(つづき)
社殿の階段を上る娘に向かい猫たちが次々に飛びかかった。
だが ようやく追いついた僕が娘をガード。娘は社殿の階段を上りきり、そのまま正面の襖をガタガタッと開けた。
すると 先ほどまで興奮しきっていた猫たちが急に大人しくなった。
「ん?」
あまりの急変ぶりに驚きながら、襖を開け社殿の中へと入りこんだ娘につづくと…
六畳くらいの狭く暗い社殿内に 古い和服を着た小さな子供たちが、だまったまま こちらを眺めていた。
「なんだ?この子らは!?」
(つづく)
社殿の階段を上る娘に向かい猫たちが次々に飛びかかった。
だが ようやく追いついた僕が娘をガード。娘は社殿の階段を上りきり、そのまま正面の襖をガタガタッと開けた。
すると 先ほどまで興奮しきっていた猫たちが急に大人しくなった。
「ん?」
あまりの急変ぶりに驚きながら、襖を開け社殿の中へと入りこんだ娘につづくと…
六畳くらいの狭く暗い社殿内に 古い和服を着た小さな子供たちが、だまったまま こちらを眺めていた。
「なんだ?この子らは!?」
(つづく)