2002年の秋僕は大きなけがをした
回ってる丸ノコに右手を突っ込んでしまい
親指の根元の関節を失ってしまいました
一見しただけでは普通の人の右手と変わりませんが関節がないので棒状のままでしか動きません
ただ掴むことができるので普段の生活で困るようなことはないですけどね
この関節の代わりに自分の腰の骨を取って移植してあります
肌の表面は少しだけケロイド状というか40針ほど縫ったのでその跡が残っています
きもちわるぅ と自分では思わないんだけど他人様から見たらそう思われるかもしれません
実はこの怪我で二度手術をしました
怪我をした日と退院した一週間後
最初の手術で治ったと判断されて退院の時に撮ったレントゲン
その結果再手術が決まりました
うまく骨がついてなかったようなんです
で、二回目の手術が腰の骨の移植
ひどい怪我の傷跡 ようやくついたところをもう一度切り開いた 傷の後を
今日のお話はそのことじゃなくて一回目の手術の後
もう一つ気がかりなことがありました
それは開いて離れた皮膚が再生できるのか ということでした
もしかしたらこれもほかのところから皮膚を剥ぎ取り移植が必要かもしれないと
でもその前にやってみようと試みたのが 酸素カプセルです
酸素の気圧を高めて体中の毛細血管の隅々にまで行きわたらせて皮膚の再生を促すとでもいいましょうか
詳しくは知らんけどそんな話だったと思います
カプセル・・ガラス張りだから見えるでいいんだよ
でも狭い所に閉じ込められて一時間足らずの間ただ寝てる・・とてもじゃないが僕が寝れなかった
中へ入るには綿のパンツと検査衣みたいなの一枚
ナイロンとかのだと酸素でいっぱいになってるから発火する可能性があるとか脅されました
脅されたって言葉は正しいかどうかわからんが・・
頭の所がパカッと開いてそこでスライド式に中へ入れられる(嫌な感じを想像させる)
で頭のドアが閉められるとピシッと密閉され、耳がつんと鳴る
10分くらいかけてゆっくりと気圧を高めてゆく
そういう治療なんだけど
一人看護師さんが付いてるんだけど なんか不安で 中からは開けられないんだよね
もしこの人が倒れたらオレどうなるの? 的な不安が不安を呼んですごく嫌な時間だった
これは閉所恐怖症につながるものかな
余分なこと考えると息苦しくなってくる
怖くて怖くてしょうがなくなった
でもまあ10回くらいやったのかな? よく覚えてないけどその結果 皮膚移植はしなくて済みました
僕の説明で怖さがわかった人もいるかもしれないけど
もしかしたら何にも伝わってない人もいるだろうね
これが何とか恐怖症の実態なんだろう
自分にしかわからない怖さは誰にも理解してもらえない怖さでもあるんだ
高所の人も 対人の人も 先端の人も 男性女性って恐怖症もあるらしい
人によってまたその度合いも違う
説明してもおおよその感覚は分かるけれど本当の所までは到達しない
こわいよなー
なんかの恐怖症持ち合わせていませんか?
回ってる丸ノコに右手を突っ込んでしまい
親指の根元の関節を失ってしまいました
一見しただけでは普通の人の右手と変わりませんが関節がないので棒状のままでしか動きません
ただ掴むことができるので普段の生活で困るようなことはないですけどね
この関節の代わりに自分の腰の骨を取って移植してあります
肌の表面は少しだけケロイド状というか40針ほど縫ったのでその跡が残っています
きもちわるぅ と自分では思わないんだけど他人様から見たらそう思われるかもしれません
実はこの怪我で二度手術をしました
怪我をした日と退院した一週間後
最初の手術で治ったと判断されて退院の時に撮ったレントゲン
その結果再手術が決まりました
うまく骨がついてなかったようなんです
で、二回目の手術が腰の骨の移植
ひどい怪我の傷跡 ようやくついたところをもう一度切り開いた 傷の後を
今日のお話はそのことじゃなくて一回目の手術の後
もう一つ気がかりなことがありました
それは開いて離れた皮膚が再生できるのか ということでした
もしかしたらこれもほかのところから皮膚を剥ぎ取り移植が必要かもしれないと
でもその前にやってみようと試みたのが 酸素カプセルです
酸素の気圧を高めて体中の毛細血管の隅々にまで行きわたらせて皮膚の再生を促すとでもいいましょうか
詳しくは知らんけどそんな話だったと思います
カプセル・・ガラス張りだから見えるでいいんだよ
でも狭い所に閉じ込められて一時間足らずの間ただ寝てる・・とてもじゃないが僕が寝れなかった
中へ入るには綿のパンツと検査衣みたいなの一枚
ナイロンとかのだと酸素でいっぱいになってるから発火する可能性があるとか脅されました
脅されたって言葉は正しいかどうかわからんが・・
頭の所がパカッと開いてそこでスライド式に中へ入れられる(嫌な感じを想像させる)
で頭のドアが閉められるとピシッと密閉され、耳がつんと鳴る
10分くらいかけてゆっくりと気圧を高めてゆく
そういう治療なんだけど
一人看護師さんが付いてるんだけど なんか不安で 中からは開けられないんだよね
もしこの人が倒れたらオレどうなるの? 的な不安が不安を呼んですごく嫌な時間だった
これは閉所恐怖症につながるものかな
余分なこと考えると息苦しくなってくる
怖くて怖くてしょうがなくなった
でもまあ10回くらいやったのかな? よく覚えてないけどその結果 皮膚移植はしなくて済みました
僕の説明で怖さがわかった人もいるかもしれないけど
もしかしたら何にも伝わってない人もいるだろうね
これが何とか恐怖症の実態なんだろう
自分にしかわからない怖さは誰にも理解してもらえない怖さでもあるんだ
高所の人も 対人の人も 先端の人も 男性女性って恐怖症もあるらしい
人によってまたその度合いも違う
説明してもおおよその感覚は分かるけれど本当の所までは到達しない
こわいよなー
なんかの恐怖症持ち合わせていませんか?