☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

神性を悟る功徳

2016-02-14 19:23:50 | 今日の光明法語

・・・・・ ‘ 痛みは やがて過ぎ行くもの ’ という悟りが 肝腎なのです。
これが悟られれば 痛みと一緒に苦しむ必要はない。・・・・・

‘ この痛んでいるままで 苦しまない生き方というのが、 「 生長の家 」 の生き方の
全体をつらぬいています生活態度で、痛みが治って 初めて苦しまないというのではない。
痛んでいるままで苦しまない。’ その結果、痛みそのものも速(すみや)かに
過ぎ去ってしまうのです。・・・・・

束縛とか苦痛とか一切の存在は 結局は実在ではないから、移り変り 過ぎ行き、
やがて消滅すべき運命をもっており、人間は本来神の子であるから、
結局は その円満完全さが発揮されるほかに道はないのです。
こうして あらゆる人間は救われることになっているのです。・・・・・

たしかに あらゆる人間は救われるのであり、あらゆる苦しみは 過ぎ行き
消滅するほかはない。実在は 顕(あら)われるほかはない。
そして仮相は 消え去るほかはないのです。・・・・・

吾々の心の悩みでも、その悩みの奥底に悩みのない「本当の自分」というものが
存在するのだということが判(わか)りますと、新たに悩みの業因(たね)を造らず
その悩みというものが軽く過ぎ去ってしまうことになるのであります。
これが 即ち 吾々自身の神性を悟る功徳でありま(す)・・・・・

実際 消えている星は、その星の光が見えていても、実際 その星は存在しないのである、
と悟るのが 本当の智慧であるように、病気や苦痛や、悩みなどがあらわれていても、
‘ 一旦 自分が神の子であるという神性を悟った以上は、病気も苦痛も悩みも、
もう存在しないものであると悟るのが 本当の智慧なのです。

そうすると、悩みの中にあって悩まず、苦しみの中にあって苦しまず、
苦しみと一緒になって自分もキリキリ舞いするようなことが無くなる。’ ・・・・・

痛いは痛いままで 苦しいは苦しいままで そのままに救われている自分が
あることが判(わか)るのであります。


『 新編 生命の實相 』 ( 第 7 巻 生命篇 56頁~69頁 )
 谷 口 雅 春 先 生