八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
早いもので今日から10月、神無月です。年賀状印刷の受付も今日から始まります。年賀はがきの売り出しは11月の1日(月)です。
先日、お見えになったお客様に釣銭の間違いをしてしまいました。多く返すべきを少なく返してしましました。閉店後にレジの現金を数えてみると、打ち出されたレシート(今日の現金売り上げレシート)よりも4000円ちょうど多かったのです。明細票をひとつ、ひとつ調べてみると、16200円のお買上のお客さまでした。
会計時はこんな流れでした。お客様、「では17000円で」と現金をお出しになった。私は金種をよく確認しないで「ありがとうございます。」と受け取り、800円の釣銭を出した。お客様はそのままお帰りになった。
閉店後の精算時に分ったことは、このお客様は1000円札のつもりが一枚、5000円札を間違えて出されていたことです。しかも1000円札の下に5000円札があったと思います。私はお客様の言われたとおりの額面を信じた、というわけです。21000円をお預かりしていました。ならば釣銭は4800円を出して正解でした。その場で気が付けば、全額預かる前に、「この1000円札は多いですよ」と言えたかもしれません。
会計時の現金確認は、売価よりも少ない場合もありますが、お客さまが間違えて多く出してしまう場合もあることを経験しました。しっかり確認が大切と痛感しました。このお客様にはすぐに電話して釣銭間違いのお詫びをさせていただきました。やはり多く出してしまったこと、お気づきになっていらっしゃいました。
▲今後のために紙幣のサイズを調べてみました。
1000円札よりも5000円札は5.5ミリ長く、10000円札はさらに4.5ミリ
長いことが分りました。一番上は100円札です。
左端をそろえたので、右端を見ると違いが分ります。
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