唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

燃えよドラゴン

2011年10月08日 | 映画 ま・や・ら・わ行
燃えよドラゴン [Blu-ray]
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ワーナー・ホーム・ビデオ


香港の街が美しい。
その時代の香港に行ってみたかったですね。

英語なのが気に入らないですけど、アメリカの映画なので仕方がないですね。

ブルースリーの動きが鋭いです。
ヌンチャクを手に取った時には思わず「おお!」っと、うなってしまいました。


リトル・ランボーズ

2011年10月02日 | 映画 ま・や・ら・わ行
リトル・ランボーズ [DVD]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


『ランボー』をきっかけに映画作りに夢中になるふたりの少年の姿を描いた友情物語。教会の厳しい規律の下ですべての娯楽を禁止されて育ってきた11歳の少年・ウィルは、問題児・カーターと意気投合し、彼の自宅で生まれて初めての映画を観る。



テレビもみたことがない環境で育った子ども・・・ただ、家にテレビがないというだけでなく、家が何か変。学校の授業でテレビを使うときでも1人だけ廊下に出ることを先生も当の本人も普通に受け入れている不思議な状態。お母さんも、妹も頭に三角巾じゃない、なんだ・・・ウ・・・・脳みそが劣化している・・・布をつけていて・・・(情けない・・・)
見ている人にとって非日常的な感覚を日常の生活の中で受け入れて生活しています。

宗教の規律ってそれが当たり前で育つと、本当に当たり前なんでしょうが・・・

お母さんも子どものころにパン屋さんで流れていた音楽が心にに突き刺さり、レコードプレイヤーを手に入れ、名前も知らない音楽を捜し求め、ついに手に入れて・・・その誰かに伝えたいくらいほど喜んだわけですが・・・その喜びは俗社会の悪に堕落するものとして、両親は許してくれず、泣く泣くそれを手放さざるをえなかったわけです。
お母さんは、そんな子どものときの傷をもち続けたまま、それが信仰を深めるためと、割り切って今まで生きてきました。

自分の子どもがいろいろ失敗したり、友達とのコミュニケーション、ちょっと(?)悪いことをしたり、子どもがたどる成長の過程があるんだけど、そういうものを宗教的に排除してしまうわけです。すごく閉鎖的でかわいそうな環境。
でも、その宗教はそうやって何かを守り続けてきたのだから、それをとやかくはいえないとも思うのですが・・・。

しかし、その子どもの頭の中は、空想でいっぱいで、毎日持ち歩いている聖書に書かれているカラフルな絵がまた心を和ませてくれます。
そんな子どもがみた「ファーストブラッド」。その子にとってたくさん人を殺せる能力を持ったランボーが輝いて見え、そのアクションに釘付けになるわけです。

もう1人のいわゆる「悪ガキ」は家は裕福だけど、父親は出て行っちゃって母親は遠くにいて、兄弟二人で豪邸に住んでるんだけど、その悪さゆえに先生からも生徒からも疎まれ・・・おこられるようなことをすることで自分の存在意義を探しているのかもしれませんが、またその悪ガキぶりがすっきりしててこれがかわいいんですよね。

そんな2人の友情が、ちょっとしたきっかけでぶつかっちゃって・・・
そんな心の奥の遠い記憶をチクチク突っつかれたようなお話です。

この2人の友達の絆というだけでなくて。それぞれの家族の愛にまたググッとくるわけです。
宗教を捨てて、子どもも気持ちをとった母親、弟の痛いまでの思いを知ってしまったお兄さん。この家族の絆に、また涙です。自分にも兄がいるので、弟のあの感覚ってちょっと分かるんですよね。子どものときのお兄さんは憧れの的だったりするんですよね。結構影響を受けます。

フランスの人もかっこつけててなんかいやな感じだけど、いやな感じで終わらせてないところがいいです。お別れのシーン、みんなが別れを惜しんでいるのがいいんですけど、その一時の至福からお別れし、バスの中のこわいくらいの現実。長いバスの中で何を考えただろうかと悲しくなります。

いい映画でした。

ロビン・フッド

2011年08月22日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ロビン・フッド ディレクターズ・カット版(2枚組) [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ジェネオン・ユニバーサル


12世紀末。イングランド獅子心王リチャード1世が率いる十字軍遠征隊の中に、数々の武勲を打ち立てた弓の名手、ロビン・ロングストライドがいた。フランス軍との戦闘でリチャード1世が落命したと知ると仲間とともに部隊を離れるが、王の側近たちがフランス軍の闇討ちに合う現場に遭遇する。そこで倒れていた瀕死の騎士ロバート・ロクスリーの遺言、ノッティンガム領主の彼の父に剣を届ける約束を果たすため、ロビンたちはノッティンガムへ向かう。そこでは、彼の新たな人生が待ち受けていた・・・

この手の映画っぽい映画でした。
悪い王様が庶民を苦しめていて、自由を掲げて立ち上がるヒーロー。しかもその自由がやけに現代的なにおいのする自由。自由は自由!自由!と叫べば叫ぶほどウソっぽい臭いがする。

でもケイトブランシェットって人、少し病弱そうで幽霊っぽい感じのイメージが会ったけど、この映画のケイトさん、とても素敵でした。しわが美しい女性は最高です。

みんな元気

2011年06月11日 | 映画 ま・や・ら・わ行
みんな元気 [DVD]
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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社


今回はいいお父さんのデ二―ロさん。
一見いいお父さんだけど、子どもにとっては少しプレッシャーだったみたい。
でも、子どもたちは嫌っていたわけではないです。お父さんを喜ばせようと一生懸命頑張っていたんですね。
でも、お父さんが望んでいたようには現実はいきません。現実は甘くない。
だけど、子どもたちは自分の人生を一生懸命生きていて・・・いいことも悪いことも、お父さんの知らないところでいろいろぶつかっていたわけですね。
お父さんは心の中で何で正直に話してくれないのかと子どもたちを責めますが・・・
デヴィドの死をきっかけに考えます。実は子どもとたちを見ていなかったのは自分の方じゃないのかと。奥さんが一生懸命子どもたちのことを話そうとしていたのに、聞いていなかったのは自分の方だったと。

お父さんの心の旅は子どもたちが「みんな元気」でいることを確認して終わります。
幸せとは、トラブルがなく、望んだとおりの人生を送ることではないのかもしれません。
人と人との関係の持ち方でしかないのかもしれません。

あと、親子の愛があっても、そこがい場所になるかというと、また違うんでしょうね。
お父さんは、どこの町に行っても、やはりいづらさを感じていたような気がします。一つの生活が確立された空間に、その空間において他人が入り込む時のよそよそしさ。お父さんのいる場所はやっぱりあの家だったような気がしてなりません。

結果的にやっぱりいいお父さんだったということですかね。


老人と海

2011年05月21日 | 映画 ま・や・ら・わ行
老人と海 [DVD]
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ワーナー・ホーム・ビデオ


小説に忠実に、年老いた漁師と巨大カジキの命を賭けた・・・人生をかけたたたかい。
うとうとしながら、まるで同じ船に乗り合わせているかのような錯覚に陥りながら・・・

しかし、あんな細いロープを素手でつかんで、あのカジキの力を押さえ込もうなんて、、あんなすれちゃいましたって程度の怪我ですまないような気もしますが・・・

手で引っ張るカジキ漁もあるとは思うけど、あれはさすが漁師さんということなんでしょうか・・・

いるかは問題でカジキは良いのかなとも思いつつ・・・
文化の違いがあるのに、それを一つのものさしに当てはめるのはおろかですね。
文学作品も、釣り上げる対象がカジキだったからよかったけれど、いるかとか鯨だったら、残酷ショーですからね。

マチェーテ

2011年04月27日 | 映画 ま・や・ら・わ行
マチェーテ [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


かなり期待してたのに・・・。
もっとハチャメチャなのかと思ったら、そうでもなくって、疲れ過ぎてうとうとしながらみてたので、なんとなく終わっちゃった感じでした。
腸のロープは面白かったです。
それぐらいかな。

トランポリンで股の間をグサッってやつを映画にしてほしいな。

ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ

2011年03月05日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ スタンダード・エディション [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


だまし合いと信じあい。
人間は信じ合うことができるのでしょうか。
特に、お金儲けができる場では。
バカと正直は負ける世の中かもしれません。
欲の前には人間の正直さなんて、弱いものかもしれません。
でも、この物語の結末は、みんなが正直になって、みんなが助け合って、みんなが勝ったわけですね。ハッピーエンドです。

演技とか映像とかどうでもよくて、ただ、その辺の駆け引きがゲームっぽくて面白かったです。

テレビドラマの延長なんですかね。
夜中にやってる安っっぽちいドラマっぽくて気楽にみました。

RED/レッド

2011年02月18日 | 映画 ま・や・ら・わ行
RED/レッド 映画 - goo 映画

この映画はきっとおもしろいと思ってました。
なんかそんな匂いがしてました。

その期待を裏切らない出来だったと思います。

俳優さんたちがいい。

基本明るいスパイ映画なので、そういう気楽さも良かったです。
ただ、よく考えたら、残酷なシーンはいっぱいあるんですけどね。


ヤギと男と男と壁と

2011年01月18日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ヤギと男と男と壁と [DVD]
クリエーター情報なし
エイベックス・エンタテインメント


題名は気に入らないけれど、話はなかなかに面白かったです。ユアンマクレガーでジェダイねたって面白いですね。
超能力部隊をペテンでつくり上げた人、それを信じきった人、それを利用して出世した人、それに巻き込まれた記者さん。それぞれのちょっとした哀愁があります。こっけいになればなるほど、哀愁が漂います。

要はだまされて信じ込まされていたんだろうけど、それを「俺の人生返せー」ってことじゃなくて、そのままで人生を散らせる感じが哀愁です。

ミュージック・オブ・ハート

2011年01月03日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ミュージック・オブ・ハート [DVD]
クリエーター情報なし
角川エンタテインメント


最初の発表会で終わりかと思ったら、それからが本番だったんですね。実話だそうです。
男に捨てられたロベルタさんのうろたえぶりが良かったです。男のために自分の道を捨ててしまったんだろうなあ・・・と思うくらい依存度が強くて・・だからこそ、そのあとの頑張りが感動的になるんでしょうね。

理想の彼氏

2010年09月03日 | 映画 ま・や・ら・わ行
理想の彼氏 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『幸せのレシピ』のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演によるラブロマンス。サンディは家族と共に平穏な生活を送っていたが、夫の浮気が原因で離婚。その後、子供たちとニューヨークへ移り住み、フリーターのアラムという青年と知り合う。

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前半は、映画の流れと言うか、のりにちょっと違和感がありました。あれは何でしょう。映像のブレなのか、音声のせいなのか・・・キャサリンさんも、ちょっと横に太い感じが違和感があったんだけど、でも、健康的で、お母さん的でそれもいいかなと。いい女ですが、鼻の先が丸くつんと上がっている感じがブルドックみたい・・・あと、眉毛もちょっと気になったかな。でも、なんか惹かれるんですよねえ・・・
口元が好きです。目もいいです。

男の人は、ちょっと弱い感じですけど、最後はなんかたくましくなったように見えました。

最後の分かれてから再開までがすごくよかったですね。
2人の表情がよかったです。



ROCKER 40歳のロック☆デビュー

2010年08月11日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ROCKER 40歳のロック☆デビュー(特別編) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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内容(「Oricon」データベースより)
中年ロッカーが高校生バンドの新メンバーに!?笑って泣ける、愛すべき爽快エンタテイメント!人気バンドをクビになった中年ロッカーが高校生バンドで巻き起こすエピソードの数々に抱腹絶倒!レイン・ウィルソン、テディ・ガイガー、エマ・ストーンほか出演。

・・・という話です。
ビートルズがデビューする前にメンバーから外されてしまった人がバス停で出てきます。
その人のインタビューも特典であるんだけど、すごくいい人なんですよね。
それで、自分の生きてきた人生をすごくいい人生だと言っている。結婚して、子ども、孫もいて、とても幸せみたいです。
人生がひっくり返ってしまうような大きな挫折を乗り越え、新しい人生を見つけ出す。この映画はそんな映画です。

主人公の人も面白いけど、その周りの若者たちがまたいいですね。
女の子も可愛いし。