聖経 続々『 甘露の法雨 』から、“ 波動 ” について啓示されている箇所を
謹写させていただきます。
>実相の ‘ ほか ’ に真の汝なし。
>肉体ありと見ゆれども
>そは ただ 心の波動の投影(かげ)に過ぎず、
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汝の生命の実相は
久遠(くおん)の神なり、
金剛身(こんごうしん)なり、
不壊身(ふえしん)なり、
本来円満完全なる仏身(ぶっしん)なり。
何処(いずこ)にか迷いあらんや、
何処にか罪あらんや、
また何処にか瀆(けが)れあらんや。
「 色々と悟らせて頂きました 」 などと
種々(しゅじゅ)の罪や迷いに心(こころ)執(とら)わるるは
却(かえ)って悟りに遠きこと
暗(やみ)に執(とら)われて光を忘(ぼう)じたるが如し。
罪も、迷いも、病いも、
畢竟(ひっきょう)、 「 無 」 なるものの一場(いちじょう)の夢に過ぎず。
「 因果(いんが)はめぐる 」 の法則も
南柯(なんか)の一夢(いちむ)に過ぎざるなり。
因果(いんが)を超え、
業苦(ごうく)を超えたる
真清浄(しんしょうじょう)、真無垢(しんむく)なるものこそ
汝の生命の円満完全なる実相なり。
罪を右顧左眄(うこさべん)すること勿(なか)れ。
迷いを右顧左眄すること勿れ。
病いを右顧左眄すること勿れ。
汝ら百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)より一歩跳(と)ぶべし。
更に空中に遊歩(ゆうほ)すべし。
空中遊歩の神人(しんじん)とは
汝らの 「 生命 」 の実相なり。
実相の ‘ ほか ’ に真(しん)の汝なし。
肉体ありと見ゆれども
そは ただ 心の波動の投影(かげ)に過ぎず、
真の人間は 「 神の子・人間 」 なり、
真清浄、真円満なる 「 神の子・人間 」 なり。
汝ら驀(まっしぐ)らに 「 神の子・人間 」 を自覚せよ。
「 神の子・人間 」 を自覚して
罪と迷いと死の夢を消し去るとき、
汝の恐怖 滅(めっ)し、
汝の病気も完全に滅し去(さ)らん。
聖経 続々『 甘露の法雨 』 ( 62頁~69頁 ) 谷 口 雅 春 先 生