主の方法

聖文で救い主について読むときに…救い主の方法についてどのような印象が残っていますか。
救い主の方法…とはどのようなことでしょうか。
（救い主の方法で教える）

お金は幸せな生活のために必要なものですが、
その使い方を誤ると、お金がいくらあっても幸せを得ることはできません。

福音は人を幸せにするものですが、
主の言葉を知っていても、主の方法に従わなければ、幸せを得ることはできません。

救い主の方法で教えるためには、救い主の方法を学ぶことが必要です。
「救い主の方法で教える」から学ぶことは、「救い主の方法」を学ぶことです。

義務感と望み

‟聖典を読まなければならない”という義務感は、
主に従いたいという心の表れであり善いものです。

聖典を読むことから喜びを得るようになると、
その義務感は‟読みたいという望み”に代わってきます。

福音から最善の喜びを得る方法は、主の御霊を受けることです。
わたしはそのために、モルモン書を読むときに三つの決意をします。

・　記されている言葉に心を向ける
・　記されている事柄を自分に当てはめる
・　御霊の促しを受け入れる

主の従いたいという望みは、義務感ではなく、
心の奥から湧いてくる望みであり、御霊によるものです。

この決意も、義務感ではなく、‟そうありたいという望み”です。
‟望みからくる決意”は主の御霊をもたらします。

義務感と望み、どちらも善いものですが、次の聖句は参考になるかもしれません。
「やむを得ずへりくだっているので幸いである…自ら進んで心からへりくだるものはなおさら幸いである」アルマ32：14