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これは泣けます!
すばらしい!
彼女たちにとって夢の実現とはただ売れるだけじゃなかったんです。そうです。ソウルです。魂です。魂の叫びを聞け!って感じですね。
売れるためになんでもする!というのも、1つのあり方としてはあると思います。仕事としてはありです。この業界はある意味売れて何ぼですからね。本物でした。でも売れませんでした。なんてことは誰ものぞんでいないと思うし。
実際、「やりたいようにやる。売れるかどうかなんて関係ない」なんて突っ張った発言してる人もいますが、売れてる人がいうからそれなりに説得力が出るわけで、(そういう発言最近はあまり好きじゃないです。プロなんだから。客を喜ばせなきゃね)売れない人が言ったら、「ただ、才能がないだけだろう!」となるわけです。ただの負け惜しみにも聞こえます。
でも、会社側はそれで満足だろうと思いますが、「アーティスト」だったら、そこで満足はできません。どこかで自分の追及が始まるわけですね。それが歌唱力だったり、音楽そのものの才能だったり、思いを伝えるメッセージだったり、いろんな追及はあると思いますが、自分の可能性にかけたくなるのは人間であれば当り前の欲求として出てくると思います。
人間が本当に成功した!成し遂げた!と思えるときって、自分の思いをその作品にぶつけられた時だと思うし・・・
あ・・・でも、売るのも才能ですね。そういう意味では、あの悪者になってしまった人は、売る才能の追求のしかたが、ファミリーの統制であり、ファミリーを売る機械にしようとしたわけですけれど・・・ファミリーの団結そのものをいつのまにか失わせてしまったんですね。まあ、みんなに見捨てられた彼は、ざまあみろですが、かれは、その世界で生きて行くのでしょう。機械を操って。それも生き方だ。
・・・というわけで、いろいろ泣けるシーンがありますが、最後に4人目が紹介された時、もう、ボロボロ泣きました。・・・今も思い出しながら涙が・・・中身のない風船のように人気だけが膨らんでしまったドリームガールズ。解散コンサートで本当の夢をつかむことができたのかもしれませんね。歌いたいように歌うこと。グループの皆が心で結びつくこと。そして、お客さんと心が結びつくこと。みんなの願いがかなった瞬間でした。絶対にこうなってほしいエンディングのとおりに話をしてくれたので大満足です。
・・・ああ、よかったよかった。
これはサントラもほしいな。魂の叫びを聴きたいです。