唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

オキゴンドウ

2008年02月28日 | ありがたいお言葉
Wikipediaによると・・・

オキゴンドウ(沖巨頭、Pseudorca crassidens)はクジラ目ハクジラ亜目マイルカ科オキゴンドウ属に属するクジラである。 シャチモドキ、キュウリゴンドウなどとも呼ばれる。

オキゴンドウ属はマイルカ科に属する属の一つである。オキゴンドウ属に属するのはオキゴンドウ1種のみである。

マイルカ科の中では比較的大きな種である。「シャチモドキ」(英語ではFalse Killer Whale、すなわちシャチの偽者)という名前は、外見だけでなく、シャチと同様にイルカなど他の小型のクジラを捕食することに由来する。マイルカ科を含むたいていのハクジラの歯は丸呑みできる大きさの獲物を引っ掛けるだけであるが、シャチとオキゴンドウは例外的にそれより大きな獲物の肉を抉り取って食べることができる(シャチの近縁であるという説もある)。また、そのために延縄にかかった高価なマグロ類から巧みに肉や内臓だけを抉り取って食べてしまい、大きな漁業被害をもたらすことでも知られている。

和名のオキゴンドウ(沖巨頭)は「沖合に棲息するゴンドウクジラ」を意味する。

もう一つの別名のキュウリゴンドウは細長い形態から名づけられた模様。

・・・だそうです。

エチオ・ジャズ

2008年02月28日 | 音楽
エチオ・ジャズ
ムラトゥ
インディペンデントレーベル

このアイテムの詳細を見る


 ブロークンフラワーズで「なんだ?この音楽は!?」と思った人も結構いるかもしれません。
 ちんどんやのような・・・ずっと昔に忘れ去られた歌謡曲のような・・・でも、どこか斬新な気がする・・・どう表現していいかわかりませんが、懐かしくもおしゃれな感じがする。そんな音楽です。
 思わずぷっと笑っちゃう人もいるかもしれません。自分も笑っちゃうちょっと手前でした。でも、映像のせいもあるでしょうけど、すごくその世界に引き込まれていきました。車から流れるこのムラトゥアストゥケさんの曲は私の心に深く刻み込まれてしまいました。

・・・というわけで、ブロークンフラワーズのサントラを買い・・・

・・・そしてとうとう、このアルバムを手にしたのでした。めでたしめでたしです。

ブロークンフラワーズで流れた曲のほかにも、おっ!?中国風!?とか思うやつとか、古い音源もあるようで、その音のわれ具合がまたいい雰囲気を出していて・・・

演奏にまじめさを感じる。でも、どこか昔のエロを感じて・・・
興味ある人は聴いてみてください。興味なくて聴かないで、この世界に触れなくても別に人生の中で何の支障があるわけでもないですしね。
じぶんは、「こんな音楽もあるんだって・・・」ちょっとこれを知ってしまった自分に優越感を感じていますが、それも、自己満足といえば自己満足だしね。

まずは、ブロークンフラワーズのDVDをみて、それでちょっと音楽が気になったら、ぜひ!!・・・あ、これもみなくても何の支障もありませんが・・・みても何の影響も・・・音楽的影響はあるかもしれませんが・・・

EPSON品川アクアスタジアム

2008年02月27日 | 博物館・美術館・資料館
こんな映像ですいませんが・・・

ここは、水族館というより、イルカとかのショーを見るために1800円払ったようなもんです。

友達は、調教のお姉さんのおしりが気に入ったと、言っておりましたが・・・そんな下心で見に行ってはいけません。ちゃんと、オキゴンドウと仲良くするお姉さんに「なんかいいなあ~」と思わなくちゃいけません!

2人がそんな風になってしまったきっかけは、前から2番目に座った時に近くにいたそのお姉さんにそこは水が飛んでくるかもしれません。大丈夫ですか?」と笑顔で忠告してくれたからです。その場所にいたら、確かにお姉さんは近くに見えたかもしれませんが、水をもろにかぶっていたでしょう。
オキゴンドウが飛んだ時、4段目にいた人までもろに水かぶっていましたから。

おねえさん!ありがとう!水から救ってくれて・・
水に入らないのに、ウェットスーツを着ていたのは、ゴンドウさんに水をかけられるからなのですね。
エサをあげるあなたの姿はすてきでしたよ!ゴンドウさんがうらやましい。

くだらない話しはおいといて、そのイルカたちのパフォーマンスはすごかったです。イルカに乗った少年か?海のトリトンか?といわんばかりのパフォーマンスもありました。まあ、デートには最適ですね。オキゴンドウの近くにわざといて、水がかかった瞬間に抱きついちゃうとか、ありですよ。きっと。

品川水族館②

2008年02月27日 | 博物館・美術館・資料館
入場すると、ニジマス、ヤマメ、イワナが泳いでいてびっくり。上流から下流に下っていくという設定のようです。

画像が荒くてすいません。ケータイで取ったのですが、サイズを大きくしたらこんなになっちゃって・・・
これはオオカミ魚ですね。
こわいですね。

さめが怖いです。正面からにらまれたら足がすくんでしまいます。でも、狭いところでボーっとしてるマンボウも怖かったです。

でっかいエイとか、ウミガメとか、色々泳いでいる海底トンネルみたいなところがすごかったです。




品川水族館

2008年02月27日 | 博物館・美術館・資料館
昨日友達(もちろん男の人)と、品川水族館に行ってきました。
思ったよりもおもしろかったです。
特に、アシカのショーは笑いが止まらないくらい愉快でした。
いや、馬鹿にするとかでなく、しぐさが愛らしくて・・・アメリカのほうのアシカはすごい入れ込んでて、エサ出せってうるさくておもしろい。でも、運動能力は他のをうわまわっているようです。

成功するまで輪投げをやめない完ぺき主義者のトレーナーさんとか・・・

風が強いのにがんばったトレーナーさんとアシカに拍手です。

説明を続けながらステージに水をまいたりボールをおろしたりする司会のお姉さんの手際のよさにプロを感じました。

写真は、そのアシカショーのあとに、イルカとトレーニングしてエサをあげているところです。なんか、愛ですねえ・・・

十五才 学校IV

2008年02月26日 | 男はつらいよ・山田洋次
十五才 学校IV

松竹ホームビデオ

このアイテムの詳細を見る


学校のシーンが少ない「学校」です。
学ぶって何だろう・・・考えさせられます。
縄文杉を目指す旅の中で、いろんな人と出会い、心を通じ合わせたり傷ついたりして一回り成長しました。学ぶって、こういうことなんだろうと思えるわけです。
子どもの学んできた姿を見て、親はたぶん、たくましく思ったのでしょう。子も、ただ反発の対象だった親の見方が変わったのでしょう。

ひとりひとり、親が子をどう思っているか、子が親をどう思っているのか、近い存在で分かり合えるはずの関係が、実はわからなかったりして・・

親が子どもを見る基準は、どうしても、まわりの同世代の子なわけで、それは当たり前のことです。周りと違うことで、育て方が悪かったのかとか、色々悩んで自分を責めてしまうかもしれません。子どもの恥は自分の恥にもなります。
でも、それは仕方のないことのように思えてきました。周りがそういう目なんだから。そこで、それぞれの個性だからって、子どもを優先できる親は相当頑固者か、偏屈者か・・それに、子どものこれからの幸せを考えたら、この子を自分の手の及ぶうちに何とかしてあげないと・・・と強制的になってしまっても、気持ちとしてはわかります。

・・・でも、それをやられる方はたまったもんじゃないということでしょう。

子どもの立場からかんがえると、自分は本当に両親から愛されているのか、とても不安なんでしょう。おやがキーキーいう度に親の面子で自分は生きてるんじゃない!と反発するのもわかります。

そう。どっちが悪いか・・・とかじゃなくて、分かり合えていないだけの問題な気がしました。全部わからなくてもいいから、わかろうとする努力が必要なのではないのかなあ・・・

ありにままの自分を好きになることが一人前への一歩・・・どうじに、ありのままの自分を認めてくれる場所が必要なのでしょう。本当は、家庭だったり学校だったりがそうでなくちゃいけないと思います。

学校にも行かない、経験をつんでいない子ども、でもまっすぐな気持ちとやさしさを持っているわけです。欠点はいっぱいあるだろうけど、みんなが言うようにいいところもいっぱいあるし、魅力を持っている。

逆に大人だって、完璧なわけじゃないわけで、経験をつんだけど、人の気持ちがわからなくなっていたり、世間体を気にしたり、何が大事かわからなくなる時だってあるし・・・

人間社会って、いいところと悪いところを持った人間がつながって生活するところなわけで、だから支えあって生きていくわけで・・・その社会の中で生きていく力を身につけるのが学校なんだろうと思います。

学校自体が「社会」なわけで、人と人とのつながりが組織的に作られる場所で、そこでは授業だけでない色々な感情とかコミュニケーションとかも学んでいくわけです。

そうやって考えていくと、頭のいい悪いによってクラスを変えちゃうとか、色々ありますけど、それって一面よさそうに見えるけど、社会での人との関わり合いを学ぶという点では、いろんな人がいたほうがいいわけで、そういう暮らすわけをするというところに、成績でしかものを見ない考え方が見えてくるような気がしました。

一つ一つのエピソードがとても感動する映画です。

山田洋次監督の人に対する優しさを感じます。


男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

2008年02月24日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

松竹

このアイテムの詳細を見る


友だちがシリーズ最高傑作といっていた作品です。
リリーさんが出ればつまらないわけがないわけですけど、2人がいるだけで涙が出てきます。
病院の再会シーンでもう涙が溢れ出しちゃって・・・
これだけお互いに寄り添いたいと思っているのに、そこで落ち着こうとならないのは、シリーズを終わらさないため・・・ではないんでしょうけど・・・

リリーさんと寅さんの相性が良すぎるから、これ以上出すには、もう終りにするしかなくなっちゃう危険性をともないますもんね。
それ以降、最後の48作目だけですもんね。

ただ、なんとなく思うんですけど、この4つの物語以外にきっとリリーさんと寅さんは会っているに違いないのです。きっと、そう。会わないわけがないのです。
(2007-12-26)

**********************************************************************

一番結婚に近かったのがこのお話しです。同棲もして、リリーさんも寅さんとの結婚を望み、寅さんも・・・いや、寅さんは、結婚を望んでいなかったのかな?迫るリリーさんにあまりにもそっけないし、リリーさんが追いかけれれば追いかけるほど距離をおきたがるわけです。

俺と所帯をもつか・・・この言葉は、あの幸せな2人の生活を思い起こしながらふっと出た言葉ではあるけれども、それをきちんと自分の本心としていうことができないのではないだろうか・・・いや、逆にそういう自然な状態だったからこそ本心がすっと出たのかもしれない。

そう。寅さんは考えすぎる。考えすぎて、本心を否定しようとする。他人の幸せのために自分を犠牲にする人だ。本心は自分が幸せになりたいのに・・・でも、他人の幸せの中に自分の幸せを見出す人なんでしょうね。

ここでシリーズを終わりにしてでもいっしょにしてあげたかっ・・・いや、やっぱりだめだ。ここで終わっていたら、お寺の人も、丹後の人も登場できなかったもんね。

松岡美術館

2008年02月22日 | 博物館・美術館・資料館
近くで見たらただの点・・・その集合が素敵な絵になるんですねえ・・・(自分の絵の見方なんてこんなものですけど・・・)

この前行った庭園美術館の裏手にある松岡美術館に行きました。
お金持ちがいっぱいいそうな住宅街にある上品そうな建物です。多分ここに展示されているのは、お金持ちの松岡さんのコレクションの数々なのでしょう。
中に入るとバットロビーが広がって、そこに彫刻がちょこっとおいてあって、空間の広がりを感じます。ここからがもう美術館なんでしょう。(よくわからないけど・・・)

1階はクメールのやつとか、インドのやつとか、ガンダーラがどうこう・・な美術品・・・というのかな?遺跡からひっぺがしたようなものの数々。エジプト関係のものも、小さいけれど一つの部屋になっていました。あと、ヨーロッパ的な彫刻・・・まあ、詳しくはHPでも見てください。

2階には中国のつぼとか、チャングムが持っていたような携帯筆セットの展示とか、絵とかいろいろありました。

思っていた以上に広くて、ゆっくり全部見て回ると3時間ぐらいいかかるかも。午後から仕事だったんで結構早足で回ったけど、それでもなかなか落ち着いた時間をすごせたような気がします。





男はつらいよ 寅次郎相合い傘

2008年02月22日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎相合い傘

松竹

このアイテムの詳細を見る


1975年 第15作

何だよ寅さん!あと一言・・・あと一言で違った人生が・・・なんという・・・
リリーさんが寂しそうだったな・・・あそこで「冗談」といってしまったりリーさんがまた切ない・・・

お互いもとめてるのにもう一歩が踏み込めないのは、やっぱり落ち着くのが怖いのでしょうか。というより、落ち着ける人間でないことをお互い知っちゃってるからなんだろうけど・・・

リリーさんだけ寅さんの対応が違うんですよね。
他の人だとただ浮かれて舞い上がっちゃうのに、リリーさんとは本当の自分でいられるのかもしれないですね。他の人に対してもリリーさんと自分の関係を普通にさらけ出せる。
本当にリリーさんは特別な存在なんだと思います。

リリーさんも、思ったことをきちんと出すことができて素敵な人です。

泣き所満載です。いい作品です。(2007/12/22)

/////////////////////////////////////////////////////////////////////

寅さんは、リリーさんが本気であることを知っていたんでしょうね。
だから、それを撤回させようと「冗談だろ?」とあえて言いました。
普段ならそんなことになったら気が動転して救いを求めておたおたしてってなるところをリリーさん相手だと違うようです。

それは、他の人と違って、リリーさんの場合、自分との共通点もあり、深いところまでわかっている・・・(又はわかっていると思っている)からなんでしょう。

リリーさんは、俺のような男と結婚したって幸せになれるはずはない。本気で結婚しようと思っていたとしても、それは一時の気の迷いで、一緒になって生活を重ねてそれに気づいたって遅いじゃないか・・・ということもあるでしょう。

あと、リリーさんは自分と同じで一箇所にいられない人だから、自分と一緒になることで、リリーさんを縛りつけることになるのではないか。ということも考えてしまうのです。翼を傷つけた鳥も、体を休めて元気になったらまた飛び立っていくというところはいいシーンですね。

でも、それに対してのさくらさんの返事がまたいいんです。「そうかしら・・・」
・・・相手を思いやりすぎて足を踏み出さないおにいちゃんへ、そんな屁理屈で幸せになるチャンスを逃していいの?お兄ちゃんにとっての幸せはリリーさんと一緒になることじゃないの?という思いを込めて、寅さんの言葉への反論のせりふですね。
そう。その頭のいいリリーさんが結婚を安易に考えているわけではないのです。リリーさんの願望でもあるのに・・・悲しいですねえ・・・

そこで「やっぱり冗談よ」としかいえなかったりリーさんもかわいそう。

寅さんがリリーさんを迎えに駅まで行って、一緒に相合傘で帰ってくるシーンはいいシーンです。この2人だけの時間がずっと続けばいいのに・・・そんなことを考えました。

イラク 狼の谷

2008年02月19日 | 映画 あ行
VALLEY OF THE WOLVES IRAQ

ビデオメーカー

このアイテムの詳細を見る


最近寅さん以外観なくなってしまって・・・
しかも、みてても途中で眠くなってしまって・・

この話自体も退屈だったとは思います。音楽もびょーっとしてて、アクションなのか、社会映画なのか、どっちつかずなところもあるし、主人公もなんとなく煮え切らないというか、活躍しない。

でも、トルコの人とアメリカとの関係・・というか、国民感情の「部分」を見たような気がします。
テロ=イスラム教の教えではないこともわかります。
色々複雑な関係があるようですが、何にしてもアメリカが出て行く以外に解決の道はないですね。