唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

アバター

2010年04月29日 | 好きな映画・良かった映画
アバター [初回生産限定] [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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記事が消えたぞ!!
まったく・・・

2度目ですが面白かったです。
2Dのが自然で面白く見れた気がします。
この話になる前の流れに興味を持ちました。
といっても、これっきりの話だろうけど…

こういう話って、古臭い部族みたいのが多いですよね。

最初から大きい飛行機を集中して狙えばよかったのに。
正面から挑んでいって、森の中の地の利を生かせてない気もする。
あれだけ地の利はこちらにあるみたいに言っておきながら…

・・・というわけで、面白かったです。

ATOM

2010年04月28日 | アニメ
ATOM スタンダード・エディション [DVD]

角川映画

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中学生の頃、手塚治虫にはまった時期がありました。陽だまりの樹やアドルフに告ぐ、MW、ブラックジャック、W3、ブッダ、もちろん、火の鳥も全部揃えました。他にもアラバスター、グリンゴ、三つ目がとおる、七色インコ、手塚治虫の作品を買いあさったものです。でも、
すべてをそろえるところまではいきませんでしたが…

でも、初期のころのマンガはあまり好きになれなくて・・・
だから、鉄腕アトムも、それほどはまることはなかったのです。
手塚治虫といえばアトムなんだろうけど・・・
世代がずれているのかも。
アニメで何回もリメイクされているし、それに合わせて、連載なんかもしていたんだろうけど、全く読まなかったです。

だけど、アトムの心はなぜかしみ込んでます。

この映画は、日本でつくられていないし、あのアトムをどれだけ切り刻まれちゃうのかと、ちょっと不安でしたが、自分的には、アトムの心をきちんと守っていると思いました。
むしろ、日本でつくっていないからこそ、そこが残ったのかもしれません。日本でつくったほうが今は怪しいですからね。

お父さん・・・天馬博士をニコラスケイジがやっているんですね。それがすごい。そうやってみると、たしかにニコラスケイジっぽい顔してました。

アメリカ的な表情とか、セリフがとてもはまり込んでいて、ちょこっとしたイタズラというか、ギャグというか、そういうお遊び的なところも良かったです。

最後のあまりにも理解のあり過ぎる終わり方は気に入らないところもあるけれど、基本的にやさしい映画でよかったです。

コーラがいい味出してました。

最後はスーパーマン的な終わり方でした。ヒーローの誕生みたいな。そこはちょっと残念な感じもします。
結構いいシーンもあっただけに、最後に締め方が残念です。


鉄腕アトム《実写版》DVD-BOX [1年間の期間限定生産]

ジェネオン・ユニバーサル

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鉄腕アトム ベスト・セレクション 誕生編 [DVD]

コロムビアミュージックエンタテインメント

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鉄腕アトム(1) (手塚治虫漫画全集)
手塚 治虫
講談社

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クライマーズ・ハイ

2010年04月24日 | 映画 か行
クライマーズ・ハイ [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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自分の分類としては、K-20と同じ部類ですが、こっちは結構・・・いや、かなり面白かったです。せりふが鼻につくところもありますが、リアルな感じを出そうという作った側の意図なので、これはこれで正解だったと思います。鼻につくと言うのは、なんとなく、リアルすぎてうそっぽいというか、会話と会話の間に間がないと

新聞記者の仕事をかっこよく、スリル満点で見せてもらえます。
ただ、現実の出来事の中でのやり取りなので、新聞記者のプロ意識と、人間としての心情の間には距離があることも感じました。あの最初に山に登った交通事故で死んじゃった人が人間としての心情がはっきりと出ていたと思うのですが、新聞と言うのは、大衆に溶け込んではいけないんだろうと思います。そういう点で、この映画は非情な人たちを描いてます。死んだ人たちを利用して、他社と勝負してるんですから。その交通事故で死んじゃった人をとめられなくておかしくなっちゃった人に対しても、どうってことないんですよね。

いがみ合ってきた人と最後は協力的になるところなど、できる男どもの情熱ドラマみたいな感じも、くさいけど、くさくしてない。いや、やっぱりくさいか。

クライマーズハイ。山を登っているうちに夢中になって、どんどん登ってっちゃうことを言うみたいですけど、山を登っているところと、新聞をつくっていく中でハイになっていく感じを重ね合わせながら・・・最初はそれがちょっと退屈だったけど、結果的に結びつけたところはよかったかも。

そして、チェック、ダブルチェックで、はっきりと裏を取らないものは記事にしないと言う信条は、とても大切なことだと思いました。

御巣鷹山の事故の被害者と遺族の物語ではないし、真相を究明する映画でもないので、そういう観点でない、新聞を作っている人たちのものがたりとして、面白くみれました。


スーパーマン

2010年04月23日 | 映画 さ行
スーパーマン ディレクターズカット版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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この前、ユーチューブで渥美清さんが寅さんについて語ってるのを観ました。
「スーパーマンの撮影中に、子どもたちから「飛べ!飛べ!」って言われたっていうエピソードを紹介して、「ても、飛べないもんね」ってちょっと悲しそうに言っていました。

それは、自分=寅さんという、国民の期待の重圧を感じて生きてきた渥美さんならではの発言だと思いますが・・・

スーパーマンが映画化されるということへのアメリカ国民の期待は相当なももだったんだろうなと想像するわけです。

スーパーマンは、別に人を殺したりするわけではなく、ただただ、困っている人を助けるだけです。純粋なんです。スーパーマンの頭の中では、政治も何もかかわらないわけです。
そういうヒーローの象徴が、実際に存在したら、現実社会の中で、どのような行動に出るかはちょっと興味を持ちました。

今は、今の世相を反映してか、勧善懲悪では話が単純過ぎてうけない気もします。そんな時代だからこそ、スーパーマンみたいな、純粋な存在は貴重な気がします。

できれば、思い込みの強い、アメリカ的正義に利用されないことを祈りつつ…

話が古いので、ちょっと、間延びして退屈しましたが、スーパーマンの人気を感じられる作品でした。

怪人二十面相・伝

2010年04月23日 | 映画 か行
K-20 怪人二十面相・伝 通常版 [DVD]

VAP,INC(VAP)(D)

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魂を感じない作品。
マンガの映画化とかはやっていて、映画の流れみたいになってますけど、そういう発想の貧困さが前面に押し出されたような、貧困な時代にふさわしい作品と言いますか・・かなり薄っぺらでそういうところは、予想どおりでした。

金城武さんは好きな俳優さんだけど、金城さんの魅力を引き出すどころか、魅力を殺してます。
他の俳優さんや女優さんもそうです。

勘違いの時代の流れに乗って、魂のないまま、ただ金儲けか、話題作りか知らないけれど、映画をつくりたいという要求とは違うところで作品が組み立てられている気がします。

もし、「そうじゃないよ、一生懸命作ったよ」というのであれば、それでこれかよ!ってことになるわけですね。

素人でもできそうな…いや、素人のが面白いのをつくりそう…
自分が映画の素人だからこそ思うのですが、素人をがっかりさせるような作品を安易につくるのは、どうかやめにしてほしい。俳優さんも、もうちょっと映画を選んでほしい。

観るのをやめればいいじゃないかといわれるとつらいところですけど、こっちは見てみないとわからないから、駄作だろうと感じつつも、一応見ておこうと、思ってしまうわけですね。

駄作をつかまされる方が悪いのかな?
一番悪いのは、駄作でももうかりゃいいと思っていい加減につくる方だと思うけど…


サンシャイン・クリーニング

2010年04月15日 | 映画 さ行
サンシャイン・クリーニング [DVD]

ポニーキャニオン

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この話も、まわりから見てダメな人の話。
でも、そのダメって何なの!?というのを考えさせられます。
商売に成功して金儲けしたり、一流企業に就職したり・・・それが勝利者で、部屋掃除のパートで必死に生きている人は負けなのか。仕事がうまくいかなくて、仕事を転々としている人は負けなのか、商売に失敗して金儲けできなかったら負けなのか。金をもうけるという点で優劣をつけるならば
負けですが・・・果たしてそれが人の人生にとって一番大事なことなのでしょうか。
どこでもぺろぺろなめちゃう子どもは、他の子よりも劣っているのか・・・

いろいろ悩みを抱えながら、生活をよくしようと必死に頑張っているときの姿がやっぱり美しいと思います。

レスラー

2010年04月13日 | 好きな映画・良かった映画
レスラー スペシャル・エディション [DVD]

NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)

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ミッキーロークって・・・・こんな人でしたっけ?
それはともかく、プロレスってすごい。
ああやって、段取りつけてるのか・・・
それにしても、恐ろしい・・・
体をぼろぼろにしながら、人生を棒に振って・・・
いや、彼にとって、これこそ人生・・・結局そういうことですね。
人気絶頂のときは遊びまくったのかも。

子どもに見放されて好きな人ともうまくいかず・・・・心臓発作から、プロレスを引退したものの・・・結局現実の世界の方が彼にとっては厳しい世界で・・・
自分の生きる道はリングの上・・・死ぬとわかりつつもそこしか居場所がなかったワケで・・・

一般人として「ダメ」なひとは、肝心なところで「ダメ」で、選択も「ダメ」な方にしてしまうものなのかもしれません。でも、それは、一般人の「ダメ」のレッテルは、きついですよね。生きる場所を失ってしまう。その人は必死にあがいて、必死に生きているのに・・・

自分が死んで後悔させてやる・・・的な・・・自分好みです。一番好きなシチュエーションですね。
できれば、その話の先まで・・・そう、あの女2人が後悔するまでを見せてほしかったなあ・・・ん・・・そういう話ではないかもしれないけれど、娘のキズにもなり、彼女のキズにもなれば、してやったりです。でも、そんなキズは、いつか消えてしまって、記憶の彼方なのかもしれませんが・・・

まあ、映画としてはその後がどうなったかわからないで終わって正解かも・・・
あの女の人が、自分の試合を観ててくれることを期待してそこに目をやるといなかったというところもいいところですね。さっきの好みで言えば違うけど、映画としてはその方が芸術点は高いでしょう。

ブルーススプリングスティーンの曲は途中で止めちゃったけど・・・クワイエットライオットとか、ラットとか、良かったですね。それとガンズがイコールなのがちょっと不思議でしたが・・・

ゴースト・ドッグ

2010年04月12日 | 好きな映画・良かった映画
ゴースト・ドッグ [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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ささやきのような作品

こう書けば、誰かが間違って、深い考えをする人なのかな?と、思ってくれるかもしれません。

静かな流れの中で、静かに、冷静に人を殺します。ちょっとしたアクシデントから、人生が狂ってしまいますが、それも、誰を主にしたかで、遅かれ早かれ、こうなる運命だったともいえるのかもしれません。

武士道とは、誰につくかで、生きるも死ぬも、才能を生かすも殺すも、決まっちゃうのかもしれませんね。

おっきい黒人と武士道・・・なんかはまりそう。拳銃の納め方とか、ユーモアがあって面白い。

笑っちゃうところも結構ありますね。

フランス語しか話せないアイスクリーム屋と本好きの子どもと、羅生門好きのボスの娘が面白い。

ボスが、まんがに出てきそうなボスです。

安彦さんのマンガに出てきそう。
みんな個性的で面白いです。

ribbon

2010年04月11日 | 音楽
「ribbon」SINGLESコンプリート

ポニーキャニオン

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ユーチューブで観ちゃったんですよ。
その当時、会社の寮で2人部屋だったんだけど、その相方がリボンを好きだったので、何となく自分も脇で聴いていて・・
深夜にリボンの番組やってて、友達はそれをビデオにとって観てました。だから、自分も観る破目に・・・
その人は、東武動物公園にコンサート観にいってました。
そんなこんなで、何となく気になってみたら、それが止まらなくなって・・・
だんだん記憶が蘇ってきます。それまでは、「バーボンのパパ」しか記憶に残ってなかったけれど・・・
そのうち、CD買っちゃうかもしれません。
永作さんは今でも女優として頑張ってますが、他の二人はどうしてるかな?

・・・って言うか、その相方はどうしてるかな?


GOAL3

2010年04月11日 | 映画 か行
GOAL!3 [DVD]

ポニーキャニオン

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がっかりです。この作品、回を重ねるごとに悪くなっていく。これは最悪な映画です。
主人公が入れ替わって、どうでもいい作品になってしまいました。やっとワールドカップだっていうのに、この中途半端さ。予算なさそう。よく演技できるなあ・・・
それならただワールドカップの映像を見ただけのほうがいいよね。

サッカーやれよ!

人間模様もちゃちいですね。

子どもとのやり取りは良かったけどね。

マイレージ、マイライフ

2010年04月11日 | 好きな映画・良かった映画
マイレージ、マイライフ [DVD]



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実際に首を切る・・・解雇を通告する専門家がいるのだろうかと思ったら、いるみたいですね。

今の不況はそういった人たちのかせぎ時なわけですけど…

首を切っては飛行機に乗り、次の解雇宣告の場へと転々として、根なし草で、その生活を自分の生き方の選択として疑問にも思っていないわけです。
そんなところにも、効率化の波が押し寄せ・・・解雇もわざわざ現地に行かなくてもインターネットを使えば簡単にできるってんで、そこから話が進んでいきます。

直接面と向かって会った方が人間的だ・・・なんて、途中考えてましたが、良く考えたら、その仕事自体が人間的でないわけで、いくら、表面上その人を気遣っているように見えたとしても、結局は、冷たい宣告をすることだけが仕事なわけで…そこに心を入れ過ぎてしまうと、やっていけなくなるわけです。

ネットで解雇しようが、直接会って華麗な話術で解雇しようが、おんなじですね。
ひとりひとりの生活や家族のことを考えたら、それがどんなに残酷なことなのかがわかります。

若い女の人の導入しようとしていた効率化は、この冷酷な仕事の具体化というか、発展形態だったかもしれません。その作業に人間味はいらないのだから。むしろ、直接出向かない分、解雇を宣告する側にしてみれば、テレビゲームのような感覚で、大量の解雇をできるのかもしれません。

しかし現実には、ひとりひとりの人生なんですよね。
会社にとってはただの金・・・数字であっても・・・

その若い女性は自分が買い越した人の自殺をきっかけにその会社を辞めてしまいます。
人間は頭でいろいろ考えてシステムをつくるのですが、結局のところ、現場に行かないと現実はわかりません。
今の日本の政治家たち(一部を除いて)のくだらない議論は現場を知らない頭だけの議論だから、あんな無責任な話ができるわけで…

そして、主人公だって、旅先(?)で出会った女性といい関係になって、今までの自分の生き方に疑問を持ち、本当の心のゆとりというか、幸せの意味を考え、彼女と一緒にいたいと思うわけですが…

まあ、観てのお楽しみということで・・・・

いろいろ考えさせられます。やり取りが楽しくて、時間をあまり感じさせません。

インタビューに出ている解雇された人たちは、本当に解雇された人たちだということです。

ヘルボーイ ゴールデン・アーミー

2010年04月11日 | 好きな映画・良かった映画
出てくるキャラクターのデザインがいいですねえ…
何か温かみを感じる。

お話も面白いです。そしてちょっと悲しい話です。
最初のころのボンボンテンポよく出てくるセリフはほとんど読み取れなかったけど、何となく雰囲気を味わえばそれでいいかなというような大した意味のない会話だと…勝手に思ってますが、なんというか、そういう感じがかっこいいんですよねえ・・・

ヘルボーイはかっこつけてて動じなくて、でも、結構動揺して・・・そういう間抜けさとかっこよさが同居しているところがいいんですよね。

半魚人みたいな人の恋愛模様も美しいです。涙なしには語れません。

敵もただの悪者ではなくて、彼なりの正しい道なわけで…そのために父親も殺しちゃうわけだけれども、それも、大義のため。・・・それが正しいかはどうかではなく、その選択はアリだと思うわけです。

そういう、選択の無茶なところがないんですね。

自分たちの生きる道を模索した結果ですからね。

女の人、前よりきれいになってる・・・

2009-07-19

ヘルボーイ ゴールデン・アーミー リミテッド・バージョン [DVD]

UPJ/ジェネオン エンタテインメント

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2012

2010年04月06日 | 映画 な行
2012 スタンダード版 [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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よく考えたら、スピードレーサーよりも嘘っぽいですね。
ありがちなハリウッド的な家族愛。大統領が美しく描かれるのもそれっぽい。死ぬ人はちゃんと死ぬし、そういう場面もきちんと用意されていて…
周りがどうなろうと生き抜こうとする家族たちに何を見せたいのだろうか・・・人間いざとなればそんなものと言わんばかりに、邪魔な高齢の運転手に怒りをぶつけ、その人たちの死を当然のように描く。
家族を助けるためなら命を投げ出すっていうのも、なんか、押しつけられた正義感って感じですごい胡散臭い。

偉い人が高いところから下りてきてくれることへの願望が強いのでしょうか。そんないい人だったら、それまでの政治の時に下りてきてほしいって感じですよね。

何もかもがアメリカ中心の連帯。



もううんざりな感じの予言が出てくるストーリー。
ぎりぎりで助かっちゃうのも、そうなるのがわかってるので、何もスリルはないし。
あれだけ地震が起きてるのに何で走れるの!?と思っちゃったり、もう、何でもいいやって思わせてくれます。

予想通りのハリウッド的超大作でした。