月の瓶詰~ブログ版~

こぼれゆく時の欠片を瓶詰に。

ARASHI 10-11 TOUR 'Scene' ~君と僕の見ている風景~、記録その三。

2011-01-18 17:16:13 | 嵐さん
1月16日14時。
開演2時間前だが、既に物凄い人の波。
グッズを買う人、入場を待つ人、
そしてチケットがないか最後の望みに賭ける人々の姿。

心して見届けなければ、と思う。

入場の際には、カメラ類がないか簡単な荷物検査と、
手作りうちわのサイズチェックが行われる。(公式うちわより大きいものは不可。)

会場は、外野席からグラウンドにかけてステージがあり、
残りの平地部分にアリーナ席が設置されていた。(椅子あり。)
ドーム自体初めて入ったので、何もかもが珍しい。

私の席はスタンド。想像していたより前の方。
周りのうちわを見ると、
相葉さんと翔さんのファンが多い区画の様子。
ファンクラブ加入時に
誰が好きか記入するようになっているので、
席を割り振る際に考慮されているのかも…など思いつつ。
そして、何となく新米ファンが多いような気がした。
 「5×10」はそれまでずっと応援してきたファンとの一つの完成型
 「10-11」はそれから踏み出す新しい一歩
なのかもしれない、と考えてみたり。

すぐ隣の区画は百戦錬磨という印象。
お手製うちわをスタンバイしたり、贔屓のメンバーの色を身につけたり。
(アリーナ席ほど気合いの入った「衣装」の人はいなかった。)

あれ。私の服装…青だらけだっ。
どこからどう見ても、完全なる大野さんファン。
いや、全員好きだから間違いではないけれど。
こんなところで詰めの甘さが出たか…。
うちわや服装は、
誰のファンかを示す大事な表示なのだとようやく気付いた。


16時開演。
ドームいっぱいの、音と光の波。
ビジョンで細部を確認すべきか、実際の景色に目を凝らすべきか。
迷っている暇もなく、興奮の渦に巻き込まれていく。
(双眼鏡はとても間に合わない。)

ゆえに…。
セットリストを書こうにも、順番が思い出せない!
ただただ圧倒されて、時々放心状態になっていたり(^^;

アルバム「僕の見ている風景」からはほとんどの曲が披露された…はず。
あとは、
 「Attack it!」、「ファイトソング」、「Oh Yeah!」、
 「CARNIVAL NIGHT part2」、「ユカイツーカイ怪物くん」、
 「ハダシの未来」、「PIKA★★NCHI DOUBLE」、
 「Happiness」、「Love so sweet」、「言葉より大切なもの」、
 「きっと大丈夫」、「Believe」、「サクラ咲ケ」、
 「Love Rainbow」、「Dear Snow」、「To be free」、
 「果てない空」、締めに「Still...」 
だったと思うけれど…
かなり夢の中でリハーサルしていたのでどれが夢か現実か(^^;
「Love so sweet」ではなくて「One Love」だったかもしれず。
順番はもちろん覚えているはずもなく…。(情けない。)

一部の曲はライトが逆光になってしまったけれど、
可動式ステージで回ってくださるので、スタンド席も楽しい。
特に相葉さんとニノが近かった。
よくよく手を振ってくださる。嬉しくなって、皆、手を振り返す。

何だか、幸せな空間。
アイドルって素敵だなあ、と思った。
全力で踊って、歌って、ドームいっぱいの人が元気になる。

何だか切なくて、泣きそうになってしまった。

そんな小難しいことを考える一方、きゃあきゃあ騒ぎもした訳で。
見出しの写真は「∞」型の紙吹雪のようなもの。
これを捕まえるのに必死で、
「空高く」を半分聴き損なうという失態もありつつ。
この時は比較的あの方が近かったのにさ。
でも、走って移動なさる時に前髪の下のおでこが見られたので満足(^^;
それぞれのご挨拶の時は、
紅白に引き続きカミカミ虫が飛んでいたようで、感動と笑いと。

頭の中がいまだ大混乱、大渋滞。
そういえばこういうこともあった、と突然思い出したり。
とにかく、ステキなグループだなあ、と再確認したのは確か。
日本の片隅で「大好きだー!」とさけびたい。

ツアー最終日ということもあって、アンコールは3回。
最後は嵐さん達の目もうるうるしていたようで。
終演は19時半頃で、スタンド席から順次退場。比較的早く出られた方かな。
(ちなみにグッズはほぼ売り切れていた。)


長かったような短かったような。
まさしく、夢のような時間だった。
今の時代も、そう悪くない…なんて単純な私は思う訳で。