印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

英語版のYouTube動画を公開しました!!

八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

新語?「よさげ」

2013年04月27日 | 徒然(つれづれ)なるままに・・・
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

店頭接客、お客様との会話の中で「良さげのケースを付けて下さい。」と言われました。「良さそうなケース」の意味と解釈しました。同時に日本語の古語に「よさげ」があり、このお客様の生まれ育った環境に「よさげ」の言葉が残っていたのかな、と思いました。

早速に岩波の古語辞典を引いてみたら「よさげ」の古語はありませんでした。接尾語に「げ」があり、「外から見たところ、そのように見える意、気色・様子・感じを表す。」と出ていました。調べ方を変えて、スマホで国語辞書、goo辞書を引いたら出できて「形容動詞、形容詞「よい」の名詞形「よさ」に接尾語「げ」の付いた語。若者言葉。例として「けっこうよさげな番組」「気持ちよさげに歌う」とありました。

古語でなく、若者言葉でした。「よさげ」とおっしゃったお客様は、若者よりもやや年齢的に上の方でしたが、言葉が伝播したのでしょう。仕事の中で、お客様との会話が楽しめればいいな、と思いつつ、また自分が話すよりもお客様の話をよく聞くこと、が大事と思います。


▲朝の散歩道、八重桜が満開でした。
本文とは関係ありません。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttp://inkan-reform.com

楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

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4月26日(金)のつぶやき

2013年04月27日 | 印鑑の業界
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