世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

人の世の舞

2012-04-16 | ひとりごと









静から動に移るとき 動から静に移るとき
すべて それには理由 ( わけ ) がある

その理由とは
ただなんとなく・・・・ とか
強要されて ・・・・ とか
使命を感じて ・・・・ とか
愛ゆえの ・・・・ とか

まぁ いろいろある

そして それに対して感情が起きてくる
それが 立ち居・振る舞い となる

舞 とは そのようなものではないかな ・・・・

と 思ってしまった


限られた振りのなかで
神や人の生業 ( なりわい ) を踊り尽くした
素敵な舞だった








舞ったのは 加藤木 朗 氏

鶏舞 という舞

円熟という言葉は使いたくないが
ときに激しく ときに優雅に
そのような舞だった









この国の 人と神との関係って
本当におおらかだよね

舞が神と人との関係のとき 神楽になり
舞が人と人との関係のとき 民舞となる

どちらにしても 人の生活や営みが根っこにあって
それを表現しようとする動きなんだなぁ

なんて 思ってしまった


それと 和太鼓で
だんじり囃子 という お囃子を叩いた

それが また素敵だった

加藤木氏の太鼓の音は 透明感があって
響きが素直だと思う
それに 情熱を焚きつけてくる太鼓だった





和力