権威

「人の子は地上で罪を赦す権威を持っている」マタイ9：6

イエスは普通の子どもとして生まれ育ち、普通の人として生活したようですが、
同時に”神としての権威”を有していたようです。

それがどのような仕組み（？）なのかは分かりませんが、
例えば、創造の業においてもエホバが一人で働いたのではなく、
彼の指示の下に多くの霊が共に働いたのではないでしょうか。

アダムの時代から多くの天使が主の指示の下で働いているように、
主に従う霊は前世から彼と共に働いています。

そのような人々にも”何かしらの権威”が与えられているのでしょうか。
”予任”がそれに当たるのではないかと考えていますが、
それがどのような仕組みになっているのかは、わたしには分かりません。

癒し

「子よ、しっかりしなさい、あなたの罪は赦された」マタイ9：2

中風で苦しんでいた人は自分で歩くことができず、
床に乗せられたまま運ばれてきました。

彼は癒されたときに、その業に感謝したことでしょう。
それと同時に”主の所まで運んでくれた人々”にも感謝したはずです。

主の所へ行きたいと願う人々が共に歩んで
主のみもとに辿り着けるように助け合うのが教会の目的です。

また大切なことは、癒された人自身に望みがあり、
それが正しいものであったから癒しが与えられたということです。

更にもう一つ理解すべき点は、主が癒したのは基本的に主のもとへ行った人々です。
それは実際の行動においてもですが、”霊的な意味での行動”が伴わなければなりません。