三国志 全12巻完全版 地図付 | |
吉川英治 | |
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終わりました。この本は、諸葛亮が死ぬところで終わりになってます。大活躍した人が死んでいく様は、本当にはかないです。まあ、大活躍ということはそれだけ人を殺したということなのだけれど。
そうそう、後半に近代戦みたいになっているのにもびっくりしました。この人たち、機械を使ってる!みたいな。
この本を読んでいる間にイスラム国の人質事件が起きましたが、三国志当時と今の人間の命の重みが全く違うことを感じつつ…。
その事件がなければ、首を切られたみたいな表現に対して、なんとも思わなかっただろうに。
うーん・・・
(自分にとっては)短い期間で読み終えることができました。
気になったのは、孫権の妹ですね。ネットで調べたら、後に戻った後、劉備の死を悲しんで身を投げたと「演義」ではなっているけれど、史実は、子どもをとり返された後に、別宅に住んで、その後の記録がないとか何とか・・・、もともとの結婚生活自体がかなりぎすぎすしていたような印象でした。