而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

いちご白書

2012-02-07 | 日々のなかで・・・
カーラジオからいちご白書をもう一度の曲が流れました。
ユーミンが作った曲ということは知っておりましたが、
ボーイフレンドと映画を観に行ったときのことを思い出して作った・・・と言うことは知らなかったなぁ~
わたしはひとりでいちご白書を観にいきました。
いつの頃だったのかはどうしても思い出せないのだけれど
田舎の映画館でしたのでだいぶ遅れての上映だったような・・・

高校の時のわたしの隣の席の女の子は学校にいる間中、もちろん授業中にもこっそりと本を読んでおりました。
わたしには到底読めないようなむずかしい本ばかりでした。
話すこともわたしの知らない世界のことばかりで、
わたしのまわりの友人たちはちょっと変わったこと思っていたようだったけれど
芸能人やバレーボールの選手、片思いをしている彼のことなどの話で盛り上がっているより
彼女の話す世界にひかれていったような気がします。
そんな彼女の影響を引きずっていた時に観たのがいちご白書だったような・・・
ひとりで映画の世界にひたっておりました。
自分自身と自問自答を繰り返しているわたしにとっては、
学生運動という行動は別にしても、目的を持って行動している姿はまぶしいものがありました。
ラストシーンに流れたサークルゲームという曲は、映画のシーンと共にわたしの頭の中から離れませんでした。
いちご白書をもう一度を聴くと、ちょっとだけみんなから浮いていたあの頃を思い出します。
隣の席のあのこは・・・今はどこでどうしているんだろう・・・
今よりももっとあの頃は本を読むのが得意ではなかったので、
絶対に読まなかったと思うサガンや島崎藤村を読むことが出来たのはあのこのおかげでしたから・・・
感謝しております。(*^^*)

いろいろ思うところはあったにしても、
今こうしていられるということは、まぁいいや!とあまり深く考えないことにしてきたかもしれません。
考えたところで、びっくりするほどいい方向に向かうはずもなく、
これ以上悪くなりませんように・・・というおまじないが”まぁ~ いいや!”のような気がします。

いちご白書をもう一度の唄といちご白書の映画は、あの頃のわたしを思い出させてくれました。(*^o^*)






コメント (2)
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