赦す

喜びの便り　12月6日
過去に起こったことを消し去ることはできません。でも赦すことはできます。
（灰に変えて冠を：赦しに至る道　イー姉妹）


「赦したのなら、そのことについては忘れるべき」
そんな話を聞くことがあります。

過去を消し去るなんてことができるのでしょうか。
忘れることができる程度のことであれば悩みはしないでしょうね。

忘れたふりをするのでしょうか。
それが問題の解決になるとは思えません。

赦すとは、消し去ることではなく、‟ありのままを受け入れる”ことです。
それが難しいのですが…

神を忘れる

主の道　12月6日
「どうして…神が助けてくださったその日に、神を忘れることができたのか」ヒラマン7：20


人は苦しみのあるとき‟やむを得ず”神に助けを求めます。
‟苦しいときの神頼み”というやつですね。
それでも求めるなら祝福を受けます。

祝福されて苦しみのときが過ぎ去りました。
さて、どうなるでしょうか。


‟やむを得ず”の心のままであれば、
簡単に忘れてしまうでしょうね。
必要がなくなれば、感謝を忘れ、
神をも忘れてしまうことでしょう。

自ら進んでへりくだる心であるなら、
感謝を忘れることはありません。
感謝がある限り、神を忘れることはないでしょう。

「やむを得ずへりくだ…るの…は幸いである。…自ら進んで心からへりくだる人々はなおさら幸いである」アルマ32：14