桜坂劇場に、元フィンガーファイブのT.AKIRAライブを見にいく。箆柄暦を作っていると、時々東京でのライブ情報を見かけていたので、どんなライブなのか一度見ておきたかった。沖縄にはプライベイトでは何度も帰省はしていたのだが、ライブを行うのは33年ぶりのことだったそうだ。
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今回は、「うちなぁ」というオリジナル曲のレコーディングの為に来沖してのライブだったそうだ。東京で「うちなぁ」をレコーディングしたのだが、何か納得できない感触が残り、りんけんさんのスタジオで、歌入れをやり直したのだそうだ。かなり納得のいく歌が録れたそうで、逆に東京へ戻ったらバックトラックをもう一度録り直すことにしたとのことだった。
ライブの内容だが、T.AKIRAがギター&ボーカルで、エレピとパーカッション(カホンを中心とした構成)といったユニットだった。前半はわりと抑えめだったが、後半ではフィンガーファイブの曲を連打、東京から追っかけてきたらしい女性ファンの皆様と一緒に、懐かしい曲を歌っているうちに、私もすっかり夢中になってしまった。「個人授業」「学園天国」「恋のアメリカン・フットボール」「恋のダイヤル6700」他、どれもほぼ今でも歌えた。
そして、満を持してアンコールで「うちなぁ」を歌わんとしたとき、トレードマークのサングラスを脱ぎ捨てた。フィンガーファイブ以降の活動、長い期間沖縄でライブを行っていなかった事情、49歳を直前にしてこの歌を作ろうと思った心情を思うに、素顔のまま歌い出した姿を見て胸に迫る物があった。
そして、2回目のアンコールで、ハンドマイク一本を握りしめ「ベンのテーマ」を歌い上げた。それはやはり、かつて日本のMJと呼ばれた男が、やっぱり特別な星の下に生まれた人なのだと感じさせてくれた。
次は是非、彼をリスペクトする沖縄のミュージシャンをバックに、バンド編成で歌う姿を見せて欲しいと思った。ローリークック率いるTHE WALTZとの共演なんて実現したらスゴイと思う。
さて、桜坂劇場では、世良利和さん著『沖縄劇映画大全』にちなんだミニパネル展が開催されていた。沖縄映画のチラシが何枚か飾られていた。
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そのなかに、當間早志監督の『はれ日和≠レくらのクソ記念日』のチラシも飾られていた。車にもたれかかっているのは、主演の真喜屋力(現・桜坂劇場支配人)。ストパラ風な写真が懐かしい。この映画もぜひ桜坂劇場で上映して欲しいと切に願う。
さてさて、ライブの後の懇親会で賑わう桜坂劇場Cha-gwaをあとにして、パラダイス通りのプラヌラで行われていた、いしかわじゅんさんのお茶会に途中参加。ひとしきり会は盛り上がった後のようで、まったりとした雑談会に加わる。1時間くらい話してお開き。
イギリス製の自転車にまたがり、颯爽と帰って行くいしかわさんを見送り、私も帰途についた。
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今回は、「うちなぁ」というオリジナル曲のレコーディングの為に来沖してのライブだったそうだ。東京で「うちなぁ」をレコーディングしたのだが、何か納得できない感触が残り、りんけんさんのスタジオで、歌入れをやり直したのだそうだ。かなり納得のいく歌が録れたそうで、逆に東京へ戻ったらバックトラックをもう一度録り直すことにしたとのことだった。
ライブの内容だが、T.AKIRAがギター&ボーカルで、エレピとパーカッション(カホンを中心とした構成)といったユニットだった。前半はわりと抑えめだったが、後半ではフィンガーファイブの曲を連打、東京から追っかけてきたらしい女性ファンの皆様と一緒に、懐かしい曲を歌っているうちに、私もすっかり夢中になってしまった。「個人授業」「学園天国」「恋のアメリカン・フットボール」「恋のダイヤル6700」他、どれもほぼ今でも歌えた。
そして、満を持してアンコールで「うちなぁ」を歌わんとしたとき、トレードマークのサングラスを脱ぎ捨てた。フィンガーファイブ以降の活動、長い期間沖縄でライブを行っていなかった事情、49歳を直前にしてこの歌を作ろうと思った心情を思うに、素顔のまま歌い出した姿を見て胸に迫る物があった。
そして、2回目のアンコールで、ハンドマイク一本を握りしめ「ベンのテーマ」を歌い上げた。それはやはり、かつて日本のMJと呼ばれた男が、やっぱり特別な星の下に生まれた人なのだと感じさせてくれた。
次は是非、彼をリスペクトする沖縄のミュージシャンをバックに、バンド編成で歌う姿を見せて欲しいと思った。ローリークック率いるTHE WALTZとの共演なんて実現したらスゴイと思う。
さて、桜坂劇場では、世良利和さん著『沖縄劇映画大全』にちなんだミニパネル展が開催されていた。沖縄映画のチラシが何枚か飾られていた。
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そのなかに、當間早志監督の『はれ日和≠レくらのクソ記念日』のチラシも飾られていた。車にもたれかかっているのは、主演の真喜屋力(現・桜坂劇場支配人)。ストパラ風な写真が懐かしい。この映画もぜひ桜坂劇場で上映して欲しいと切に願う。
さてさて、ライブの後の懇親会で賑わう桜坂劇場Cha-gwaをあとにして、パラダイス通りのプラヌラで行われていた、いしかわじゅんさんのお茶会に途中参加。ひとしきり会は盛り上がった後のようで、まったりとした雑談会に加わる。1時間くらい話してお開き。
イギリス製の自転車にまたがり、颯爽と帰って行くいしかわさんを見送り、私も帰途についた。