モルモンの泉

個人的に信じていること、感じていることを書いてみました。
気楽に目を通していただけるなら幸いです。

目を覚まして

2019-07-21 06:16:25 | 福音について
「わたしと一緒に目を覚ましていなさい」(マタイ26:38)

悪い夢を見て、目覚めて夢であったと分かりホッとしたことはないでしょうか。
思い返してみるとあり得ない内容で、怯えた自分が馬鹿らしくなります。
夢ほど極端ではなくても現実に同様の経験することがあります。

人間関係で問題が起こり、心配してあれやこれやと悩み、
何度も話し合い、手を尽くしても良い解決法が見つからず…といった頃に、
当事者本人は何事もなかったかのように…、なんて経験はありませんか。

後になって冷静に振り返ると、右往左往していた自分が馬鹿らしくなります。
まるで状況に酔い、目まいを起こしているかのように正しい判断力を失い、
騒ぎ立てたことが恥ずかしくさえ思えるのです。

「苦しめる者、酒にではなく酔っている者よ、これを聞け」(イザヤ51:21)
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戒め

2019-07-20 05:58:31 | 福音について
「わたしを愛するならば、わたしの戒めを守るべきである」(ヨハネ14:15)

シートベルトや飲酒運転など、道路交通法が厳しく改正されて、
交通事故の死亡者数は半分以下にまで減少しました。
交通ルールの目的を果たしたわけです。

教会には“戒め”と呼ばれるものがあります。
「戒めが厳しい」嘆く人はその目的を理解できず、恩恵を感じてもいません。
戒めの恩恵を受けているなら、喜んでそれに従っているはだからです。

主の戒めとは「幸せになるための主の方法」です。
厳しくすれば幸せになれるわけではありません。
心から喜んで従うときにその恩恵がもたらされます。

「わたしは御心を行うことを喜びます、あなたの掟はわたしの内にあります」(詩篇40:8)
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道を備える

2019-07-19 05:27:46 | 福音について
「荒野に主の道を備え、砂漠に我々の神のために大路をまっすぐにせよ」(イザヤ40:3)

夫婦の間に初めての赤ちゃんが生まれることが分かると、
彼らは新しい家族を迎えるための備えをします。
もっとも大きな大切な備えは彼ら自身の心ではないでしょうか。

とは言っても初めての経験ですから何をしていいのか分からないのが現実です。
人から聞いたり、出産から子育ての本を読んだり、思いつく限りの備えをします。
実際に子どもが生まれてみないと分からないこともあり、期待と不安が入り混じるものです。

「その道はあなた方に分かっている…どうしてその道が分かるでしょう」(ヨハネ14:4~5)
イエスと弟子の会話から弟子たちの不安が読み取れます。
わたしたちも同じ状態にあるかもしれません。

「あなたがたは心を騒がせないがよい、神を信じ、またわたしを信じなさい」(ヨハネ14:1)
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立ち返る

2019-07-18 06:04:57 | 福音について
「彼は本心に立ち返って言った」(ルカ15:17)

困難や苦しみ、悲しみの中にあって「立ち返る場所」を持っている人は幸いです。
人生の中で先行きが見えず迷うことは誰にでもあります。
そのような時に振り返ると「やり直せる場所」があるのです。

自分が何者であり、何のためにこの世に生まれてきたのか、
どこへ行くためにこの人生を歩んでいるのかを知っているなら、
そこに原点があり、そこが「立ち返る場所」です。

神が確かに存在していることを知っており、
主に愛されていることを知っているなら、
そこに立ち返ることができます。

「父の所へ帰ってこう言おう、父よ、わたしは…罪を犯しました」(ルカ15:18)

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願い

2019-07-17 18:48:28 | 今日の一言
おしゃれな人は「もっとおしゃれになりたい」と思い
スポーツ好きな人は「もっと上手になりたい」と思う

人生を喜んでいる人は「もっと喜びたい」と願う
その願いはよいものであり、人を幸せにする
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