ィやあ、殺すわ殺すわ。気持ちよく人を殺していきます。血は飛ぶ手は飛ぶ足は跳ぶ首は飛ぶ。すごいすごい。
スピードのメリハリと、迫力ある音楽で大量殺人をたっぷりみせてもらいました。
あのころの人間の命なんて、意識としては、そんなものといえばそんなものかもしれません。でも、あれだけ殺す能力を突き詰めていった手に職を持った戦士が死んじゃうのは勿体ないと思いました。そんなことを考えてまた考え直しました。奴隷なら何万人死んでもいいわけじゃない。むしろ悲劇は奴隷の人たちだよなあ・・・自分の意思とは関係なく戦いにかり出されるなんて・・・戦士は戦場で死ぬことを喜びとしているみたいだし・・・
自由のために孤立してでも命をかけて戦う・・・これって、意図的なんでしょうか。自由を奪うペルシャ軍=イスラム、孤立してでも自由を守るスパルタ=アメリカと置き換えると、今は孤立しちゃってるけど、正義はこっちにあるという、アメリカのあがきのようにも見えました。そこまで考えてるかどうかはわかりませんが・・・
アメリカにとっての自由は、アメリカだけの自由であって、アメリカの自由は、他国の抑圧の上に成り立つ自由だから、それは成り立たないんだけど・・・
こういう風に見たのは考えすぎかな?
信念があるのは大事だけど、間違った信念は持っちゃいけないな。
信念をもつにしても、それを持続するには体力もないとね。なんか、よくわかりませんが・・・
しかし、スローが多すぎる。
2007-06-26 22:50:42
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
都市国家スパルタ
本名ラケダイモン。
紀元前10世紀頃からギリシャに侵入したドーリア人たちが、先住民を奴隷として支配して築いた国家。被支配民の反乱に備えるために軍営国家の様相を呈し、古代ギリシャ世界最強の陸軍力を誇った。
軍事力維持のために青少年を厳しく鍛え、このため後世に「スパルタ教育」の名を残した。
紀元前431年~紀元前404年のペロポネソス戦争でアテナイを破ってギリシャ世界の覇権を握るが、のちにテーベ(テーバイ)に敗れて衰える。
映像のすさまじさ。首や腕や脚がぽんぽん飛んでいるシーンをゆっくり見せ付けてくれます。殺戮に映像美を求めるという不謹慎さですが、本当なら目を覆いたくなるような残虐なシーンを美しく映像にしているので、目を覆いたくなるとか気持ち悪くなることはなかったです。死体の山を見ても平気なのは感覚が麻痺しているから?
実際にその当時の一人間の存在意義なんていうものはそんなものだったのかもしれません。
戦士というのは、人を殺してこそ存在意義がある人たちですしね。
あんだけ大量の死を目の当たりにして平気な戦士が、息子の死を目の前にしてかなり動揺する。これは矛盾のようでいて真理な気がします。自分の息子と同じようにみんなを人としてみてしまったら殺しなんてでききません。国家や集団が、相手をさげすむことように仕向けて、相手を人と思わせないようにすることで戦争ができるんじゃないかと思います。
自爆テロの死んだ犯人と一緒に記念撮影、旧日本軍も死体を前にして記念撮影しているのが残ってますが、同じ人と思ってたらできない行為です。
スパルタの王様が言っていた「自由」の言葉。市民の中での平等(奴隷がいるにしても)の価値観があったなかで侵略に対して立ち向かう「自由」の意味は重い言葉だと思いました。重い言葉だけど、この映画からそれが伝わってくるかどうかは別ですが。アメリカが戦争の口実によく使う「自由」の軽さをどこかで感じでしまいます。
スピードのメリハリと、迫力ある音楽で大量殺人をたっぷりみせてもらいました。
あのころの人間の命なんて、意識としては、そんなものといえばそんなものかもしれません。でも、あれだけ殺す能力を突き詰めていった手に職を持った戦士が死んじゃうのは勿体ないと思いました。そんなことを考えてまた考え直しました。奴隷なら何万人死んでもいいわけじゃない。むしろ悲劇は奴隷の人たちだよなあ・・・自分の意思とは関係なく戦いにかり出されるなんて・・・戦士は戦場で死ぬことを喜びとしているみたいだし・・・
自由のために孤立してでも命をかけて戦う・・・これって、意図的なんでしょうか。自由を奪うペルシャ軍=イスラム、孤立してでも自由を守るスパルタ=アメリカと置き換えると、今は孤立しちゃってるけど、正義はこっちにあるという、アメリカのあがきのようにも見えました。そこまで考えてるかどうかはわかりませんが・・・
アメリカにとっての自由は、アメリカだけの自由であって、アメリカの自由は、他国の抑圧の上に成り立つ自由だから、それは成り立たないんだけど・・・
こういう風に見たのは考えすぎかな?
信念があるのは大事だけど、間違った信念は持っちゃいけないな。
信念をもつにしても、それを持続するには体力もないとね。なんか、よくわかりませんが・・・
しかし、スローが多すぎる。
2007-06-26 22:50:42
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
都市国家スパルタ
本名ラケダイモン。
紀元前10世紀頃からギリシャに侵入したドーリア人たちが、先住民を奴隷として支配して築いた国家。被支配民の反乱に備えるために軍営国家の様相を呈し、古代ギリシャ世界最強の陸軍力を誇った。
軍事力維持のために青少年を厳しく鍛え、このため後世に「スパルタ教育」の名を残した。
紀元前431年~紀元前404年のペロポネソス戦争でアテナイを破ってギリシャ世界の覇権を握るが、のちにテーベ(テーバイ)に敗れて衰える。
映像のすさまじさ。首や腕や脚がぽんぽん飛んでいるシーンをゆっくり見せ付けてくれます。殺戮に映像美を求めるという不謹慎さですが、本当なら目を覆いたくなるような残虐なシーンを美しく映像にしているので、目を覆いたくなるとか気持ち悪くなることはなかったです。死体の山を見ても平気なのは感覚が麻痺しているから?
実際にその当時の一人間の存在意義なんていうものはそんなものだったのかもしれません。
戦士というのは、人を殺してこそ存在意義がある人たちですしね。
あんだけ大量の死を目の当たりにして平気な戦士が、息子の死を目の前にしてかなり動揺する。これは矛盾のようでいて真理な気がします。自分の息子と同じようにみんなを人としてみてしまったら殺しなんてでききません。国家や集団が、相手をさげすむことように仕向けて、相手を人と思わせないようにすることで戦争ができるんじゃないかと思います。
自爆テロの死んだ犯人と一緒に記念撮影、旧日本軍も死体を前にして記念撮影しているのが残ってますが、同じ人と思ってたらできない行為です。
スパルタの王様が言っていた「自由」の言葉。市民の中での平等(奴隷がいるにしても)の価値観があったなかで侵略に対して立ち向かう「自由」の意味は重い言葉だと思いました。重い言葉だけど、この映画からそれが伝わってくるかどうかは別ですが。アメリカが戦争の口実によく使う「自由」の軽さをどこかで感じでしまいます。