『 幸福を招く365章 』 の 「 はしがき 」 において、谷口雅春先生は、
「 若(も)し、あなたの生活に 何等(なんら)かの困難な問題が起って来たときには、
この書の どの頁(ページ)でも抽籤(ちゅうせん)でもするつもりで開いて
其(そ)の頁を読んで下されば、必ずその問題を解決するヒントが得られると思う。」 と
お書きくださっております。
さっそく本を開いて抽籤して見ました。
以下、抽籤による法語を謹写させていただきます。
【 奴隷でない者は 外界を心で支配す 】
吾々が現象に とらわれている限りに於(おい)ては、吾々の幸福は、
外界に振廻(ふりまわ)されているところの果敢(はか)ない存在である。
外界に自分の都合(つごう)のよい事が あらわれて来ると幸福感を味わい、
外界に自分の都合の悪いことが あらわれて来ると不幸に感ずるのである。
このような状態にある人間は まだ自主独立性のある人間と云(い)うことが出来ない。
それは ただの外界の奴隷に過ぎないのである。
自分が自分の主人公である人間になるためには、外界は内界(即ち心の世界)の影で
あることを知って、現象に不幸があらわれているときにも、それを過去の心の影で
あるとして心に止(とど)めず、常に心に光明(こうみょう)を描(えが)いて、
心の力によって将来に幸福を創造して行(ゆ)く人に ならなければならないのである。
『 幸福を招く365章 』 ( 新版148頁、旧版137・138頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
>問題を解決するヒント
>自分が自分の主人公である人間になるためには、外界は内界(即ち心の世界)の影で
>あることを知って、現象に不幸があらわれているときにも、それを過去の心の影で
>あるとして心に止(とど)めず、常に心に光明(こうみょう)を描(えが)いて、
>心の力によって将来に幸福を創造して行(ゆ)く人に ならなければならないのである。
ありがとうございます。 合掌 再拝。