唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

チャングムの誓い / 38)丸薬の秘密 39)ヨリの企み 40)疫病発生 41)ヨンセン懐妊

2006年12月30日 | ほか
チャングムにもいろいろ味方ができてきて、だんだんのぼりじょうしになってきたと思ったら・・・何ということでしょう!ヨリのやつめ!よりによって・・・なんつって・・・

あたまにくるのは、完全に自分の誤診でチャングムに恥をかかされたってところに結びつけちゃうところです。誤診のまま皇后が大変なことになったら、それこそ自分の命がどうなるかわからないのに・・・

感謝しなければならないのに、よりによって・・・もういいって。恩を仇で返すとは!やっぱり自分の誤りを認め、正面からそのことに向きあわないとだめですよ!そんなことをしていると、結局、チェ一族と一緒に消えてしまうんですよ!!もう・・・ヨリのかわいさがよけい憎らしくてしょうがないです。動揺しないし、根っからの悪です。クミョんがまだかわいく見えますよね。なんだかんだで、クミョンは料理人としての誇りは失いたくないと思っていたと思うんですけど(今はどうか知りませんが・・・)ヨリは、医女としての道を外れることに何の躊躇もないんだから。

まさにあのくちびる先生が(なまえがわからない)チャングムに不安をいだいていたけれど、まさにそういう人間のお手本ではないですか。
そして、なぜか、チャングム憎しから儲けに気持ちははしってるし・・・あ、もともと、チャングムが憎いとかそういうことで動いているのではないのかもしれません。儲けのためにチャングムを利用できると踏んだだけかも。
まあ、ろくなもんじゃないですね。かわいいだけに手におえない。

古い人の登場が多くなってきただけにチャングムとセットの人・・・人生平常心の人の登場が少なくなってきたのがちょっとさみしい。(いいかげん名前覚えろよ!)

皇后も、あれっきりほとんど出てこないし・・・・

王様もただの女好きだし・・・そう!やっぱり王様の女の人の味方が庶民の私には理解できかねます。皇后がいるのに、ほかに何人女囲ってるか知らないけれど、それが普通にやられている感覚がよくわかりません。
そういうシステムだから誰もなんとも思わないのでしょうけど・・・今の人の感覚からすれば、わからないのが当たり前なのかも。いや、当時もその王室だけの感覚なのかもしれませんが・・・

疫病のところは、ちょっといやだったのは、民衆を愚かに描きすぎる気がしたところです。全員が簡単にあっちいったりこっちいったり右往左往して・・・

ひどい仕打ちをしておいて、かえってくるだろうかって・・・チャングムを閉じ込めるところも安易だし、閉じ込めておいて、何なんだって感じだし。それでお礼にうんだらかんだら。最後までなんか物語都合のためにつくられた民衆っぽいところはちょっといやでした。

さあ、あほな民衆は放っておいて王宮の物語の集中しましょう。


チャングムの誓い / 36)誤診 37)母・皇太后

2006年12月30日 | ほか
王様や皇太后、皇后は、チャングムのことを憶えていないのでしょうか・・・
あれだけ料理対決でがんばって感動させたのに・・
もう、昔のことなんですかねえ・・・

チャングムはけっこう大きい人なんですかね。まわりの人と一緒にいると、ちょっと違和感を感じるときがあります。背も高いんでしょうけど、骨太な感じが・・・それは、精神的に太いからでしょうか・・・

クミョンのチェゴサングンも違和感があります。チェゴサングンというと、みんなある程度歳をとってからの人というイメージがあるので。女官長だって、若いからチェゴサングンにはすぐにできないって話がありましたもんね。

なんにしても、皇后の病気を見事に解明し、そして、とんちもきかせて皇太后に治療を受けさせる、チャングムらしい話になってきました。チャングムらしいといえば、もう一つ、政治的な陰謀もこれからもっとすごくなるのでしょう。

でも、あのとんちみたいの、問題はチンプンカンプンだけど、答えは母とか、皇太后自身だという気がしました。しかも、あたっても外れても治療を受けなければならないとんちだということもなんとなくわかったので、安心してみてられましたが、でも、みんなにもったいぶっておしえないのもいじわるですよね。しかも、にやっとするし・・・

男女の恋愛よりも、親子の愛のが強く描かれていますね。特に母親の愛ですね。

先生の人、唇が厚いです。でもいい雰囲気をもってる人です。
チャングムとセットの人がいいです。人生平常心みたいなこといわれてましたが・・・(そんなだったか?)なんにしても、チャングムにほめられたのかほめてないのかがわからないですが、まあ、いい子ですよ。がんばるんだよ。

ヨリもかわいいけど、これからどんどん悪い人になるみたいだし・・・

まあ、いいですけど・・・

チャングムの誓い 34)王の怒り 35)疑惑

2006年12月29日 | ほか
先生は良い人です。昨日の印象とはまったく違いますが・・・
医学の道を教えたいがためにチャングムを追い詰めたのですね。見事チャングムはそれにこたえてくれました。
一緒に宮中に上がった子もいいですね。

そして、何だかんだであっという間に宮中へ。

そして、懐かしい人たち、かたきの人たちと再会するわけです。いよいよ面白くなってきました。我慢したかいがありました。チャングムと同様に自分もガマンしましたから。

みんなとの再会のシーンは泣けます。やっぱりヨンセンとの再会が一番泣けたね。そして、ばか王様のせいでばかにされてるヨンセンですが、きっといいことありますって。希望を捨てるんじゃないよ。でも、宮中ほど希望のないところもないような気もしますが・・・
それと、厨房のところで、料理のシーンがでましたが、そこでも泣けます。ちょっと引っ張り過ぎなきもしましたが・・・料理で泣けるなんて・・・・たまねぎのせいです。きっと・・・

クミョンやチェサングン・・・そうそう、チェゴサングンと女官長になっていたとは、再会の驚きも面白いですね。消すことができなかった火種がまた燃え上がることになります。覚悟しとけよ!!

チャングムが前の話で「力を蓄えてください」と言って男を宮中に戻るよう説得しましたが、いいセリフです。私も力を蓄えなくてはね。

オギョモの一大勢力に新たな力が台頭してきました。政治的なところも面白くなってきました。

チャングムの誓い / 32)無罪放免 33)うぬぼれ

2006年12月28日 | ほか
なかなか進んでいるようで進みません。
先生が頭にきます。意地になるのもわかります。わざとそう仕向けているようにも見えます。だから、チャングムのせいじゃないよ。

だって、医者の心がなんだかんだいったってさ、悪いやつもいればいやつもいる。悪いやつが医者になってる事実からして、チャングムがひどい仕打ちをされるのは納得いきません。

とはいえ、チャングムはいい経験をしたわけですね。チャングムが自分の知識だけですぐに判断してしまったために診断を誤ってしまいやはり、診断をするためにどれだけ材料を積み上げるかなのでしょうね。しかし、緊急に判断しなければならない時もあるわけですね。だから、知識と経験、これが大事なんでしょうね。
もう一人の子はどんな小さなことでも書き留めて情報を集めることに長けていたということですね。

の身分はそんなに自由がきくものなのかとちょっと疑問もありました。

この間のチャングムの行動は行き当たりばったりですね。あっち行ったりこっちいったり、あがいてますなあ・・・いじょになることそのものが目的ではないからねえ・・・

ハンサングンがでないのもちょっと寂しいです・・・そういえば、昔の宮中の関係の人もあまり出ませんでした。

早く医女になりなさい!!

「ソウルの帝王」ジェームス・ブラウンさん死去(朝日新聞)

2006年12月27日 | 音楽
「ソウルの帝王」ジェームス・ブラウンさん死去(朝日新聞) - goo ニュース

ジェームスブラウンといえば、自分にとってはプリンスが影響を受けたという程度でしか知りません。ロッキー4のときにベストヒットUSAに出たときのインタビューで、なんか、えらそうな人だなあ・・・と思ったのが印象でした。じっさいえらい人なんでしょうけれど・・・エルビスとか、ビートルズより、おれのがえらいんだ!みたいなインタビューだったように記憶しています。

それで、一番好きな曲はメンズワールドです。あの奇妙な音楽は忘れられません。人間の作り上げた社会で生きるわびしさみたいのを感じました。とはいえ、その曲を知ったのも、その曲をカバーした変なプロモーションビデオをポッパーズMTVでみたからなんですけど・・・

プリンスは悲しんでいるかな?

チャングムの誓い/ 29)助け船 30)一筋の光 31)新たなる挑戦 32)初めての鍼

2006年12月27日 | ほか
ついに、続きを見ました。

ハンサングン様がこんな死に方をしちゃうなんて・・・あんまりです。こんなことをした人たちは私だって赦しません!
でも、死んだと知らされたときのチェサングンとクミョンの表情がまたいいんです。完全に悪者になれない心があるんですね。でも、すぐそれを忘れたかのようにひどいことをするんですけど。

回想シーンで、チャングムを死に追いやったらミョンイに顔向けできないだけでない。自分の子を死に向かわせるなんて絶対にできないというハンサングンの言葉にはまたまた胸を打たれます。

それで、あれ?とおもったのが、あのおじさん達の子どもができたときに、前にいた子どもが死んじゃった事実をセリフでぽんと出された感じでしたが、もしかして、カットされちゃったところがけっこうあったりするのかな?そういえば、いつのまにか流産してしまったし・・・

あれ?と思ったといえば、鍼の最初の失敗というやつがいきなりって感じもするし・・・
い所の人の周りの人の対応も級に変わっちゃった感じがするし、案外今見ているやつは不完全版なのかもしれないです。

倭寇は笑っちゃいます。
チャングムがハンサングンに問いかけをしていると、間をおいて、ハンサングン登場と思いきや・・・倭寇でした。あらら・・・水を差されましたな。
鍼治療云々の前にちょんまげを直せ!といいたくなります。チャングムをみている中で一番の失敗作ではないかと思いました。でも、解説でみましたが、倭寇の勢いは、すごかったんですね。多国籍化していったというのも面白い話でした。ちょんまげも多国籍化したということなのかもしれません。

チャングムの新たな挑戦が始まりました。光る海を見つめるチャングムは美しいです。きれいなんじゃないです。ただただ美しいんです。ちょっと乱れた髪も美しいです。きれいなんじゃないんです。美しいだけです。

セリフがいいですね。

女官でいるときは人間である前に女官でした。今は人間である前にだがありのままの自分をちゃんと見ていてくれる。自分のすべてを受け入れてくれる。申し訳なくもあり幸せでもあります。みたいなセリフは美しいですね。きれいなんじゃないんです。美しいんです。
そうです。そのまま大恋愛ってしないで、惹かれあいながらも一定の距離感を持つところが美しいんです。

逃げようとしたチャングムに手が暖かいとへらへらした顔(?)で言う男に対して、チャングムがすごく寂しい表情を浮かべるでしょう?それがまたいい顔なんです。全面的に燃え上がらない感じというのでしょうか。

やさしく温かくしようとする男に対して、チャングムは、どこか距離を置くわけですね。相手を気遣ってということだとは思うんだけど、それだけでなくて、ただ甘えるだけの女じゃないのよっていう空気をかもし出すわけです。だから、チャングムは恋愛がにあわない女性になってしまうんでしょうけれど・・・・

そんなチャングムが、その男に対していった言葉。今の距離感はあなたにとって申し訳ないとも思うけれども、幸せです。というセリフは、好きであることを認めながら、あなたに依存するだけの人生はえらべない。自分の生き方を選んだのよ。とも言っているようで、深いセリフです。

このまま鍼を打てなくてずっとここにいてくれれば・・・一緒にいるだけで・・・みたいな男の言葉は、ようは甘えですよね。いや、甘えているのが悪いというわけでなく、その甘えとわかりつつそれを白状してしまうあのセリフもいいんですが・・・その言葉に対して、きちっと自分の立場と目指す方向を見定めた答えですからね。

そうじゃないかな?

それで今回泣いたシーンは、おじさんとの再会のシーンでした。自分にとっていつも邪魔な存在だったおじさんですが、今回はいい役割を果たしました。しかし・・・そうか・・・宮中には出入りできなくなっちゃったんだ・・・へえ・・・・

あと、犬はちょっと不自然ではないでしょうかね。あんな犬当時いたの?って感じですが、明からのプレゼントですからね。ありえるかも・・・とも思えます。

チェサングンとクミョンの間にちょっと距離ができたところも面白いですね。同じ道を歩むんだけれど、戦い方が違うんです。政治の力で大きな地位を得ようとするチェサングンに対して、もっと自分の仕事の実力で大きな地位を得ようとするクミョンの決意。この2人にも、目が離せません。

アンナと王様

2006年12月24日 | 映画 あ行
ジョディフォスター&チョウユンファ共演
目を見張るほどの壮大なスケールで描かれた実話スペクタクルロマン!

・・・ということは、実話に基づいてつくられているんですね。

タイに行きたい!!タイに行きたい!タイに行きたい!というお話です。本当はそうじゃないけど・・・タイに行きたくなります。でも、撮影はマレーシアで行われたようです。セットだそうです。

景色もいいです。

建物が池に映って上下対象に見えるのがきれいなんですよね。それはスコータイに行ったときに思いました。そういう何か意味合いがあるのでしょう。(たぶん・・・)

違和感があるといえば違和感あります。タイの話です。でも、チョウユンファですから。真田広之がやってるのと同じくらい違和感があります。しかも、みんな英語ぺらぺらですから。

それで、違和感といえば、側室がいっぱいいる中でアンナと王様は仲良くなるわけで、最終的には彼女を一番愛したみたいになってしまうんですけれど、それが事実かどうかはしりませんが、周りを気にせず、まわりもそのことを気にせず何の抵抗もなくそういう風に進んでいってしまうのが不思議でした。

王が絶対で、側室たちは、愛するとかそういうところからかけ離れたところで存在しているから、もしかしたらその感じた違和感こそが現実的なのかもしれないけれど・・・
でも、それだけ寛大な王様であったなら、女性に対しても、絶対的な関係があるとはいえ、人間的なつながりもはぐくまれると思うんですが・・・なんか、登場する側室の皆さんは、魂がないように見えて、アンナと、殺されちゃう人だけが、西洋的な愛を叫んでいるようにも感じないでもない。

現代の常識やアメリカ的な自由や愛の枠から物語ができてる気もしますが・・・
でも、そんなにそれはきにならないか・・・な?

子どもが死ぬとことか、処刑のところとか、ちょっと悲しいところもあります。

そんなにつまらない話でもないけれど、やっぱり王室とかそういうところに拒否感があるからなのかな?そこではぐくまれる愛って理解できないです。一般庶民ですから。

最後の敵を撤退させるところは、アンナがラッパを持ったシーン葉なかったほうがよかったかも。最初から援軍の正体がわかってしまうより、英国軍の援軍が来た割には砲弾がちゃちいなぁ・・・と思わせておいて、王様が戻ってみたら子どもがラッパを持ってるシーンで真相がわかるようにしたほうがいいと思いました。

このジョディーフォスターはきれいです。

裁判にかけられてるときの女の人の衣装はちょっとぐっときました。



猟奇的な彼女

2006年12月22日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ハッピーエンドでよかったです。
あのままあえなかったらかわいそうだなと思っていたら、木の下におじいちゃん・・・その難関を乗り越えたら、今度はおばさん・・・そんなに時がたってしまったのかと何度も思わせておいて・・・よかったよかった。


女の子、最初あまりかわいくないと思ったんです。まあ、最初ッからあのげろ見せられたら、ちょっと引いちゃうけどね。でも、話が進むと、やっぱりかわいいってなって・・・

男の人も最初は何でこの人なんだろうと思ったけど、み終わると、この人しかないなと思えます。

恋愛ものもたまにはいいかも。
傷つく恋愛っていいなあ・・見ている分には・・・でも、傷をのりこえたからこそ不快絆になるのでしょうしね。なんてね。

しかし、恋愛だけが人生・・・みたいな人はいるのかなあ・・・

いや、人間は愛ですよ愛。愛がすべてですよ。愛と金があればOKです。
そういえばこの学生さん、金けっこうもってますね。

教育基本法強行。国会でもやらせかよ!

2006年12月20日 | ほか
読売新聞で、自民と民主が「円満採決」のシナリオを水面下で話し合っていたと報じられてました。結果的には、この「円満採決」は手違いがあって幻となったようです。

新聞には、そのシナリオは、午前の質疑が終わったときに委員長が「質疑終了」を宣言し→野党がそれに抗議→委員長が休憩を宣言→午後に締めくくり総括質疑→円満に討論と採決という話で、一応、民主党に花をもたせるシナリオだったようですが、委員長が「質疑終了」を言わないまま休憩に入ったために白紙になっちゃったとか・・・

タウンミーティングでのやらせが問題になっていたけれど、国会もやらせで通してしまおうなんて・・・2大政党とよく言われるけど、やらせの2大政党じゃ国民はどうすればいいのってことになってしまいます。

続きはまたあとで・・・

スタートレックTNG / 錯綜した美学

2006年12月20日 | スタートレック
なんか、ふるっぽい映像で、けっこう前の話なのでしょう。

内容はけっこう面白かったです。2人でシューティングゲームみたいのをしているのはちょっと変だったけど、ライカーのクリンゴン艦でのやり取りは意外と面白かったです。

与えられた条件の中でいかに結果を出すか。おお!なるほど!と思える内容はみていてとても面白かったです。スタートレックらしい駆け引きでした。

しかも、ただ単にクリンゴンはよくわからないやつとか、野蛮なやつということでなくて、きちんと、相互理解できる相手としてみているところもスタートレックらしさです。ゼロか1かではないところが重要です。

相手の文化を尊重すること、相手のことをよく知ること。自分の論理を押し付けないこと。異文化との共存にはこれが重要なのでしょう。

そして、何よりも、ともに生きようとする気持ちが大事なのだ!

・・・違う話になってますが・・・

いいはなしでした。

アメリ

2006年12月19日 | 映画 あ行
淡々と流れて、不思議な感じです。それっぽい映画でした。どう表現したらいいかわからないけど、それっぽい。

勘違いの涙・・・チャンスを逃がしちゃだめだよって言うおじいちゃんのビデオ・・・そして!!!という最後のところは泣けますねえ・・・

周りには作戦を立ててある意味よけいなおせっかいをやくわけだけど、自分のことになると最後の一歩が踏み出せない・・・そこでおじいちゃんが後押しをしてくれたんですね。

物語の中にいろんな人のいろんな出来事がうまく入っていて・・・面白いつくりです。

自分的にはお父さんの人形が旅をして帰ってくるところが好きです。どうやってそんなことができるのか、何でそんなことをしたのかがわからなかったのですが、ちゃんと最初からそのヒントがあったのですね。なるほど!っておもってしまいました。

なんども写真をとる人も、なるほど!って感じでしたしね。

絵の水を飲む子が一人だけ浮いていて、何をみているのかがわからない・・・ところなんかもなんかいいです。そういう心をくすぐられるというか、ちょっとだけ・・ほんのちょっとだけきゅっとさせてくれるところがいいです。

ただ、八百屋さんへのいたずらは殺しかねないなあ・・・ともおもってちょっと引いてしまいました。あと、飛行機の手紙も、それでいいのかなあ・・・って感じだし・・・

あと、喫茶店の2人をくっつけるいたずらは、そのままハッピーエンドでなく、男が同じ過ちを犯しているところがいいです。テープで証拠を集めているというのも面白いですね。それと、そのたばこ売りの女の人が恋愛するときれいに見えてくるから不思議だ。そういうところなんかもよくできている気がしました。


教育基本法

2006年12月18日 | ほか
教育基本法が強行、成立されました。
自分も、この間、街で強行反対の宣伝をしたりしました。

教育基本法の改悪がされて、それは、一面的にみれば、憲法改悪のレールに沿って、政府の思惑通りのことが進んだようにも見えなくはないのですが・・・

強行した側は、自分達に大義があると思うなら、やらせやさくらを使うとか、数で強行するとかする必要はないわけです。世論を恐れての行為としか思えません。そして、無理やり成立させたはいいけれど、これで向こうは安心できるかというと、そうではないと思います。無理をすればするほど、その反発は大きく、新しい力がうまれ、育ちます。今回の出来事は、新しい憲法を守る力、教育を守る力を育て、成長させたように思えます。

グッドナイト & グッドラック・・・・

グッドナイト&グッドラック

2006年12月18日 | 映画 か行
グッドナイト&グッドラック 豪華版

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白黒で当時の雰囲気を出すためなのでしょう。昔の白黒映画を観たときと同じ雰囲気があります。なんとなく風景の広がりがないというか・・・そういえば、室内だけでお話が進んでいます。

別に共産主義擁護のお話とか、そういうことではありません。ただ、真実と正義に忠実であること、それがジャーナリズムの精神だと、言いたいだけだと思います。

それを時の権力はつぶすわけですね。共産主義のレッテルを貼って。

共産主義そのものの見方が偏見に満ちているとは思いますが、それでも、アメリカ国民として、自由と正義を貫く姿勢こそがアメリカ国民にとっての誇りであったのでしょう。その思想はなんら共産主義に負けることはない。だから、謀略によって封じ込めることではなく、思想、論争で対決すれば必ず勝利できるという確信があったのでしょう。
だからこそ、彼らは、理不尽に立ち向かったわけです。

最後の言葉は現代のテレビ報道の状況をみても重いです。
「もしテレビが娯楽と逃避のためだけの道具ならもともと何の価値もない・・・テレビは人を教育し啓発し心さえ動かします・・・だがそれはあくまで使う者の自覚次第です・・・それがなければテレビはメカのつまったただの箱なのです」

いま、うちのテレビはアンテナをはずしてしまっていますので、みることはないんですが、テレビが国民に与える影響を考えたときに、このままでいいのか、考えてしまいます。
先日教育基本法の改悪案が成立しました。その前の日に、委員会で強行されたときに職場でテレビをいくら回しても、そのことについてふれているチャンネルはありませんでした。その翌朝の新聞の一面も、そのことを重大問題としとりあげている記事はありませんでした。

さすがに成立してからは一面トップを飾っていました。成立してしまえば、世論に対して責任を負わなくて済むからだとは思います・・・

そういえば、古館さんが報道番組で石原知事のトーキョーワンダーサイトの問題をとりあげた後に、正確な言葉は忘れましたが、なんか報道がみみっちくなって、政治のあり方とか、そういう本筋の報道が少なくなってきたように思います・・・みたいなことを言っていましたが、その報道に携わっている本人が言う言葉じゃないと思いました。石原知事の都政私物化の問題はそんな意地汚いみみっちい男がちょっとそそうをしたみたいなちっちゃいことではなくて、そういうことに矮小化しないで、きちんと、都政のあり方、税金の使い方、政治の本筋としてその問題を検証するのが報道の役割だと思います。

だから、報道番組なんかに問われるわけですよ。一つ一つの問題をきちんと権力やスポンサーの思惑から番組を切り離して真実のみに忠実で公正な立場で報道できるかが。日本のマスメディアの状況はそうなっていないのが現実です。

映画の話に戻りますが、タバコが気になります。番組でタバコをすいながらやるというのもある意味すごいことです。


遅れた電話

2006年12月17日 | ほか
荷物の到着予定時間が2:30だったと、まあ、こうおもいねえ・・・

うん、おもった

荷物の到着が30分遅れて3:00についたと・・・思いねえ

うん、おもった。

4:10分に「30分遅れます」って連絡があったと思いねえ・・・

あ・・・ありえねえ・・・

というわけで、「遅れる」という電話が遅れたという話でした。