。



トレードマークのゴジラも、看板のサックスも健在!


追記:
それにしてもひどい雨だった…。台風を除けば最悪の天候だった。ビニールを二重まきしていたのに、箆柄暦の最新号が随分濡れてダメになってしまった。こんなことは初めて。悲しい。