こちらは天馬大吉が主人公の螺鈿迷宮の続編。時間軸としては、ケルベロスの肖像のちょっと前から、ケルベロスの肖像のクライマックスシーンの後までを描いたもの。
ひかりの剣で登場した某人物が出てきていたり、相変わらずシリーズの読者にはニヤリとするポイントがあります
ケルベロスの肖像で気になっていた、あの女性の声と、炎上現場で起こっていた出来事の詳細が描かれています。
ケルベロスの肖像での疑問は大分解 . . . 本文を読む
田口&白鳥シリーズの完結編。ドラマシリーズのキャスト(伊藤淳史&仲村トオル主演)による映画も公開中の作品です。
完結編という割には、全然完結してないじゃんという終わり方でしたが、疑問のほとんどは、ほぼ同じ時間軸を天馬大吉の視点で描いた輝天炎上で解決されていました。(明日の記事で載せます。)
田口&白鳥シリーズは完結といっても、桜宮サーガはこれからも広がっていくので、きっと別の作品で今後も二人が . . . 本文を読む
大分前に読んだのでほとんど印象が薄れてしましましたが、東野圭吾の本格サスペンス。
同じ原発モノとしては、高村薫の神の火の方が私のツボにはまりましたが、空中アクロバット等出てきて、なかなかハラハラドキドキさせられる作品でした
↓↓
天空の蜂 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社
神の火〈上〉 . . . 本文を読む
東野圭吾の小説。スキー場を舞台にしたシリーズ作品です。
最大の特徴は、白銀ジャックが「いきなり文庫化」で単行本化より先に文庫本化されていて、さらに疾風ロンドは「文庫書き下ろし」という、珍しいスタイルです。
1作目の白銀ジャックはスキー場に対する脅迫事件で、割としっかりした内容(シリアス派)の作品でしたが、2作目はよりコメディ路線で、気楽に楽しめました
実は明日から1泊でスキー場に . . . 本文を読む
ガリレオシリーズに続き、シリーズもので楽しめる作品を、ということで探してヒットしたのがこの作品。阿部寛主演でドラマ&映画化もされた加賀恭一郎シリーズです。
いきなりプロポーズから始まる卒業、真犯人の名前が書かれないまま終わる(ヒントはあるので読者が推理する)どちらかが彼女を殺した&私が彼を殺した。短編集の嘘をもう一つだけ。人情もの推理とも呼ぶべき赤い指&新参者等々。同じシリーズでありながら、それ . . . 本文を読む
今更ながら(と言っても読了したのは何か月も前ですが)東野圭吾デビューをしました(笑)
福山雅治主演のドラマ版ガリレオがきっかけで、原作を読んでみようと思ったのがきっかけ。ドラマ版のガリレオもなかなか面白かったですが、原作はそれをはるかに上回る面白さでした
特にこれを読んだ当時は、読む本がなくなって蔵書を掘り返して海堂シリーズを3~4度目くらいに読み返していた時期だったので、あのシリーズの文章の . . . 本文を読む
海堂作品の久々の文庫化作品で、極北クレイマーの続編、極北ラプソディを先日読みました。
その前にモルフェウスの領域も読みましたが、渡海先生が出てきたこと以外では特筆すべき点がない・・・というか私の琴線に触れなかったので(特に主人公の性格がちょっとウザイ)感想は割愛。
で、楽しみにしていた極北シリーズの続編ですが、こちらは期待していた通りとても面白く読めました
特に私が前回「世良先生 . . . 本文を読む
先日のTDLのスター・ツアーズでスター・ウォーズ熱が再発し、以前友人の甥っ子君に借りたベイダー卿の子育て絵本がやっぱり欲しくなり、Amazonをのぞいてみたところ、なんとレイア版も登場していたことが判明し、即クリックして入手しました(笑)
どっちにしようか迷ったけど、ルーク版は一度日本語版で読んだので今回は両方とも英語版を購入。
ルークは4歳ですが、レイアは思春期までの成長を追った展開になって . . . 本文を読む
海堂尊の文庫最新版。
かなり昔に出版されているマドンナ・ヴェルデがようやく文庫化されました。
ジーン・ワルツの続編にして、表と裏の関係にあるストーリー。理恵の母、みどりがどんな経緯で怒って双子のお兄ちゃんを取り上げてしまったのか、ストーリー展開に注目して読んでみました。
私は子供を産んだことがないのでまったく未知の世界ですが、自分の子供じゃなくても自分のお腹で育てた時点で愛情がわいて、子供の . . . 本文を読む
映画の公開に合わせて入手し、かなり前に読破しましたがブログ記事作成はかなり日が経ってしまい、若干細かいことを忘れつつありますが・・・
LOR3部作よりも前の話で、LORの主人公フロドの養父であるビルボ・バギンズが主役のお話。
古典的表現と、造語が多いので英語で読むのはちょっと骨が折れましたが、LORに比べたら、世界観を把握したせいか割とすんなり読めました。
まだこれから映画版をご覧になる方も . . . 本文を読む
チーム・バチスタの田口・白鳥シリーズ最新作。一足先にドラマ化もされていたアリアドネの弾丸が、少し前にようやく文庫化されたので、発売直後に読みました(そしてその後放置してました)。
テレビシリーズは全て見ましたが、このアリアドネが一番原作に忠実な展開だったかも?原作と決定的に違うのは、殺人容疑をかけられた人物と宇佐美警視のキャラ設定で、その他はほぼ原作どおりに話が進んだという印象です。まあ当然大分 . . . 本文を読む
大分前に読んでそのままほったらかしにしていた海堂作品最新文庫・その1。ブラックペアン1988の続編で、ブラックペアンの2年後を描いたお話。
主人公は引き続き世良君で、天城雪彦という、海堂作品ではおなじみの破天荒キャラが登場し、桜宮にハートセンターを設立する途上の物語を描いた作品。
いつものように文章にリズムがあってとても読みやすいので、短期間に何度でも読み返せる作品。海堂作品はどれもが少しずつ . . . 本文を読む
映画化もされたアレックス・ライダーシリーズの最終巻。
2011年に最終巻が出るというのは前から情報を仕入れていましたが、ちょうど震災があったタイミングだったので発売のタイミングをチェックするどころではなく、年末くらいになってそういえばどうなったんだろう?と思ってAmazonをチェックしたら、あと数カ月待てばペーパーバックが出るというタイミングだったので、ペーパーバックが出るまで待って読みました。 . . . 本文を読む
誕生日プレゼントに頂きました
世界で活躍しているチョコレート鑑定家クロエさんが書いたチョコレート好き必見の、まさにバイブルの一冊
一言で言うと、マスマーケット用の、とてもチョコレートとは呼べないような商品ではなく、本当に上質な「ファインチョコレート」を大衆が求めるようになることを願ってかなり熱い語り口で書かれた本です。
ただのチョコレート好きでも楽しめますが、プロのチョコレート鑑定家を目指す . . . 本文を読む
いつもお世話になっている大先生からホワイトデーに頂いた本です。その名の通り俳句の本ですが、日本語の俳句に加え、俳句の英訳と、日英双方による解説がついて、さらに俳句のイメージに合わせた写真を載せた豪華本です
素人なので、俳句を読んだだけでは意味が理解できませんが、解説があるので季語と、その季語がどうしてその季節を表すのかについての知識を得られました。
解説は日本語より英語の方が情報量が豊富で(日 . . . 本文を読む