『 生長の家 』 は、私が会社員生活をしながらでも、家業というものに
縛られながらも、人間は縛られ切れない生命の余裕をつくることが
出来ることを示すために、この生活を開いたのです ・・・・・・
片手に普通人としての生活をしていながら、片手に人を救う道にたずさわる ー
こういう 『 生長の家 』 の生き方であればこそ、誰(たれ)でも出来る
真面目(まじめ)な生き方なんです。
家業を捨てて ラクをしていて、それで世の中の導師だとか先生だとか
言われるのが 『 生長の家 』 の生き方なら、それは ただ虚栄の生活であって
貴(とうと)ぶべきではありません。
実生活にしっかり根をおろして、隣人を救うのでなければ本当の権威がない。・・・・・
現在たずさわっている仕事を熱心にやっておれば、それが次に神から
与えられる仕事の準備になる ・・・・・
『 新編 生命の實相 』 ( 第12巻 生活篇 15頁~17頁 )
谷 口 雅 春 先 生