箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

T.AKIRAライブと『はれ日和』

2010-04-12 19:32:00 | 箆柄日記
桜坂劇場に、元フィンガーファイブのT.AKIRAライブを見にいく。箆柄暦を作っていると、時々東京でのライブ情報を見かけていたので、どんなライブなのか一度見ておきたかった。沖縄にはプライベイトでは何度も帰省はしていたのだが、ライブを行うのは33年ぶりのことだったそうだ。


今回は、「うちなぁ」というオリジナル曲のレコーディングの為に来沖してのライブだったそうだ。東京で「うちなぁ」をレコーディングしたのだが、何か納得できない感触が残り、りんけんさんのスタジオで、歌入れをやり直したのだそうだ。かなり納得のいく歌が録れたそうで、逆に東京へ戻ったらバックトラックをもう一度録り直すことにしたとのことだった。

ライブの内容だが、T.AKIRAがギター&ボーカルで、エレピとパーカッション(カホンを中心とした構成)といったユニットだった。前半はわりと抑えめだったが、後半ではフィンガーファイブの曲を連打、東京から追っかけてきたらしい女性ファンの皆様と一緒に、懐かしい曲を歌っているうちに、私もすっかり夢中になってしまった。「個人授業」「学園天国」「恋のアメリカン・フットボール」「恋のダイヤル6700」他、どれもほぼ今でも歌えた。

そして、満を持してアンコールで「うちなぁ」を歌わんとしたとき、トレードマークのサングラスを脱ぎ捨てた。フィンガーファイブ以降の活動、長い期間沖縄でライブを行っていなかった事情、49歳を直前にしてこの歌を作ろうと思った心情を思うに、素顔のまま歌い出した姿を見て胸に迫る物があった。

そして、2回目のアンコールで、ハンドマイク一本を握りしめ「ベンのテーマ」を歌い上げた。それはやはり、かつて日本のMJと呼ばれた男が、やっぱり特別な星の下に生まれた人なのだと感じさせてくれた。

次は是非、彼をリスペクトする沖縄のミュージシャンをバックに、バンド編成で歌う姿を見せて欲しいと思った。ローリークック率いるTHE WALTZとの共演なんて実現したらスゴイと思う。


さて、桜坂劇場では、世良利和さん著『沖縄劇映画大全』にちなんだミニパネル展が開催されていた。沖縄映画のチラシが何枚か飾られていた。




そのなかに、當間早志監督の『はれ日和≠レくらのクソ記念日』のチラシも飾られていた。車にもたれかかっているのは、主演の真喜屋力(現・桜坂劇場支配人)。ストパラ風な写真が懐かしい。この映画もぜひ桜坂劇場で上映して欲しいと切に願う。


さてさて、ライブの後の懇親会で賑わう桜坂劇場Cha-gwaをあとにして、パラダイス通りのプラヌラで行われていた、いしかわじゅんさんのお茶会に途中参加。ひとしきり会は盛り上がった後のようで、まったりとした雑談会に加わる。1時間くらい話してお開き。

イギリス製の自転車にまたがり、颯爽と帰って行くいしかわさんを見送り、私も帰途についた。



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重いコンダラ

2010-04-10 18:07:00 | 箆柄日記
重いコンダラを久しぶりに見ました。やや小ぶりです。


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屋良文雄さんの告別式

2010-04-10 14:21:00 | 箆柄日記
沖縄ジャズ界の長老(重鎮ってのとは違う感じがする)屋良文雄さんが、2010年4月8日10時頃、お亡くなりになられた。本日告別式に行く。


会場には、数々の思い出の写真が飾られ、ジャズが流れていた。そのジャズの音色はレコードではなく、生演奏だった。祭壇の左側にバンドが陣取り、演奏していたのだった。お葬式の最初は沖縄ジャズ協会のビッグバンドジャズ演奏だったそうだ。遺影を飾る花も、音符をあしらったデザインで飾られ、まさに音楽葬という感じだった。

会場には多くの音楽関係者が詰めかけていた。受け付けてくれたのは、上原さんの奥さんだった。列に並ぶと私の前は与世山澄子さんだった。いつもなら声をかけると「あらあらこんにちわ」と笑顔で応えてくれるのだが、さすがに神妙な表情だった。返礼を渡す係は満寿代さんだった。帰ろうとすると、川満まことさんがふらふらと近寄ってきた。力なく「さみしくなる」とただ繰り返していた。

去年の後半あたりから、沖縄の各界の戦後を担ってきたアーティストが次々と唐旅へと旅立っている。全国的にも、昭和を代表する作家、ミュージシャン、演劇人、いろんな人が亡くなっている。時代の転換点に在ると言うことをひしひしと感じる。

ということは、自分もまた折り返し地点くらいに達しているという事に違いなかろう。
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カレー三昧

2010-04-09 13:31:00 | 箆柄日記
なんだか昨日の昼からカレー三昧、4食連続。


那覇経済新聞の取材のお下がりで、那覇西高校向かいにオープンした旬彩工房Mince(ミンチ)のカレー弁当。で、この日は自宅でも冷凍備蓄してあった生方さんの中辛カレー。


今日は、県庁地下の食堂南天でカレーうどん。沖縄はうどんの店が少ないので、カレーうどんってのはあんまり食べる機会がない。なんかすごくおいしそうでついつい。


夜、ちゅらしまフォトミュージアムのミーティングの後、たるけんさんと照屋さんで、おきなわ屋本店ビルの2階に開店したばかりの、新宿・海森の3号店に行ったら、サービスで石垣牛の牛筋カレーが出てきた。

カレーって、いがいとそれそれで味が違うので、続けて食べても飽きないものですね。



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東京路に桜吹雪

2010-04-06 00:20:00 | 箆柄日記
桜満開の東京へ行ってきた。桜吹雪の下、PowerBookを広げてあれこれしていると、この後突如画面がブラックアウト。原因はバッテリーなのか、液晶なのか、はたまたハードディスクなのか…。


しょうがない、明日は予定を変更して、Apple Store銀座へ持ち込むことにしよう。MacBookもあるんだけれど、いろいろあってまだ使いたいんだよなぁ。お金がかからないと良いけど。
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