箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

『老人と海 ディレクターズ・カット版』@桜坂劇場

2010-08-14 19:27:00 | 箆柄日記
『老人と海 ディレクターズ・カット版』を桜坂劇場で鑑賞。オススメです。桜坂劇場では8月27日まで。一番前で観ると迫力満点ですが、船酔いしますので酔い止めを飲んでおいた方がよいかと思います。[以下ネタバレあります。]


久しぶりに観た。おそらく15年以上はたっているはずだ。最初にみたのはビデオだったような気もするのだけれど、はっきり思い出せない。だが、内容はほとんど覚えていた通りだった。

若い漁師たちが、新しい船に乗って次々とカジキを釣り上げているのを横目に、黙々とエンジン付きサバ二で漁を続けた老海人。映画の終盤、ある日ついに巨大なカジキをしとめて、港へ引き上げてくる。

船を操る、おじいの興奮を抑えた満足そうな、誇らしげな、何とも言えない男らしい表情。港でそれを迎える漁師たちの驚きと、尊敬と、祝福の入り交じった表情。そしてすべてを飲み込んでいたような、おばあの、確信と安堵に満ちた静かな表情。

泣けてきました。


映画『老人と海』を見たら、無性に獅「刺身が食べたくなって、安里三叉路のお魚カフェに行った。ビールと Fish&Chipsを頼みメニューを見る。しかしシェフが替わったとかで、刺身も寿司もメニューから消えていた。んんんんん、刺身モードだったので、早々に移動することに。


糸満屋に電話すると、予約でいっぱいだけどなんとか席を確保してくれた。急いで駆けつけて、ビールと刺身とミックス天ぷらを注文。刺身のうまいこと厚いこと。途中まで食べておなかがいっぱい。こんなことなら早々に泡盛に切り替えるべきだった。

余った天ぷらは持ち帰って、明日のおかずにすることは言うまでもない。


追記:
長いことわだかまっていたことが、ひとまずいい方に落ち着いた。一生懸命説明していたつもりだったことが、相手の腑に落ちていなかっただけのよう。ようやく理解を得て「やろうやろう、応援するよ」というコメントまでいただいた。これで心置きなくアクセルを踏み込める。やるぞ。
コメント
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